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金融・保険11手順Excel 無料

個人向け貸付の審査の業務手順書テンプレート(貸金業者)

個人から借入れの申込みを受け、本人確認と指定信用情報機関の照会を行い、総量規制と返済能力を審査して、契約の前後に法定の書面を交付し、記録を残すまでの流れです。手順書にしておくと、総量規制の超過や収入証明書の取り忘れ、書面の交付漏れを防げます。

この手順書の範囲

目的
貸金業法に沿って返済能力を確かめ、過剰な貸付をしないための手順です。
範囲
申込みの受付から、本人確認、信用情報の照会、返済能力の調査、審査、書面の交付、契約、記録まで。
始まるきっかけ
個人から店頭・Web・電話で借入れの申込みがあったとき
頻度・量の目安
毎日・数件〜数百件
使う書類・システム
借入申込書、本人確認書類、収入を証明する書類(源泉徴収票・給与明細など)、指定信用情報機関の照会結果、契約締結前の書面・契約締結時の書面

担当と役割

  • 受付担当

    申込みの受付、本人確認、書類の回収

  • 審査担当

    信用情報の照会、返済能力の調査、審査

  • 審査責任者

    基準を超える案件の判断

  • 契約担当

    書面の交付、契約、信用情報の登録

手順(11ステップ)

  1. 受付受付担当・目安 10分自動化の候補:読み取り

    1. 申込みを受け、申込書の内容を確かめる

    氏名・住所・生年月日・勤務先・年収・他社からの借入れ・希望額を確認します。

    確かめること
    申込書の記入漏れがないか
    できあがるもの
    申込書
  2. 本人確認受付担当・目安 5分

    2. 取引時確認を行う

    本人確認書類で本人特定事項を確かめ、取引の目的と職業を申告してもらいます。

    確かめること
    書類と申込書の内容が一致するか
    できあがるもの
    確認記録
  3. 照会審査担当・目安 5分自動化の候補:転記・画面操作

    3. 指定信用情報機関に照会する

    他社を含む貸付の残高と、延滞などの状況を確認します。

    確かめること
    照会の同意を得たか
    できあがるもの
    照会結果
  4. 総量規制審査担当・目安 5分

    4. 総量規制に当たるかを確かめる

    他社分を含めた借入残高と今回の貸付の合計が、年収の3分の1を超えないか計算します。

    確かめること
    除外・例外となる貸付(住宅ローン・緊急の医療費など)の扱いが正しいか
    できあがるもの
    総量規制の計算
  5. 収入証明審査担当・目安 10分

    5. 収入を証明する書類が必要か判断し、受け取る

    自社の貸付が50万円を超える場合、または他社分と合わせて100万円を超える場合は、収入を証明する書類を受け取ります。

    確かめること
    書類の年度・期間が要件に合っているか
    できあがるもの
    収入証明書の確認
  6. 審査審査担当・目安 15分

    6. 返済能力を審査する

    年収・勤続・家族構成・他社の返済額から、無理なく返済できるかを判断します。

    確かめること
    返済が年収に比べて過大でないか
    できあがるもの
    審査記録
  7. 判断審査責任者・目安 15分自動化の候補:台帳・承認

    7. 基準を超える案件や例外の案件を判断する

    例外貸付などに当たる場合は、根拠となる書類を確認します。

    確かめること
    判断の根拠を記録したか
    できあがるもの
    判断記録
  8. 書面契約担当・目安 10分

    8. 契約の前に、契約締結前の書面を交付する

    貸付の金額・利率・返済の方法・期間などを書いた書面を交付し、説明します。

    確かめること
    利率が利息制限法の上限を超えていないか
    できあがるもの
    契約締結前の書面
  9. 契約契約担当・目安 10分

    9. 契約を結び、契約締結時の書面を交付する

    契約の内容を書いた書面を遅滞なく交付します。

    確かめること
    書面の記載事項がそろっているか
    できあがるもの
    契約締結時の書面
  10. 登録契約担当・目安 5分自動化の候補:転記・画面操作

