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教育・研修11手順Excel 無料

入塾手続きの業務手順書テンプレート(学校・研修・塾)

問い合わせや体験授業のあと、保護者に契約内容を説明し、概要書面と契約書面を渡して入塾の契約を結び、授業を始めるまでの流れです。手順書にすると、書面の交付漏れやクーリング・オフの説明不足によるトラブルを防げます。

この手順書の範囲

目的
入塾の契約を、特定商取引法の手続きどおりに、どの教室でも同じように行えるようにします。
範囲
問い合わせ・体験授業から、契約の締結、授業の開始、クーリング・オフ期間の経過までです。
始まるきっかけ
保護者から入塾の問い合わせ、または体験授業の申込があったとき
頻度・量の目安
随時・1教室あたり月5〜30件(春・夏・冬の講習前に集中)
使う書類・システム
入塾申込書、概要書面、契約書面、授業料・教材費の一覧、生徒台帳

担当と役割

  • 教室長

    面談、契約内容の説明、契約の締結

  • 受付・事務担当

    書類の準備、生徒台帳への登録、請求

  • 講師

    体験授業、学力の確認

手順(11ステップ)

  1. 受付受付・事務担当・目安 10分自動化の候補:台帳・承認

    1. 問い合わせを受け、体験授業の日程を決める

    生徒の学年、学校、目的(受験・補習)、希望の曜日を聞きます。

    確かめること
    連絡先と保護者の氏名を記録する。
    できあがるもの
    問い合わせ記録
  2. 体験講師・目安 60分

    2. 体験授業で学力と目標を確かめる

    授業の様子と簡単なテストの結果を記録します。

    確かめること
    結果を教室長に引き継ぐ。
    できあがるもの
    体験授業の記録
  3. 面談教室長・目安 30分

    3. 保護者・生徒と面談し、学習計画を提案する

    目標、授業の回数、期間、受講するコースを提案します。

    確かめること
    必要以上のコースや教材を勧めない。
    できあがるもの
    学習計画の案
  4. 説明教室長・目安 20分

    4. 契約前に概要書面を渡して説明する

    授業の内容、期間、授業料・入会金・教材費などの総額、支払方法、クーリング・オフ、中途解約の条件を説明します。

    確かめること
    契約期間が2か月を超え、金額が5万円を超える場合は特定継続的役務提供に当たる。概要書面は契約の前に渡す。
    できあがるもの
    概要書面の交付記録
  5. 契約教室長・目安 15分

    5. 入塾申込書を受け取り、契約書面を渡す

    契約を結んだら、遅滞なく契約書面を渡します。

    確かめること
    契約書面に、クーリング・オフの説明(赤枠の中に赤字)など法定の記載がある。保護者の承諾があれば電子での交付もできる。
    できあがるもの
    契約書面の交付記録
  6. 登録受付・事務担当・目安 10分自動化の候補:転記・画面操作

    6. 生徒台帳に登録する

    生徒・保護者の情報、コース、契約日、契約書面の交付日、授業開始日を入れます。

    確かめること
    契約書面の交付日から8日間のクーリング・オフ期間の終わりの日を入れる。
    できあがるもの
    生徒台帳の1行
  7. 請求受付・事務担当・目安 10分自動化の候補:転記・画面操作

    7. 入会金・授業料・教材費を請求する

    口座振替の手続きや初回の請求を行います。

    確かめること
    教材などの関連商品も、契約書面に記載したものだけを請求する。
    できあがるもの
    請求の記録
  8. 開始講師・目安 10分

    8. 授業を始め、初回の様子を保護者に伝える

    初回の授業内容と、次回までの課題を伝えます。

    確かめること
    保護者への連絡方法(アプリ・電話)を確かめる。
    できあがるもの
    初回報告
  9. クーリング・オフ受付・事務担当・目安 15分

    9. クーリング・オフの申出があれば受け付ける

    期間内に書面または電子メールなどで申出があれば、契約を解除し、受け取った金額を返します。

    確かめること
    期間内なら、すでに受けた授業の料金や違約金は請求できない。
    できあがるもの
    解除の記録
  10. 中途解約教室長・目安 20分

