記入例
Excel の「記入例」シートと同じ内容です。グレーの列は自動で計算され、すぐ確かめる行は赤、期限の近い行は黄色で表示されます。
工事原価管理表
最終見込=発注額+未発注の見込。予算差異=実行予算−最終見込。予算を超えると「予算超過」になり、行が赤くなります。
工事名△△町2丁目 共同住宅新築工事
請負金額185,000,000円(税抜)
工期2026/04/15〜2027/03/31
更新日2026/11/04
予算超過3
未発注1
実行予算の合計89,000,000
最終見込の合計88,211,600
| コード | 工種 | 費目 | 内容 | 発注先 | 実行予算 | 発注額 | 既払額 | 未払残 | 未発注の見込 | 最終見込 | 予算差異 | 予算判定 | 状態 | 備考(超過の理由・対策) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| A-01 | 仮設工事 | 外注費 | 外部足場・養生 | △△鳶興業 | 6,800,000 | 6,500,000 | 3,900,000 | 2,600,000 | 200,000 | 6,700,000 | 100,000 | 予算内 | 発注済 | 解体時の養生の追加を見込む |
| A-02 | 仮設工事 | 経費 | 仮設電気・水道・現場事務所 | △△レンタルほか | 3,200,000 | 1,800,000 | 1,200,000 | 600,000 | 1,600,000 | 3,400,000 | -200,000 | 予算超過 | 発注済 | 工期延長で事務所のリースが2か月増える |
| B-01 | 土工事 | 外注費 | 根切り・残土処分 | △△建設工業 | 4,500,000 | 4,620,000 | 4,620,000 | 0 | 0 | 4,620,000 | -120,000 | 予算超過 | 精算済 | 残土の運搬先の変更で12万円増 |
| C-01 | 躯体工事 | 外注費 | 型枠 | 株式会社△△工務 | 18,500,000 | 17,900,000 | 7,160,000 | 10,740,000 | 300,000 | 18,200,000 | 300,000 | 予算内 | 発注済 | |
| C-02 | 躯体工事 | 外注費 | 鉄筋 加工・組立 | △△鉄筋工業株式会社 | 9,800,000 | 9,650,000 | 3,860,000 | 5,790,000 | 0 | 9,650,000 | 150,000 | 予算内 | 発注済 | |
| C-03 | 躯体工事 | 材料費 | 生コンクリート | △△生コン | 14,200,000 | 14,600,000 | 5,840,000 | 8,760,000 | 0 | 14,600,000 | -400,000 | 予算超過 | 発注済 | 単価改定(1m3あたり800円増)。設計変更の協議を申し入れ |
| C-04 | 躯体工事 | 材料費 | 鉄筋材料 | △△鋼材 | 11,000,000 | 10,450,000 | 6,270,000 | 4,180,000 | 0 | 10,450,000 | 550,000 | 予算内 | 発注済 | |
| F-01 | 内装工事 | 外注費 | 軽鉄・ボード | (相見積中) | 6,600,000 | 6,441,600 | 6,441,600 | 158,400 | 予算内 | 未発注 | 相見積の最安は A社 6,441,600円 | |||
| H-01 | 設備工事 | 外注費 | 給排水衛生設備 | △△設備株式会社 | 12,000,000 | 11,800,000 | 0 | 11,800,000 | 0 | 11,800,000 | 200,000 | 予算内 | 発注済 | |
| Z-01 | 現場経費 | 経費 | 交通費・通信費・消耗品 | (各社) | 2,400,000 | 1,150,000 | 1,150,000 | 0 | 1,200,000 | 2,350,000 | 50,000 | 予算内 | 発注済 |
このテンプレートでできること
- 発注額+未発注の見込から、工種ごとの最終見込を自動で計算
- 予算差異(実行予算−最終見込)と未払残(発注額−既払額)を自動で計算
- 最終見込が実行予算を超えた工種を「予算超過」として赤で表示
- 実行予算・最終見込の合計と予算超過の件数を上に集計
- 費目(材料費・労務費・外注費・経費)を選んで分けられる
- 原価管理の進め方と見直しの時期の早見表つき
こんな方におすすめ
- 工事が終わるまで、利益がどうなるかわからない方
- 実行予算は作ったが、発注と支払の記録と別になっている方
- 予算超過に気づくのが、精算のときになってしまう方
シートの構成
- 使い方
- 入力する列・自動で計算する列の見分け方と手順
- 記入例
- 共同住宅の新築工事の10工種分。予算超過の例を含む
- 工事原価管理表
- 空欄の表(100行)。工種・細目を1行ずつ入れていく
- 原価管理の進め方
- 実行予算の作り方と、見直しの時期
項目と書き方
| 項目 | 書き方 | 例 |
|---|---|---|
| コード・工種 | 実行予算の内訳の番号と工種。見積の内訳とそろえる | C-01・躯体工事 |
| 費目 | 材料費・労務費・外注費・経費から選ぶ | 外注費 |
| 実行予算 | その工種に使ってよい原価の上限 | 18,500,000 |
| 発注額 | 注文書・契約で決まった金額(変更契約を含む) | 17,900,000 |
| 既払額 | これまでに支払った金額(出来高払いの累計) | 7,160,000 |
| 未払残 | 自動。発注額−既払額。これから支払う金額 | 10,740,000 |
| 未発注の見込 | まだ発注していない分、追加になりそうな分の見込 | 300,000 |
| 最終見込・予算差異・予算判定 | 自動。最終見込=発注額+未発注の見込、予算差異=実行予算−最終見込(マイナスは超過)。超えたら「予算超過」で赤 | 18,200,000・300,000・予算内 |
作るときの注意
01
見込は早めに、多めに入れる
追加工事や単価の改定がわかった時点で、未発注の見込に入れます。決まってから入れると、予算超過に気づくのが遅れます。
02
月に1回は全体を見直す
出来高の締めにあわせて、発注額・既払額・見込を更新します。予算を超えた工種は、理由と対策を備考に書きます。
03
変更契約は発注額に入れる
追加・変更で注文書を交わし直したら、発注額を変更後の金額にします。元の金額は備考に残しておくと経緯がわかります。
04
経費も工種と同じように管理する
仮設の電気・水道・事務所のリースなどの経費は、工期が延びると増えます。工期が変わったら見込を見直します。
項目の根拠にした規格
- 建設業法 第20条 工事の種別ごとの材料費・労務費などの内訳を示した見積書(実行予算の内訳の考え方)
手作業を減らすなら
GenApp
原価を、発注と支払から自動で集計
注文書・出来高・請求の記録から、工種ごとの発注額・既払額・最終見込を自動で集計し、予算を超えそうな工種を知らせます。30分のデモで、工事の原価管理をシステムにしてお見せします。
デモを予約するよくある質問
予算差異がマイナスになっているのは?
最終見込が実行予算を超えている工種です。予算判定が「予算超過」になり、行が赤くなります。理由と対策を備考に書きます。
見込みの粗利はどう出しますか?
上の欄の「最終見込の合計」を請負金額から引くと、見込みの粗利がわかります。毎月の締めで見直すと、利益の動きを追えます。
工種を細かく分けたいときは?
同じ工種を細目ごとに複数行に分けて入れます。コードを「C-01-1」のように枝番にすると、フィルタでまとめて見られます。
請求書から既払額を入れるのが大変です
協力会社の請求書を AI-OCR で読み取れば、会社・工事・金額を一覧にでき、既払額の更新が楽になります。
フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます




