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管理部門(業種共通)10手順Excel 無料

売上計上・請求データ作成の業務手順書テンプレート(業種共通)

出荷や検収の実績に基づいて売上を計上し、値引き・返品を反映して、締め日ごとに請求データを作って経理に渡します。手順書にしておくと、売上の計上漏れ・二重計上・期ずれを防げます。

この手順書の範囲

目的
売上を正しい日付と金額で計上し、請求に漏れなく反映することを目的にします。
範囲
出荷・検収の実績の確認から、売上計上、値引き・返品の処理、締め日の請求データの作成と経理への引き渡しまで。請求書の発行・送付は請求書発行の手順書で扱います。
始まるきっかけ
商品を出荷したとき、サービスの提供が終わり検収を受けたとき
頻度・量の目安
毎日の計上・締め日ごとの請求データ作成
使う書類・システム
出荷実績(出荷伝票)、検収書(顧客の受領印・検収の通知)、受注データ、販売管理システム

担当と役割

  • 営業事務

    売上計上、請求データの作成

  • 営業担当

    値引き・返品・単価変更の連絡

  • 経理担当

    請求データの受け取りと会計への反映

手順(10ステップ)

  1. 基準営業事務・目安 初回1時間

    1. 売上の計上基準(出荷基準・着荷基準・検収基準)を取引の種類ごとに確認する

    据付が必要な機械やサービスは検収基準が多い。いったん決めた基準は継続して使う。

    確かめること
    取引ごとの基準が決まっているか
    できあがるもの
    計上基準の一覧
  2. 計上営業事務・目安 1件2分自動化の候補:転記・画面操作

    2. 出荷実績または検収書をもとに、受注データから売上を計上する

    受注データを引き継ぎ、数量は実際の出荷・検収の数量にする。

    確かめること
    計上日が基準どおりの日付か
    できあがるもの
    売上データ
  3. 計上営業事務・目安 5分

    3. 分納・一部検収の場合は、出荷・検収した分だけを計上する

    受注残を残し、残りの出荷予定を管理する。

    確かめること
    受注残が正しいか
    できあがるもの
    受注残の一覧
  4. 照合営業事務・目安 15分自動化の候補:台帳・承認

    4. 毎日、出荷実績と売上データの件数を照合する

    出荷したのに売上がないもの、売上があるのに出荷がないものを探す。

    確かめること
    件数が一致するか
    できあがるもの
    照合結果
  5. 調整営業事務・目安 1件5分

    5. 値引き・返品・単価変更を、営業担当の連絡と承認に基づいて入力する

    返品は返品伝票、値引きは承認の記録を添える。

    確かめること
    承認の記録があるか
    できあがるもの
    調整データ
  6. 締め営業事務・目安 30分

    6. 締め日に得意先ごとの請求対象の売上を確定する

    締め日をまたぐ出荷は、計上日で区切る。

    確かめること
    得意先の締め日どおりか
    できあがるもの
    確定した売上
  7. 作成営業事務・目安 30分自動化の候補:転記・画面操作

    7. 請求データ(得意先・請求明細・税率ごとの金額)を作る

    得意先指定の請求明細の形式(注文番号の記載など)があれば合わせる。

    確かめること
    得意先指定の項目が入っているか
    できあがるもの
    請求データ
  8. 引渡営業事務・目安 10分

    8. 請求データと売上集計表を経理に渡す

    前月比で大きく違う得意先は理由を添える。

    確かめること
    合計額が売上集計と一致するか
    できあがるもの
    引き渡し記録
  9. 期末営業事務・目安 15分

    9. 月末・期末をまたぐ出荷は、計上の月を確認する

    期末の売上の前倒し・先送りは不正になる。

    確かめること
    月末の出荷の計上月が正しいか
    できあがるもの
    確認記録
  10. 振り返り営業事務・目安 30分

    10. 月1回、計上漏れ・二重計上・締め後の修正の件数と原因を記録し、手順を見直す

    同じ原因が続くものは確認の手順を足す。

    確かめること
    原因を記録したか
    できあがるもの
    振り返りの記録

締めのチェックリスト

  • 取引ごとの計上基準が決まっている
  • 計上日が基準どおりである
  • 分納の受注残が正しい
  • 出荷実績と売上の件数が一致した
  • 値引き・返品に承認の記録がある
  • 締め日どおりに売上を確定した
  • 得意先指定の項目を入れた
  • 請求データの合計が売上集計と一致した
  • 月末の出荷の計上月を確認した

よくあるミスと防ぎ方

出荷したのに売上を計上していない

出荷伝票と売上データを毎日照合して見つけます。

期末の売上を前倒しで計上する

翌期の売上を当期に入れることは不正な会計処理です。計上基準どおりの日付で計上します。

値引きの承認がない

営業担当の口頭の約束で値引きが入ると、後で問題になります。値引きは承認の記録を必須にします。

測っておきたい指標

  • 出荷から売上計上までの日数
  • 計上漏れの件数
  • 締め後の修正件数

関係する法令・規格

無料ダウンロード

業務手順書テンプレート集(管理部門(業種共通)・50業務)

  • 「売上計上・請求データ作成」を含む50業務の手順書を、1業務1シートで書き換えられるExcel
  • 手順ごとに担当・確かめること・できあがるもの・目安時間の列。自社のやり方に合わせて行を足せます
  • 締めのチェックリストと改訂履歴のシートつき。A4横で印刷できます

フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます

10手順のうち3つは、自動化の候補です

ジンベイ GenRPA

システムへの転記や画面操作の自動化

  • 手順2:出荷実績または検収書をもとに、受注データから売上を計上する
  • 手順7:請求データ(得意先・請求明細・税率ごとの金額)を作る
ジンベイ GenRPAを見る →

ジンベイ GenApp

台帳・申請・承認の仕組み化

  • 手順4:毎日、出荷実績と売上データの件数を照合する
ジンベイ GenAppを見る →

よくある質問

出荷基準と検収基準はどちらがよいですか?
取引の実態に合う方を選びます。据付や検査が必要な取引は検収基準が多いです。決めた基準は毎期続けて使います。
返品があった場合の請求は?
返品分を翌月の請求でマイナスにするか、返品分の返還インボイスを出します。得意先との取り決めに従います。
締め日が得意先ごとに違う場合は?
得意先マスタに締め日を登録し、締め日ごとに請求データを作ります。