    10. 中途解約の申出があれば精算する

    授業開始後の解約は、受けた授業の対価と、法律の上限の範囲内の解約料で精算します。

    確かめること
    学習塾の場合、授業開始後の解約料は2万円か1か月分の授業料相当額の低い方が上限。
    できあがるもの
    精算の記録
  11. 保管受付・事務担当・目安 5分自動化の候補:台帳・承認

    11. 契約書類を保管する

    申込書、概要書面・契約書面の控えを生徒ごとに保管します。

    確かめること
    退塾後の保存期間を決め、期間を過ぎたら廃棄の記録を残す。
    できあがるもの
    保管記録

締めのチェックリスト

  • 必要以上のコースや教材を勧めていない
  • 契約前に概要書面を渡した
  • 総額(入会金・授業料・教材費)を説明した
  • 契約書面を遅滞なく渡した
  • 契約書面にクーリング・オフの記載がある
  • 生徒台帳にクーリング・オフ期間の終わりの日を入れた
  • 契約書面にない教材を請求していない
  • クーリング・オフの受付方法を全員が知っている
  • 中途解約の解約料が上限の範囲内である
  • 契約書類の控えを保管した

よくあるミスと防ぎ方

概要書面を渡さずに契約する

特定継続的役務提供に当たる契約では、契約の前に概要書面を渡す必要があります。面談の流れに書面の説明を入れ、交付日を記録します。

クーリング・オフ期間を数え間違える

期間は契約書面を受け取った日から8日間です。書面に不備があると期間が始まらないことがあります。台帳に終わりの日を入れて管理します。

中途解約で上限を超える解約料を求める

学習塾の解約料には法律の上限があります。精算の計算方法を手順書に書き、教室長が確かめます。

測っておきたい指標

  • 体験授業からの入塾率
  • 書面の交付漏れ件数(0件が基準)
  • クーリング・オフ・中途解約の件数

関係する法令・規格

  • 特定商取引法(特定継続的役務提供)

    学習塾(期間2か月超・金額5万円超)の概要書面・契約書面の交付、クーリング・オフ(8日間)、中途解約と解約料の上限、関連商品の扱いに関わります。

  • 消費者契約法

    不当な勧誘や、消費者に一方的に不利な契約条項の無効に関わります。

  • 個人情報保護法

    生徒・保護者の個人情報の取扱いに関わります。

無料ダウンロード

業務手順書テンプレート集(教育・研修・10業務)

  • 「入塾手続き」を含む10業務の手順書を、1業務1シートで書き換えられるExcel
  • 手順ごとに担当・確かめること・できあがるもの・目安時間の列。自社のやり方に合わせて行を足せます
  • 締めのチェックリストと改訂履歴のシートつき。A4横で印刷できます

フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます

11手順のうち4つは、自動化の候補です

ジンベイ GenApp

台帳・申請・承認の仕組み化

  • 手順1:問い合わせを受け、体験授業の日程を決める
  • 手順11:契約書類を保管する
ジンベイ GenAppを見る →

ジンベイ GenRPA

システムへの転記や画面操作の自動化

  • 手順6:生徒台帳に登録する
  • 手順7:入会金・授業料・教材費を請求する
ジンベイ GenRPAを見る →

よくある質問

どんな学習塾の契約が特定商取引法の対象になりますか。
入学試験に備えるためや学校の補習のための授業で、期間が2か月を超え、金額が5万円を超える契約です。幼稚園児や大学生向けの塾は対象外です。
クーリング・オフは電話でも受け付けますか。
法律では書面または電子メールなどで行うとされていますが、電話で連絡があった場合も、記録を残して書面などでの手続きを案内します。
授業開始後に解約したいと言われたら。
受けた授業の料金と、法律の上限の範囲内の解約料で精算します。学習塾の授業開始後の解約料の上限は、2万円か1か月分の授業料相当額の低い方です。