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IT・受託開発12手順Excel 無料

アカウントの発行・削除の業務手順書テンプレート(受託開発・情報システム)

入社・異動・退職の連絡を受けて、業務システムやクラウドサービスのアカウントを発行・変更・停止し、定期的に棚卸しする流れです。手順書にすると、退職者のアカウントの消し忘れや、必要以上の権限の付与を防げます。

この手順書の範囲

目的
アカウントの発行から削除までを申請と承認の記録つきで行い、誰がどの権限を持つかをいつでも説明できるようにします。
範囲
人事からの入社・異動・退職の連絡から、アカウントの発行・変更・停止、四半期ごとの棚卸しまでです。
始まるきっかけ
人事から入社・異動・退職の連絡があったとき、または部署から権限の追加の申請があったとき
頻度・量の目安
随時・従業員100名あたり月5〜15件
使う書類・システム
入社・異動・退職の連絡票、アカウント申請書、システムごとの権限の一覧、備品・IT資産管理台帳

担当と役割

  • 人事担当

    入社・異動・退職の連絡

  • 申請者の上長

    必要な権限の申請と承認

  • 情報システム担当

    アカウントの発行・変更・停止、棚卸し

手順(12ステップ)

  1. 受付情報システム担当・目安 5分自動化の候補:台帳・承認

    1. 人事から入社・異動・退職の連絡を受ける

    氏名、社員番号、部署、役職、発令日、退職日を連絡票で受け取ります。

    確かめること
    連絡は人事からのものだけを正とする。本人や部署からの口頭の連絡では作業しない。
    できあがるもの
    連絡票
  2. 申請申請者の上長・目安 10分自動化の候補:台帳・承認

    2. 必要なシステムと権限を申請する

    業務に必要なシステムと、閲覧・登録・承認などの権限を、権限の一覧から選んで申請します。

    確かめること
    前任者と同じ権限を一律にコピーしない。
    できあがるもの
    アカウント申請書
  3. 承認情報システム担当・目安 5分

    3. 申請内容を確かめる

    職務に対して権限が多すぎないか、管理者権限が含まれていないかを確かめます。

    確かめること
    管理者権限は、システムの管理責任者の承認を追加でもらう。
    できあがるもの
    確認済みの申請
  4. 発行情報システム担当・目安 1システム5分自動化の候補:転記・画面操作

    4. アカウントを発行する

    命名規則に沿って ID を作り、権限を設定し、多要素認証を有効にします。

    確かめること
    初期パスワードは、本人だけが受け取れる方法で渡す。
    できあがるもの
    発行済みのアカウント
  5. 記録情報システム担当・目安 3分自動化の候補:転記・画面操作

    5. アカウント台帳に記録する

    システム、ID、権限、発行日、申請番号を台帳に入れます。

    確かめること
    申請書と台帳の内容が一致している。
    できあがるもの
    アカウント台帳
  6. 案内情報システム担当・目安 10分

    6. 利用開始の案内と利用ルールを伝える

    ログイン方法、パスワードと多要素認証の設定、利用ルール(持ち出し・共有の禁止など)を案内します。

    確かめること
    利用ルールへの同意を記録する。
    できあがるもの
    案内の記録
  7. 異動情報システム担当・目安 1システム5分自動化の候補:転記・画面操作

    7. 異動時に旧部署の権限を外す

    新しい部署の申請で権限を追加し、旧部署の権限は発令日に外します。

    確かめること
    引継ぎ期間に旧権限を残す場合は、外す日を決めて台帳に入れる。
    できあがるもの
    変更済みのアカウント
  8. 退職情報システム担当・目安 30分自動化の候補:転記・画面操作

    8. 退職日にアカウントを停止する

    最終出社日の業務終了後に、全システムのアカウントを停止し、共有メールやデータの引継ぎ先を設定します。

    確かめること
    台帳で、その人が持つ全システムを洗い出して停止する。
    できあがるもの
    停止済みのアカウント
  9. 退職情報システム担当・目安 15分

    9. 貸与品を回収する

    PC、スマートフォン、セキュリティカードを回収し、IT資産管理台帳を更新します。

    確かめること
    回収した PC のデータを消去する前に、引継ぎが必要なデータがないか上長に確かめる。
    できあがるもの
    回収記録
  10. 削除情報システム担当・目安 10分

