jinbay

図面AI | 業務:CADデータ(DWG・DXF)の解析

CADデータを、画像にせず
そのままAIで読む。

PDFや画像にすると消えてしまうレイヤ・ブロック・属性の情報まで使って、図面に何が描かれているかを、表とデータにします。

DWG・DXFのデータJw_cad(JWW・JWC)のデータSXF(SFC・P21)の電子納品データIGES・STEPの3DデータCADから出力したPDF
PDFにすると消えるレイヤ・ブロック・属性を使って、何の設備がどこにあるかを読み取ります。 ※ 画面は説明用のイメージです。図面・図番・社名・数値はすべて架空のサンプルです。

CADデータ(DWG・DXF)の解析のAIで、できること

CADデータの解析のAIは、DWG・DXFなどのデータを画像にせずに読み込み、レイヤ・ブロック・属性・寸法・文字を取り出したうえで、それが何の部品や設備で、どこにあり、何とつながっているかを意味として整理します。PDFや画像にすると失われるレイヤや属性を使えるので、図面を見る人に近い読み方ができます。結果は、台帳・表・自社のシステムに入る形で出します。

WHAT WE CAN BUILD

開発できる図面AIの例

貴社の図面とルールに合わせて、たとえば次のような仕組みを作ります。それぞれ、いまの課題・作り方の工夫・期待できる効果をまとめました。組み合わせや、自社システムへの組み込みもできます。

01

図面一式の属性の一括抽出AI

入れるもの
フォルダにたまったDWG・DXFの図面(数百〜数万)
出てくるもの
図番・改訂・品番・材質・作成日の図面台帳
課題
表題欄やブロックの属性の書き方が人ごとに違い、図面台帳を手で作っている。
工夫
ブロックの属性があれば値を使い、無ければ表題欄の文字の位置と並びから読む。属性名の違いは対応表で吸収する。
期待できる効果
図面台帳の作成と更新が手作業でなくなり、図面を探しやすくなる。
02

設備配置図の台帳化AI

入れるもの
工場・建物の設備配置図(DWG)
出てくるもの
設備ごとの番号・名称・置き場所・大きさ・レイヤの一覧
課題
設備の一覧と配置図が別々に管理され、どちらが新しいかわからない。
工夫
設備のブロックと文字を結びつけ、置かれた部屋や通り芯を座標から割り出す。
期待できる効果
配置図と設備台帳の食い違いがわかり、両方を同じデータから更新できる。
03

図面の中身に答える社内検索AI

入れるもの
CADデータ一式と、関連する仕様書
出てくるもの
「この設備の近くの柱は」「この部品を使う図面は」といった質問への答えと、根拠の図面と位置
課題
社内のAI検索は文書には答えられるが、図面の中身には答えられない。
工夫
CADデータから取り出した設備・部品と位置の関係をデータにし、質問に合わせて引き、図面の位置を根拠として示す。
期待できる効果
図面を開いて探す時間が減り、図面を読み慣れていない人も中身を調べられる。
04

建築と設備の関係の整理AI

入れるもの
建屋の図面と、設備の配置図のCADデータ
出てくるもの
設備ごとの置き場所・近くの柱や壁・通路・必要な条件の一覧
課題
建築の担当は設備の条件が、設備の担当は建屋の制約が、互いの図面から読み取りにくい。
工夫
2つのCADデータを同じ座標にそろえ、設備ごとに周りの柱・壁・通路を拾い、条件を並べる。
期待できる効果
要求仕様を検討する資料の下書きができ、担当どうしの確認が早くなる。
ほかの図面AIの開発例を一覧で見る →

CADデータ(DWG・DXF)の解析で、よくある課題

「社内のAIは、図面の中身を読めない」

文書の検索はできても、図面に何が描かれているかには答えられません。

「PDFにすると、CADの情報が消える」

レイヤや属性の情報が無くなり、画像として読み直すことになります。

「CADの描き方が、人や時期で違う」

レイヤ名や属性の付け方がそろっておらず、一括で取り出せません。

「図面の一覧や台帳を、手で作っている」

図面を1枚ずつ開いて、表題欄を見て書き写しています。

WHAT WE BUILD

AIに任せられること

01

CADデータの読み込み

DWG・DXF・Jw_cad・SXF・IGES・STEPから、図形・寸法・文字・ブロック・属性を取り出します。

02

意味の整理

レイヤ・ブロック名・文字から、何の部品・設備かを判断し、名前をそろえます。

03

位置とつながりの割り出し

座標から、置き場所・隣り合うもの・つながる配管や配線を割り出します。

04

台帳・データの出力

台帳・表・自社システムに入る形(CSVなど)で出します。

人が決めるところ:AIは取り出した結果と、判断に迷った箇所の一覧を出すまでです。台帳に載せてよいか、設計の判断は、担当者が決めます。

図面から読む項目と、読み方

読む項目読み方・照合する相手
レイヤ・線種・色会社ごとの描き分けの決まりを覚えさせ、何の線かを判断する
ブロック・属性部品・設備の記号と、図番・品番などの値を取り出す
寸法・文字寸法の値と図形の実際の長さが合っているかも確かめる
座標・通り芯置き場所と、ほかの図面と重ねるときの基準にする
外部参照・表題欄どの図面を組み合わせて1枚になっているかと、版を残す

