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IT・受託開発11手順Excel 無料

PCのキッティング・貸与の業務手順書テンプレート(受託開発・情報システム)

新しい PC を受け取ってから、資産登録、OS とソフトの設定、セキュリティの設定を行い、利用者に貸与するまでの流れです。手順書にすると、暗号化や更新の設定漏れ、貸与の記録漏れを防げます。

この手順書の範囲

目的
どの担当者がキッティングしても、同じ設定と同じ確認項目で PC を渡せるようにします。
範囲
PC の納品から、利用者への受け渡しと貸与記録、返却時のデータ消去までです。
始まるきっかけ
入社・故障・入れ替えで PC が必要になったとき
頻度・量の目安
随時・月5〜50台
使う書類・システム
納品書・PC 本体、キッティング手順書(標準の設定一覧)、ソフトウェアのライセンス台帳、備品・IT資産管理台帳

担当と役割

  • 情報システム担当

    キッティング、資産登録、受け渡し

  • 利用者

    受け取りの確認、利用ルールへの同意

  • 利用者の上長

    必要なソフトの申請

手順(11ステップ)

  1. 受入情報システム担当・目安 1台3分自動化の候補:読み取り

    1. 納品された PC を検品する

    納品書と型番・台数・シリアル番号を照合します。

    確かめること
    初期不良(起動しない・画面の傷)がないか確かめる。
    できあがるもの
    検品記録
  2. 登録情報システム担当・目安 1台3分自動化の候補:転記・画面操作

    2. 資産番号を振り、IT資産管理台帳に登録する

    資産番号のラベルを貼り、型番・シリアル番号・購入日・保証期限・リース期限を台帳に入れます。

    確かめること
    リースの場合は契約番号と返却期限を入れる。
    できあがるもの
    IT資産管理台帳の1行
  3. 設定情報システム担当・目安 1台30〜60分

    3. OS を最新の状態に更新する

    OS の更新プログラムをすべて適用します。

    確かめること
    更新の後、再起動して更新が残っていないか確かめる。
    できあがるもの
    更新済みの PC
  4. 設定情報システム担当・目安 1台30分自動化の候補:転記・画面操作

    4. 標準のソフトを導入する

    キッティング手順書の標準ソフトと、上長が申請した業務用ソフトを入れます。

    確かめること
    ライセンス台帳で、割り当てる数が保有数を超えないか確かめる。
    できあがるもの
    ソフト導入済みの PC
  5. 設定情報システム担当・目安 1台20分

    5. セキュリティの設定を行う

    ディスクの暗号化、ウイルス対策ソフト、画面ロックの時間、USB 記憶装置の制限を設定します。

    確かめること
    暗号化の回復キーを管理システムに保存した。
    できあがるもの
    設定済みの PC
  6. 設定情報システム担当・目安 1台10分

    6. 端末管理ツールに登録する

    端末管理ツールに登録し、紛失時の遠隔ロック・消去ができる状態にします。

    確かめること
    管理画面で端末が表示され、ポリシーが適用されたか確かめる。
    できあがるもの
    登録済みの PC
  7. 確認情報システム担当・目安 1台10分

    7. チェックリストで設定を確かめる

    更新、ソフト、暗号化、ウイルス対策、管理ツール、プリンタ・ネットワークの接続を1台ずつ確かめます。

    確かめること
    チェックリストの全項目に確認者の印がある。
    できあがるもの
    キッティングのチェックリスト
  8. 受け渡し情報システム担当・目安 15分

    8. 利用者に PC を渡す

    初回ログイン、多要素認証の設定、利用ルール(持ち出し・紛失時の連絡)を説明します。

    確かめること
    利用ルールへの同意と受け取りのサインをもらう。
    できあがるもの
    貸与記録
  9. 記録情報システム担当・目安 3分自動化の候補:台帳・承認

