数量拾い表(設備:空調・衛生・電気)
空調・衛生・電気設備の図面から数量を拾い、別の人が照合するためのExcelテンプレートです。図面番号・系統・品名・規格・サイズ・単位ごとに、拾った数量と照合した数量を並べると、差と一致/不一致が自動で出て、不一致の行は赤くなります。国土交通省の公共建築設備数量積算基準の計測のルール(配管・ダクト・電線の長さの測り方、端数の扱い)の早見表つきです。
別の呼び方: 拾い出し表/数量拾い出し/設備 数量拾い/積算 拾い表/数量調書
- 数量拾いとは?
- 設計図から、配管の長さ・ダクトの面積・機器や器具の個数などの数量を、品名・規格・サイズごとに数え上げる作業です。見積・積算・発注の元になります。
- 公共建築の設備の数量はどう測りますか?
- 公共建築設備数量積算基準では、数量は原則として設計数量(設計図書に書かれた台数・個数と、設計寸法から求めた長さ・面積など)とし、長さは小数点以下第1位まで求めます。配管は直線の長さで、曲がり部は始点と終点に接して延長した直線の交点までの長さとします。
- 形式
- Excel・PDF
- 用紙
- A4横
- 更新日
- 2026.10.30
- 版
- v1.0

記入例
Excel の「記入例」シートと同じ内容です。グレーの列は自動で計算され、すぐ確かめる行は赤、期限の近い行は黄色で表示されます。
数量拾い表
品名・規格・サイズ・単位ごとに1行。拾い数量と照合数量が違うと赤。
工事名(仮称)みなと台オフィス新築工事
工種空調設備(3階)
図面の版M-301〜302 / C(2026/10/28)
行数12
一致10
不一致2
| 図面番号 | 系統 | 品名 | 規格・材質 | サイズ | 単位 | 拾い数量 | 照合数量 | 差 | 判定 | 拾い者 | 照合者 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| M-301 | 冷温水 往 | 配管 | 配管用炭素鋼鋼管(白) | 50A | m | 42.6 | 42.6 | 0 | 一致 | 大森 | 高田 | |
| M-301 | 冷温水 還 | 配管 | 配管用炭素鋼鋼管(白) | 50A | m | 42.6 | 41.8 | 0.8 | 不一致 | 大森 | 高田 | 還側の立上り 0.8 m の見込み漏れ(照合側) |
| M-301 | 冷温水 FCU 接続 | 配管 | 配管用炭素鋼鋼管(白) | 25A | m | 36.0 | 36.0 | 0 | 一致 | 大森 | 高田 | FCU 6台分、立上り・立下りを含む |
| M-301 | 冷温水 | 仕切弁 | 青銅製 10K | 50A | 個 | 4.0 | 4.0 | 0 | 一致 | 大森 | 高田 | |
| M-301 | 冷温水 | 電動二方弁 | FCU 用 | 20A | 個 | 6.0 | 6.0 | 0 | 一致 | 大森 | 高田 | |
| M-301 | ドレン | 配管 | 硬質ポリ塩化ビニル管 VP | 32 | m | 28.4 | 28.4 | 0 | 一致 | 大森 | 高田 | |
| M-302 | 給気 SA-3 | 長方形ダクト | 亜鉛鉄板 低圧 | 500×300 | ㎡ | 18.24 | 18.24 | 0 | 一致 | 大森 | 高田 | 長さ 11.4 m × 周長 1.6 m |
| M-302 | 給気 SA-3 | スパイラルダクト | 亜鉛鉄板 | φ200 | m | 24.5 | 23.0 | 1.5 | 不一致 | 大森 | 高田 | 曲がり部の交点までの長さで再計測 |
| M-302 | 給気 SA-3 | 吹出口 | アネモ形 C2 | #25 | 個 | 12.0 | 12.0 | 0 | 一致 | 大森 | 高田 | |
| M-302 | 排気 EA-3 | スパイラルダクト | 亜鉛鉄板 | φ150 | m | 16.8 | 16.8 | 0 | 一致 | 大森 | 高田 | |
| M-302 | 空調 | ファンコイルユニット | 天井カセット形 | FCU-3-1 | 台 | 6.0 | 6.0 | 0 | 一致 | 大森 | 高田 | |
| M-302 | 空調 | たわみ継手 | 送風機接続 | — | 組 | 2.0 | 2.0 | 0 | 一致 | 大森 | 高田 | 送風機ごとの組数 |
このテンプレートでできること
- 図面番号・系統・品名・規格・サイズ・単位ごとに1行で拾う
- 拾い数量と照合数量の差を自動で計算
- 一致・不一致を自動で判定。不一致の行は赤
- 拾い者と照合者を行ごとに記録
- 公共建築設備数量積算基準の計測のルールの早見表つき
- A4横の印刷設定。記入例と空欄のシートの両方入り
こんな方におすすめ
- 設備工事の見積・積算で、図面から数量を拾っている方
- 拾い出しのダブルチェックを、紙と蛍光ペンでしている方
- 若手に拾いのルールと照合のやり方を伝えたい方
シートの構成
- 使い方
- 入力する列・自動で計算する列の見分け方と手順
- 記入例
- 事務所ビル3階の空調設備を拾い、照合で不一致が2件あった例
- 数量拾い表
- 空欄の数量拾い表(200行)
- 計測のルール
- 公共建築設備数量積算基準の要点
項目と書き方
| 項目 | 書き方 | 例 |
|---|---|---|
| 図面番号・系統 | 拾った図面と、配管・ダクトの系統 | M-301/冷温水 往 |
| 品名・規格・サイズ | 単価が変わる単位で分ける(材質・圧力区分・口径など) | 配管/配管用炭素鋼鋼管(白)/50A |
| 単位 | m・㎡・個・台・組・面・式から選ぶ | m |
| 拾い数量・照合数量 | 拾った人と、別に拾い直した人の数量。長さは小数1桁 | 42.6・41.8 |
| 備考 | 不一致の理由や、数量に含めたもの | 還側の立上り 0.8 m の見込み漏れ |
作るときの注意
01
拾ったところに印を付ける
図面上で拾い終えた配管や器具に色で印を付けると、拾い漏れと二重の拾いが減ります。照合する人は別の色を使います。
02
測り方のルールをそろえる
曲がり部・立上り・弁類による欠除の扱いを人によって変えると、数量が合いません。社内の積算のルールか、公共建築設備数量積算基準にそろえます。
03
単価の単位で行を分ける
同じ配管でも、材質・圧力区分・口径・施工場所で単価が変わります。見積の内訳書の細目と同じ単位で行を分けます。
04
不一致は理由まで書く
差が出たら、どちらが正しいかと理由を備考に残します。よく出る理由がわかれば、拾いのルールの見直しに使えます。
項目の根拠にした規格
- 公共建築設備数量積算基準(令和7年改定) 設計数量・計画数量、計測の単位と端数の扱い、配管・ダクト・電線の数量の測り方
手作業を減らすなら
よくある質問
衛生・電気の拾いにも使えますか?
使えます。上の欄の工種を変え、品名に給水管・排水管・衛生器具、電線・電線管・ケーブルラック・照明器具などを書きます。
品名・サイズごとの合計はどう出しますか?
Excel のピボットテーブルで、品名・規格・サイズを行に、拾い数量を値にすると合計が出ます。
図面からの拾い出しを、もっと速くしたいです。
設備図の記号・凡例・部品表をAIで読み、品名・サイズごとの個数や長さの拾い出しを下書きする方法があります。
フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます
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