設計図書の整合性チェックAI
- 入れるもの
- 意匠図・構造図・設備図と特記仕様書
- 出てくるもの
- 食い違いの候補(図面名・位置・内容)と質疑書の下書き
- 課題
- 意匠図・構造図・設備図の食い違いを、施工図を描きながら見つけて質疑にかけている。
- 工夫
- 通り芯と符号で図面どうしの同じ位置を結びつけ、寸法・開口・仕様の食い違いを図面名と位置つきで出す。
- 期待できる効果
- 施工図の着手前に食い違いを洗い出せ、質疑を早めに出せ、手戻りを減らせる。
図面AI | 図面の種類:建築図面・施工図
意匠図・構造図・設備図と特記仕様書を同じAIで読み、寸法・符号・仕様の食い違いを図面上の位置つきで出します。
\ 図面1種類からでもOK /
建築図面・施工図のAIで、できること
建築図面のAIは、意匠・構造・設備の図面と特記仕様書を読み、通り芯・寸法・部材の符号・仕様のあいだの食い違いを候補として出します。食い違いをどう直すかの判断は、設計者と施工管理の担当者が行います。BIMで描かれていない2D図面やPDFが多い現場ほど、AIで読む意味が大きくなります。
WHAT WE CAN BUILD
貴社の図面とルールに合わせて、たとえば次のような仕組みを作ります。それぞれ、いまの課題・作り方の工夫・期待できる効果をまとめました。組み合わせや、自社システムへの組み込みもできます。
意匠図と構造図で寸法が違う箇所を、手を止めて質疑にかけています。
仕様書と図面で材料や仕上げの指定が違う箇所を、1つずつ拾っています。
設計図と施工図を並べて見比べる作業が、限られた人に集まっています。
変更が他の図面のどこに影響するかを、毎回人が追いかけています。
WHAT WE BUILD
通り芯・寸法・部材の符号・開口の位置を図面ごとに読み、食い違いを出します。
仕様書の指定と図面の注記を突き合わせ、材料・仕上げ・規格の違いを出します。
施工図の寸法や部材が設計図と合っているかを読み比べ、確かめる箇所を絞ります。
見つけた食い違いを、図面名・位置・内容の形で質疑書の下書きにします。
人が決めるところ:AIは食い違いの候補を、図面上の位置つきで出すまでです。どちらに合わせるか、質疑にかけるかは、設計者と施工管理の担当者が決めます。
| 読む項目 | 読み方・照合する相手 |
|---|---|
| 通り芯・寸法 | 図面ごとに読み、同じ位置の寸法を比べる |
| 部材の符号・部材リスト | 伏図の符号とリストの断面・材質を照合する |
| 仕上げ・材料の指定 | 仕上表・特記仕様書・図面の注記を突き合わせる |
| 設備の機器・開口 | 設備図の機器と、意匠・構造図の開口・スリーブを照合する |
DWG・DXFなどのCADデータ、CADから出力したPDF、紙をスキャンした画像、手書きの図面に対応します。大きな図面は部位ごとに切り出して読みます。
BACKGROUND
国土交通省は、BIMから出力した図面とIFCデータで確認申請する「BIM図面審査」を2026年4月1日に始め、IFCデータを審査に使う「BIMデータ審査」を2029年春に始める方針を示しています。一方で、BIMで描いていない既存の図面やPDF・スキャンの図面は、照合の手間が残ります。
建築士事務所は、配置図・各階平面図・立面図・断面図・構造詳細図などの設計図書を、作成した日から15年間保存しなければなりません。保存した過去の図面は、改修時の照合の元になります。
CASES
建築の施工図での公開事例はまだありません。近い取り組みとして、図面の差分チェックと手書き図面の清書の事例をご紹介します。
客先から届いたスキャン図面と、社内で描き直した図面を部位ごとに読み比べ、違いと確認する順番を示す仕組みを試作しました。
差分のない図面での誤検出 0件
現場で手書きした図面を読み取り、提出用の清書の下書きを作る仕組みを試作しました。崩し字や薄いスキャン、ずれた縮尺にも対応しています。
記号の検出は9割超が清書と一致
建築図面・施工図で、どこまでできるか。30分でお答えします。
いまの業務をExcelで整えるところから始められます。
PRE-VALIDATION
図面の担当者と正解データを作り、AIでどこまで読めるか・見落としがないかを測ります。
受け取れるもの
はい。2D CADのデータ、CADから出力したPDF、紙をスキャンした図面を読み取ります。BIMで描いていない図面ほど、照合の手間が大きくなります。
意匠図と構造図、意匠図と設備図、図面と特記仕様書、設計図と施工図などです。どの組み合わせから始めるかは、手戻りの多いところから決めます。
読めます。全体を一度に読まず、部位ごとに切り出して読み、位置を図面の座標に戻して示します。
変えられます。社内のチェックリストや過去の質疑を正解データにして、自社の観点で作ります。
図面の種類から探す
紙・手書き図面のデジタル化
紙・青焼き・手書きの図面を読み取り、清書の下書きと台帳のデータにする。
詳しく見る →部品表・機器リスト・数量の拾い出し
図面から部品表・機器表・数量を拾い出し、リストや見積に入る形にする。
詳しく見る →類似図面検索の組み込み
自社のシステムやサービスに、図面1枚から似た図面と過去の実績を引く機能を。
詳しく見る →検図
自社の検図チェックリストと過去の指摘で、出図前の図面の抜けと誤りの候補を出す。
詳しく見る →積算・見積
図面から数量と条件を拾い、自社の単価表と過去の見積で、根拠つきの見積の下書きを作る。
詳しく見る →申請図面の審査
届いた申請の図面を審査の条件に照らし、指摘の候補を図面上の位置つきで出す。
詳しく見る →図面の読み取り・データ化
表題欄・寸法・注記・図面の中の表を読み取り、台帳や基幹システムに入る形にする。
詳しく見る →最終更新:
図面の種類と困っている作業をお聞かせいただければ、近い事例と進め方をご紹介します。
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