    9. 台帳に利用者と貸与日を入れる

    利用者、部署、貸与日を台帳に入れます。

    確かめること
    前の利用者の情報が残っていない。
    できあがるもの
    更新済みの台帳
  10. 返却情報システム担当・目安 1台30分

    10. 返却された PC のデータを消去する

    引継ぎが必要なデータがないか上長に確かめてから、データを消去し、消去の記録を残します。

    確かめること
    リース返却や廃棄の場合は、消去の方法と証明を残す。
    できあがるもの
    消去の記録
  11. 棚卸し情報システム担当・目安 1日自動化の候補:転記・画面操作

    11. 年1回、台帳と現物を照合する

    台帳の資産番号と、管理ツールの端末一覧、現物を照合します。

    確かめること
    所在不明の PC があれば、紛失として扱いを決める。
    できあがるもの
    棚卸しの結果

締めのチェックリスト

  • 納品書と型番・シリアル番号を照合した
  • 資産番号を振り、台帳に登録した
  • OS の更新をすべて適用した
  • ライセンスの割り当てが保有数を超えていない
  • ディスクを暗号化し、回復キーを保存した
  • ウイルス対策ソフトが動いている
  • 端末管理ツールに登録した
  • 利用ルールへの同意と受け取りのサインがある
  • 返却 PC のデータ消去を記録した
  • 年1回、台帳と現物を照合した

よくあるミスと防ぎ方

暗号化の回復キーを保存していない

利用者がパスワードを忘れたり故障したりしたときに、データを取り出せなくなります。回復キーの保存をチェックリストに入れます。

ライセンスの数を超えて導入する

使っていない PC にもライセンスが残り、数が合わなくなります。導入と返却のたびにライセンス台帳を更新します。

返却 PC のデータを消さずに再利用する

前の利用者のデータが次の人に見えてしまいます。消去してから再利用し、消去の記録を残します。

測っておきたい指標

  • キッティング1台あたりの作業時間
  • チェックリストの不備件数
  • 所在不明の PC の台数

この業務で残す書類の保存期間

関係する法令・規格

  • 個人情報保護法

    個人データを扱う PC の盗難・紛失への対策(暗号化、遠隔消去)など、物理的・技術的安全管理措置に関わります。

  • 著作権法(ソフトウェアの使用許諾)

    ソフトウェアは使用許諾契約の範囲(台数・利用者数)で使う必要があります。

無料ダウンロード

業務手順書テンプレート集(IT・受託開発・10業務)

  • 「PCのキッティング・貸与」を含む10業務の手順書を、1業務1シートで書き換えられるExcel
  • 手順ごとに担当・確かめること・できあがるもの・目安時間の列。自社のやり方に合わせて行を足せます
  • 締めのチェックリストと改訂履歴のシートつき。A4横で印刷できます

フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます

11手順のうち5つは、自動化の候補です

ジンベイ GenOCR

紙・PDFの読み取りとデータ化

  • 手順1:納品された PC を検品する
ジンベイ GenOCRを見る →

ジンベイ GenRPA

システムへの転記や画面操作の自動化

  • 手順2:資産番号を振り、IT資産管理台帳に登録する
  • 手順4:標準のソフトを導入する
  • 手順11:年1回、台帳と現物を照合する
ジンベイ GenRPAを見る →

ジンベイ GenApp

台帳・申請・承認の仕組み化

  • 手順9:台帳に利用者と貸与日を入れる
ジンベイ GenAppを見る →

よくある質問

キッティングを早くする方法は。
標準の設定をまとめたイメージや、端末管理ツールでの自動設定を使うと、1台あたりの時間を短くできます。設定の確認はチェックリストで行います。
リース PC の返却時に注意することは。
データを消去し、消去の方法と日付を記録します。リース会社が消去証明を出すサービスを使う場合も、社内で消去したことを記録します。
私物の PC を業務に使わせてもよいですか。
認める場合は、利用できる範囲、セキュリティの設定、紛失時の対応を規程で決めます。認めない場合は、その旨を利用ルールに書きます。