DWG・DXFなどのCADデータ、CADから出力したPDF、紙をスキャンした画像、手書きの図面に対応します。大きな図面は部位ごとに切り出して読みます。

HOW IT WORKS

CADデータを、AIはどう読んでいるか

CADデータの解析とは、DWG・DXFなどの図面のデータから、図形・寸法・文字・ブロック・属性を取り出し、図面に何が描かれているかを表やデータにすることです。生成AIに図面の画像を見せる方法もありますが、CADデータには画像に無い情報が入っています。ジンベイは、データから取り出せるものはプログラムで正確に取り出し、意味の判断にAIを使います。

CADデータ・PDF・スキャンで、読める情報の違い

情報CADデータ(DWG・DXFなど)CADから出力したPDFスキャン画像
線の正確な座標・長さそのまま取れる取れる(線の情報が残っていれば)画像から推定する
寸法の値取れる(図形の長さとも比べられる)文字として取れる読み取る
レイヤ(何の線か)取れる多くは失われる無い
ブロック・属性(部品・設備と、その品番など)取れる失われる無い
外部参照(組み合わせた図面)取れる1枚にまとまって失われる無い

対応する形式

形式主な使われ方読み方
DWGAutoCADなどの標準の形式図形・寸法・ブロック・属性・外部参照を取り出す
DXFCADどうしのデータ交換DWGと同じ情報を取り出す。古いバージョンにも対応
Jw_cad(JWW・JWC)建築・設備・土木の2D図面図形・文字・レイヤを取り出す
SXF(SFC・P21)公共工事の電子納品CAD製図の決まりに沿ったレイヤ名から、何の線かを判断する
IGES・STEP3D CADどうしのデータ交換部品の形・大きさ・穴などを取り出す
PDF・スキャンCADデータが無い図面AIの読み取りで寸法・文字・記号を取り出す

精度に効く条件

  • レイヤの決まり:レイヤ名で線の種類を描き分けているほど、何の線かを確実に判断できます。決まりが無い図面は、線種・色・位置とAIの判断で補います。
  • ブロックと属性:部品や設備をブロックにし、品番を属性に入れていれば、そのまま取り出せます。線と文字だけで描かれている場合は、形と近くの文字から結びつけます。
  • 寸法の書き換え:寸法の数字が手で書き換えられ、図形の長さと合わない図面があります。両方を取り出して比べ、合わないものは要確認にします。
  • 外部参照と文字のフォント:外部参照が切れている、文字のフォントが置き換わって化けている、といったデータは、先に一覧にして直してから読みます。

人が確かめるところ

  • AIが判断に迷った部品・設備(名前や種類がそろわないもの)
  • 寸法の値と図形の長さが合わない箇所
  • 台帳やシステムに載せてよいかの最終判断

CASES

近い取り組みの事例

CADデータの解析そのものの公開事例はまだありません。近い実績として、図面1枚から形や材質を読み取り、似た図面を引く機能を、自社サービスに組み込んだ事例があります。

図面SaaS企業

類似図面の検索を、自社サービスの機能に

図面1枚から加工方法や材質を読み取り、似た図面と過去の実績を引く機能を、お客様の開発チームに入って本番公開まで作りました。

検証開始から数か月で本番公開

図面製造業

検図(図面の差分チェック)

客先から届いたスキャン図面と、社内で描き直した図面を部位ごとに読み比べ、違いと確認する順番を示す仕組みを試作しました。

差分のない図面での誤検出 0件

CADデータ(DWG・DXF)の解析で、どこまでできるか。30分でお答えします。

PRE-VALIDATION

まずは、貴社の図面で事前検証から。

図面の担当者と正解データを作り、AIでどこまで読めるか・見落としがないかを測ります。

受け取れるもの

  • 貴社の図面で測った精度と見落としのレポート
  • 人が確認する範囲と、確認の順番の案
  • 本開発の総額と期間のお見積り
  • ※ 本開発に進む場合は、事前検証の費用を開発費に充当します。
  • ※ 図面は秘密保持契約を結んでからお預かりします。

よくあるご質問

対応しているCADの形式は?

DWG・DXF・Jw_cad(JWW・JWC)・SXF(SFC・P21)・IGES・STEPのデータと、CADから出力したPDF・スキャン画像を読めます。

PDFにして読むのと、何が違いますか?

CADデータには、レイヤ・ブロック・属性・正確な座標があります。PDFや画像ではこれらが失われるため、何の線か、どこにあるかを推測で補うことになります。CADデータのまま読むほうが確実です。

レイヤ名や属性の付け方がそろっていません。

そろっていなくても進められます。過去の図面から描き方の違いを洗い出し、対応表とAIの判断で同じ意味にそろえます。

3D CADのデータも扱えますか?

扱えます。IGES・STEPなどの3Dデータから、部品の形・大きさ・穴などを取り出します。

社内のAIチャットから、図面に質問できるようにできますか?

できます。CADデータから取り出した部品・設備と位置の関係をデータにし、社内のAIから引けるようにします。答えには根拠の図面と位置を付けます。

業務から探す

ほかの業界・図面・業務

業務から探す

最終更新:

「うちの図面でもできる?」から、ご相談ください

図面の種類と困っている作業をお聞かせいただければ、近い事例と進め方をご紹介します。