    10. 停止したアカウントを一定期間後に削除する

    停止から一定期間(例: 90日)後に、データの保存の要否を確かめて削除します。

    確かめること
    法令や社内規程で保存が必要なデータは削除前に移す。
    できあがるもの
    削除の記録
  11. 棚卸し情報システム担当・目安 半日自動化の候補:転記・画面操作

    11. 四半期ごとにアカウントを棚卸しする

    システムのアカウント一覧と人事の在籍者一覧を突き合わせ、退職者・不明なアカウントを洗い出します。

    確かめること
    共有アカウント・サービス用アカウントは、管理者が決まっているか確かめる。
    できあがるもの
    棚卸しの結果
  12. 棚卸し申請者の上長・目安 15分

    12. 部下の権限が今の業務に合っているか確かめる

    情報システム担当が出した一覧で、不要な権限に印をつけて返します。

    確かめること
    期限までに返さない部署は、情報システム担当が督促する。
    できあがるもの
    権限の確認結果

締めのチェックリスト

  • 人事からの連絡で作業した
  • 権限の一覧から選んで申請した
  • 管理者権限に追加の承認がある
  • 多要素認証を有効にした
  • 初期パスワードを本人だけが受け取れる方法で渡した
  • 申請書と台帳の内容が一致している
  • 異動時に旧部署の権限を外した
  • 退職日に全システムのアカウントを停止した
  • 貸与品を回収した
  • 四半期ごとの棚卸しを行った

よくあるミスと防ぎ方

退職者のアカウントの消し忘れ

部署で契約したクラウドサービスなど、情報システム担当が知らないアカウントが残ります。台帳に全システムを入れ、棚卸しで人事の在籍者一覧と突き合わせます。

前任者の権限をそのままコピーする

長年の異動で増えた権限まで引き継がれます。権限の一覧から必要なものを選ぶ申請にします。

共有アカウントの管理者がいない

誰が使っているかわからないアカウントは、不正利用に気づけません。管理者を決め、パスワードを定期的に変えます。

測っておきたい指標

  • 退職日から停止までの日数(0日が基準)
  • 棚卸しで見つかった不要アカウントの件数
  • 申請から発行までの日数

関係する法令・規格

  • 個人情報保護法

    個人データを扱うシステムのアクセス制御・アクセス者の識別と認証など、技術的安全管理措置に関わります。

  • 不正アクセス禁止法

    退職者が残ったアカウントで他人の ID を使ってログインすることは不正アクセスに当たり得ます。アクセス管理者として、ID の適切な管理に努めることも求められます。

無料ダウンロード

業務手順書テンプレート集(IT・受託開発・10業務)

  • 「アカウントの発行・削除」を含む10業務の手順書を、1業務1シートで書き換えられるExcel
  • 手順ごとに担当・確かめること・できあがるもの・目安時間の列。自社のやり方に合わせて行を足せます
  • 締めのチェックリストと改訂履歴のシートつき。A4横で印刷できます

フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます

12手順のうち7つは、自動化の候補です

ジンベイ GenApp

台帳・申請・承認の仕組み化

  • 手順1:人事から入社・異動・退職の連絡を受ける
  • 手順2:必要なシステムと権限を申請する
ジンベイ GenAppを見る →

ジンベイ GenRPA

システムへの転記や画面操作の自動化

  • 手順4:アカウントを発行する
  • 手順5:アカウント台帳に記録する
  • 手順7:異動時に旧部署の権限を外す
  • 手順8:退職日にアカウントを停止する
  • 手順11:四半期ごとにアカウントを棚卸しする
ジンベイ GenRPAを見る →

よくある質問

退職者のアカウントはすぐ削除すべきですか。
まず停止し、メールやデータの引継ぎを終えてから削除するのが安全です。停止は最終出社日の業務終了後に行います。
棚卸しはどのくらいの頻度で行いますか。
四半期に1回が目安です。個人情報や会計など重要なシステムは、より短い間隔で行うこともあります。
アカウントの発行を自動化できますか。
人事システムの入社・退職の情報をもとに、発行・停止の操作を自動化できます。権限の選び方と承認は人が行います。