    10. 指定信用情報機関に契約の情報を登録する

    貸付の内容を決められた期限内に登録します。

    確かめること
    登録の期限を守ったか
    できあがるもの
    登録記録
  11. 保存契約担当・目安 ―自動化の候補:台帳・承認

    11. 返済能力の調査の記録と帳簿を保存する

    調査の記録と、業務の帳簿を決められた期間保存します。

    確かめること
    保存期間を管理しているか
    できあがるもの
    保存記録

締めのチェックリスト

  • 申込書の記入漏れがないか
  • 取引時確認をしたか
  • 信用情報の照会の同意を得たか
  • 総量規制を計算したか
  • 除外・例外の扱いが正しいか
  • 収入証明書が必要な場合に受け取ったか
  • 返済能力を審査したか
  • 利率が上限を超えていないか
  • 契約締結前・締結時の書面を交付したか
  • 信用情報を登録したか

よくあるミスと防ぎ方

他社の借入れの見落とし

申込書の自己申告だけで判断すると、総量規制を超えます。信用情報機関の照会結果で計算します。

収入証明書の取り忘れ

50万円・100万円の基準を超えたのに書類を受け取らないと、法令違反になります。審査の画面で自動的に判定する仕組みにします。

書面の交付漏れ

契約前と契約時の2つの書面が必要です。交付を記録してから次の手順に進みます。

測っておきたい指標

  • 審査にかかる時間
  • 総量規制の判定の誤り件数
  • 書面交付の漏れ件数

関係する法令・規格

  • 貸金業法13条(返済能力の調査)

    個人への貸付では、指定信用情報機関の情報を使って返済能力を調査します。自社の貸付が50万円を超える場合、または他社と合わせて100万円を超える場合は、収入を証明する書類の提出を受けます。

  • 貸金業法13条の2(過剰貸付け等の禁止・総量規制)

    個人への貸付で、他社を含む借入残高が年収の3分の1を超える貸付は原則として禁止されています(除外・例外の貸付あり)。

  • 貸金業法16条の2・17条(書面の交付)

    契約締結前と契約締結時に、法定の事項を書いた書面を交付します。

  • 利息制限法・出資法

    利息の上限は元本の額に応じて年15〜20%です。出資法では年20%を超える利息の契約に刑事罰があります。

無料ダウンロード

業務手順書テンプレート集(金融・保険・12業務)

  • 「個人向け貸付の審査」を含む12業務の手順書を、1業務1シートで書き換えられるExcel
  • 手順ごとに担当・確かめること・できあがるもの・目安時間の列。自社のやり方に合わせて行を足せます
  • 締めのチェックリストと改訂履歴のシートつき。A4横で印刷できます

フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます

11手順のうち5つは、自動化の候補です

ジンベイ GenOCR

紙・PDFの読み取りとデータ化

  • 手順1:申込みを受け、申込書の内容を確かめる
ジンベイ GenOCRを見る →

ジンベイ GenRPA

システムへの転記や画面操作の自動化

  • 手順3:指定信用情報機関に照会する
  • 手順10:指定信用情報機関に契約の情報を登録する
ジンベイ GenRPAを見る →

ジンベイ GenApp

台帳・申請・承認の仕組み化

  • 手順7:基準を超える案件や例外の案件を判断する
  • 手順11:返済能力の調査の記録と帳簿を保存する
ジンベイ GenAppを見る →

よくある質問

総量規制はすべての借入れが対象ですか
住宅ローンや自動車ローンなどは総量規制の計算から除外され、緊急の医療費の貸付などは例外として年収の3分の1を超えて貸せる場合があります。銀行のカードローンは貸金業法の総量規制の対象外です。
収入証明書はいつ必要ですか
自社の貸付が50万円を超える場合、または他社分と合わせて100万円を超える場合です。
申込書の入力を減らすには
紙の申込書をジンベイ GenOCRで読み取り、審査システムに自動で入力すると、審査までの時間を短くできます。