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教育・研修11手順Excel 無料

指導要録の作成と保存の業務手順書テンプレート(学校・研修・塾)

学年末に、児童生徒ごとの学籍・出欠・評定・所見を指導要録に記入し、点検と校長の確認を経て保存するまでの流れです。手順書にすると、記入漏れや出欠の数の食い違い、保存期間の管理の誤りを防げます。

この手順書の範囲

目的
指導要録の作成と点検を毎年同じ日程と確認項目で行い、法定の保存期間どおりに管理できるようにします。
範囲
学年末の作成の準備から、校長の確認、転学時の写しの送付、保存期間の管理までです。
始まるきっかけ
毎年2〜3月(学年末の成績確定後)、または転学・進学の手続きのとき
頻度・量の目安
年1回・1学級30〜40名分
使う書類・システム
前年度までの指導要録、出席簿の年間集計、成績の一覧(評定・観点別評価)、校務システム

担当と役割

  • 担任

    学籍・出欠・評定・所見の記入

  • 教務主任

    日程の管理、点検

  • 校長

    記入内容の確認、保存の責任

手順(11ステップ)

  1. 準備教務主任・目安 1時間

    1. 作成の日程と記入の要領を周知する

    記入の締め切り、点検の日程、記入上の注意(教育委員会の様式・要領)を教職員に伝えます。

    確かめること
    当年度の様式と要領の変更点を確かめる。
    できあがるもの
    作成日程の通知
  2. 学籍担任・目安 1名3分自動化の候補:転記・画面操作

    2. 学籍の記録を確かめる

    氏名、生年月日、住所、保護者、入学・転入の日を、在籍の情報と照合します。

    確かめること
    住所や保護者の変更があれば、根拠の届出を確かめて更新する。
    できあがるもの
    学籍の記録
  3. 出欠担任・目安 1名2分自動化の候補:転記・画面操作

    3. 出欠の記録を入れる

    授業日数、出席停止・忌引等の日数、出席しなければならない日数、欠席日数、出席日数を入れます。

    確かめること
    出席簿の年間集計と一致している。
    できあがるもの
    出欠の記録
  4. 評定担任・目安 1名3分自動化の候補:転記・画面操作

    4. 各教科の評価・評定を入れる

    成績の一覧から、観点別学習状況と評定を入れます。

    確かめること
    成績会議で確定した数字と一致している。
    できあがるもの
    評定の記録
  5. 所見担任・目安 1名10分

    5. 総合所見と特別活動などを書く

    学習や行動の様子、特別活動の記録、総合的な学習の時間の記録を書きます。

    確かめること
    根拠のない評価や、家庭の事情など不要な個人情報を書かない。
    できあがるもの
    所見の記録
  6. 点検教務主任・目安 1学級1時間自動化の候補:台帳・承認

    6. 記入内容を点検する

    空欄、出欠の計算、評定と成績一覧の一致、誤字を確かめます。

    確かめること
    点検した人と日付を記録する。
    できあがるもの
    点検の記録
  7. 修正担任・目安 30分

    7. 点検の指摘を直す

    指摘を直し、修正の履歴を残します。

    確かめること
    紙の場合は訂正の方法(二重線と訂正印など)を要領どおりにする。
    できあがるもの
    修正済みの要録
  8. 確認校長・目安 1学級30分

    8. 記入内容を確かめ、確定する

    点検の記録と要録の内容を確かめ、押印または電子での確定を行います。

    確かめること
    確定後の変更は、理由と変更者を記録する。
    できあがるもの
    確定した指導要録
  9. 送付教務主任・目安 1名10分

    9. 転学・進学の際に写しなどを送る

    転学では写しを転学先に送り、進学では抄本または写しを進学先に送ります。

    確かめること
    送付先と送付日を記録する。
    できあがるもの
    送付の記録
  10. 保存校長・目安 年1回・1時間自動化の候補:台帳・承認

    10. 保存期間を管理する

    学籍に関する記録は20年間、指導に関する記録は5年間保存します。

    確かめること
    保存期間の終わる年度を文書管理の一覧に入れる。
    できあがるもの
    保存期間の一覧
  11. 廃棄教務主任・目安 年1回・1時間

    11. 保存期間を過ぎた記録を廃棄する

    期間を過ぎた指導に関する記録などを、廃棄の記録を残して廃棄します。

    確かめること
    学籍に関する記録と、指導に関する記録の期間の違いに注意する。
    できあがるもの
    廃棄の記録

締めのチェックリスト

  • 当年度の様式と要領を確かめた
  • 学籍の記録を在籍の情報と照合した
  • 出欠の記録が出席簿の年間集計と一致している
  • 評定が成績会議で確定した数字と一致している
  • 所見に不要な個人情報を書いていない
  • 点検した人と日付を記録した
  • 修正の履歴を残した
  • 校長が確定した
  • 転学・進学の送付を記録した
  • 保存期間(学籍20年・指導5年)を一覧に入れた

よくあるミスと防ぎ方

出欠の数が出席簿と合わない

出席停止や忌引の扱いを間違えると、数が合わなくなります。出席簿の年間集計から転記し、点検で照合します。

所見に不要な個人情報を書く

指導要録は本人から開示を求められることがあります。根拠のある学習・行動の記録にとどめます。

保存期間を一律にしてしまう

学籍に関する記録は20年、指導に関する記録は5年と期間が違います。区分ごとに保存期間を管理します。

測っておきたい指標

  • 作成の締め切りまでの完了率
  • 点検での指摘件数
  • 転学の写しの送付日数

関係する法令・規格

  • 学校教育法施行規則

    指導要録の作成、転学・進学時の写し・抄本の送付、保存期間(学籍に関する記録は20年間、その他は5年間)に関わります。

  • 個人情報保護法

    指導要録の安全管理と、本人からの開示請求に関わります。公立学校は行政機関等の規律が適用されます。

無料ダウンロード

業務手順書テンプレート集(教育・研修・10業務)

  • 「指導要録の作成と保存」を含む10業務の手順書を、1業務1シートで書き換えられるExcel
  • 手順ごとに担当・確かめること・できあがるもの・目安時間の列。自社のやり方に合わせて行を足せます
  • 締めのチェックリストと改訂履歴のシートつき。A4横で印刷できます

フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます

11手順のうち5つは、自動化の候補です

ジンベイ GenRPA

システムへの転記や画面操作の自動化

  • 手順2:学籍の記録を確かめる
  • 手順3:出欠の記録を入れる
  • 手順4:各教科の評価・評定を入れる
ジンベイ GenRPAを見る →

ジンベイ GenApp

台帳・申請・承認の仕組み化

  • 手順6:記入内容を点検する
  • 手順10:保存期間を管理する
ジンベイ GenAppを見る →

よくある質問

指導要録の保存期間は。
学籍に関する記録は20年間、指導に関する記録などは5年間です。学校教育法施行規則で定められています。
指導要録を電子で作ってもよいですか。
電子で作成・保存することができます。改ざんの防止やバックアップなど、電子での管理の方法を教育委員会などの方針に沿って決めます。
転学のときに送るのは原本ですか。
転学先には指導要録の写しを送ります。原本は元の学校で保存します。