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管理部門(業種共通)10手順Excel 無料

預金の残高照合の業務手順書テンプレート(業種共通)

銀行の明細と会計の預金残高を口座ごとに突き合わせ、差があれば原因を調べて直します。手順書にしておくと、記帳漏れ・二重計上・不正な出金に早く気づけます。

この手順書の範囲

目的
帳簿の預金残高を実際の残高と一致させ、不明な入出金を放置しないことを目的にします。
範囲
全口座の明細の取得から、帳簿との照合、差異の処理、照合表の承認まで。
始まるきっかけ
毎月末(取引の多い口座は毎週)
頻度・量の目安
月1回・口座数3〜20
使う書類・システム
インターネットバンキングの入出金明細、通帳、会計システムの預金出納帳、銀行の残高証明書(期末)

担当と役割

  • 経理担当

    明細の取得、照合、差異の調査

  • 経理責任者

    照合表の確認と承認

手順(10ステップ)

  1. 一覧経理担当・目安 初回30分

    1. 会社名義の口座を一覧にし、毎月照合する対象を決める

    休眠口座や定期預金も含める。新しく開いた口座は一覧に足す。

    確かめること
    一覧と銀行の口座が一致するか
    できあがるもの
    口座一覧
  2. 取得経理担当・目安 15分自動化の候補:転記・画面操作

    2. 月末日の残高と当月の入出金明細を口座ごとにダウンロードする

    月末日が休日でも、月末日時点の残高を取る。

    確かめること
    全口座の明細があるか
    できあがるもの
    明細データ
  3. 照合経理担当・目安 1口座5分自動化の候補:転記・画面操作

    3. 明細の月末残高と帳簿の月末残高を比べる

    差がなければ照合済みとして記録する。

    確かめること
    差額0円か
    できあがるもの
    照合結果
  4. 照合経理担当・目安 30分自動化の候補:台帳・承認

    4. 差がある場合は入出金を1件ずつ突き合わせ、帳簿にない取引・明細にない取引を拾う

    日付と金額で並べて突き合わせる。

    確かめること
    差額の内訳を全部説明できるか
    できあがるもの
    差異の一覧
  5. 原因経理担当・目安 15分

    5. 差異の原因を分類する

    記帳漏れ(自動引落・利息・手数料)、二重計上、金額の誤り、時期のずれ(未取付小切手など)に分ける。

    確かめること
    原因が分類できたか
    できあがるもの
    原因の記録
  6. 修正経理担当・目安 15分

    6. 記帳漏れ・誤りは仕訳を入れて直す

    自動引落は契約の一覧と照らし、何の支払かを確かめてから計上する。

    確かめること
    修正後の残高が明細と一致するか
    できあがるもの
    修正仕訳
  7. 不明経理担当・目安 15分

    7. 心当たりのない出金は、すぐに責任者に報告し銀行に照会する

    不正利用の可能性があるため、翌月に回さない。

    確かめること
    報告日時を記録したか
    できあがるもの
    不明出金の報告
  8. 照合表経理担当・目安 20分

    8. 口座ごとに「明細残高・帳簿残高・差異の内訳」を書いた照合表を作る

    時期のずれで翌月に解消する差異は、翌月に解消したかを確認する。

    確かめること
    照合表の差異欄が説明済みか
    できあがるもの
    残高照合表
  9. 承認経理責任者・目安 10分

    9. 照合表と明細を確認し承認する

    照合した人と承認する人を分ける。

    確かめること
    承認の記録があるか
    できあがるもの
    承認記録
  10. 期末経理担当・目安 30分

    10. 期末は銀行の残高証明書を取り寄せ、照合表と一緒に保存する

    決算書の預金残高の根拠になる。

    確かめること
    残高証明書と帳簿が一致するか
    できあがるもの
    残高証明書

締めのチェックリスト

  • 口座一覧に全口座が載っている
  • 全口座の月末明細を取得した
  • 明細残高と帳簿残高を照合した
  • 差異の内訳を説明できる
  • 記帳漏れ・誤りを修正した
  • 不明な出金をすぐに報告した
  • 照合表を作った
  • 照合した人と承認者が別である
  • 期末に残高証明書を取得した

よくあるミスと防ぎ方

自動引落の記帳漏れ

明細を見るまで気づかない取引です。毎月の照合で拾い、引落の一覧を作っておきます。

使っていない口座を照合しない

休眠口座でも手数料や不正な取引が起きることがあります。全口座を一覧にして照合します。

差額を雑損で合わせる

原因が隠れたままになります。差額は必ず内訳を説明できるまで調べます。

測っておきたい指標

  • 照合の完了日
  • 原因不明の差異の件数
  • 記帳漏れの件数

無料ダウンロード

業務手順書テンプレート集(管理部門(業種共通)・50業務)

  • 「預金の残高照合」を含む50業務の手順書を、1業務1シートで書き換えられるExcel
  • 手順ごとに担当・確かめること・できあがるもの・目安時間の列。自社のやり方に合わせて行を足せます
  • 締めのチェックリストと改訂履歴のシートつき。A4横で印刷できます

フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます

10手順のうち3つは、自動化の候補です

ジンベイ GenRPA

システムへの転記や画面操作の自動化

  • 手順2:月末日の残高と当月の入出金明細を口座ごとにダウンロードする
  • 手順3:明細の月末残高と帳簿の月末残高を比べる
ジンベイ GenRPAを見る →

ジンベイ GenApp

台帳・申請・承認の仕組み化

  • 手順4:差がある場合は入出金を1件ずつ突き合わせ、帳簿にない取引・明細にない取引を拾う
ジンベイ GenAppを見る →

よくある質問

毎月照合する必要はありますか?
記帳漏れや不正な出金に早く気づくため、毎月の照合をおすすめします。取引が多い口座は毎週行うと調べる範囲が小さくなります。
残高証明書はいつ必要ですか?
期末の決算で預金残高の根拠として使います。銀行に依頼すると発行まで数日かかるため、早めに依頼します。
照合を自動にできますか?
明細の取り込みと仕訳との突き合わせは、会計ソフトの銀行連携や画面操作の自動化で行えます。差異の原因の判断は人が確認します。