同じ受注入力を、AIエージェントとジンベイ GenRPAで3回ずつ動かしました。

最上位クラスのAIモデルで毎回画面を操作するAIエージェントは、1件 約73秒・AIの費用 約83円で、操作の回数も費用も毎回違いました。決まった手順で動くジンベイ GenRPAは、約2秒・0円で、毎回同じでした。速さは約37倍違います。

結果

AIエージェント(最上位クラス)AIエージェント(中位の価格帯)ジンベイ GenRPA(決まった手順)
1件の処理時間(平均)約73秒約58秒約2秒
速さの差決まった手順の約37倍かかる決まった手順の約30倍かかる—
1件のAIの費用(平均)約83円(59〜122円)約38円(32〜43円)0円
操作の回数66・44・43回47・43・46回24手順(毎回同じ)
登録された内容3回とも正しい3回とも正しい3回とも正しい

2026/10/31 当社で計測。費用は1ドル160円で換算。

100件に換算すると

AIエージェント(最上位クラス)AIエージェント(中位の価格帯)ジンベイ GenRPA(決まった手順)
処理時間約121分約97分約3分
AIの費用約8,300円約3,800円0円

速さは、約37倍違う

AIエージェントは操作のたびに画面をAIに送り、返事を待ってから次の操作をします。決まった手順は待たずに続けて操作するので、件数が増えるほど差が開きます。

1件

AIエージェント
約73秒
ジンベイ GenRPA
約2秒

1日40件

AIエージェント
約48分
ジンベイ GenRPA
約78秒

月800件(1日40件×20日)

AIエージェント
約16時間
ジンベイ GenRPA
約26分

夜間にまとめて1,000件

AIエージェント
約20時間
ジンベイ GenRPA
約33分

AIエージェントは最上位クラスのAIモデル。1台のPCで順番に処理した場合の目安です。

1回ずつの数字

AIエージェント(最上位クラス)処理時間操作の回数AIとのやり取りAIに渡した量(入力/出力トークン)AIの費用
1回目97.8秒66回18回16.5万/0.5万約122円
2回目61.9秒44回11回8.9万/0.4万約68円
3回目58.1秒43回10回7.6万/0.3万約59円
AIエージェント(中位の価格帯)処理時間操作の回数AIとのやり取りAIに渡した量(入力/出力トークン)AIの費用
1回目62.5秒47回14回11.4万/0.4万約43円
2回目51.1秒43回10回8.1万/0.4万約32円
3回目61.3秒46回13回10.7万/0.4万約41円
ジンベイ GenRPA処理時間手順AIの費用
1回目13.3秒(ブラウザの起動を含む)24手順0円
2回目2.4秒24手順0円
3回目1.5秒24手順0円

ジンベイ GenRPAの平均は、ブラウザの起動を含む1回目を除いた2回の平均です。

計測の条件

業務
模擬の販売管理システムの受注入力画面に、注文1件(見出し5項目・明細3行(各4項目)・合計金額を入力して登録)を入れる。ジンベイ GenRPAに同梱の受注入力テンプレートと同じ画面
AIエージェント
画面操作に対応した汎用のAIモデル2種類(最上位クラスの汎用AIモデルと中位の価格帯の汎用AIモデル)に、注文の内容を文章で渡し、画面を見ながら入力と登録をさせる。画面は1280×800、会話に残す画面は直近3枚。ジンベイ GenRPAの「AIエージェントに画面を操作させる」機能と同じ設定
ジンベイ GenRPA
同じ内容を入力する24手順のフローを、コマンドラインから実行。AIは使わない
回数
それぞれ3回。登録された内容を、正しい値と1項目ずつ照合
費用の計算
AIの利用量(トークン)に各モデルの公開価格(最上位クラス:入力100万トークンあたり4ドル・出力20ドル、中位の価格帯:入力100万トークンあたり2ドル・出力10ドル)を掛け、1ドル160円で換算。プロンプトの使い回しなど費用を下げる工夫はしていない

この結果から言えること・言えないこと

  • ・AIエージェントは、操作のたびにAIとやり取りするため、1件ごとに時間と費用がかかり、件数に比例して増えます。
  • ・速さは、最上位クラスのモデルで約37倍、中位の価格帯のモデルでも約30倍の差がありました。AIモデルを変えても、差は縮まりません。
  • ・上位のAIモデルほど1件の費用は上がります。同じ業務で、最上位クラスは中位の価格帯の約2.2倍でした。
  • ・同じ指示でも、AIエージェントの操作の回数と費用は毎回違いました(最上位クラスで59〜122円)。決まった手順は毎回同じです。
  • ・今回は失敗がありませんでしたが、3回ずつの実測なので、誤りの割合は言えません。公開されている評価では、さまざまなPC操作の課題でAIエージェントが成功するのは66.3%(人は72.35%)で、およそ3回に1回は失敗します(Stanford HAI「AI Index Report 2026」)。失敗した件は人が手直しするので、下の計算に入れています。
  • ・AIへの送り方を工夫すれば、AIエージェントの費用は下げられる余地があります。件数に比例する形は変わりません。
  • ・画面や項目が多い業務では、AIエージェントの時間と費用はこれより増えます。

自社の件数で比べる

失敗の割合と手直しの時間も入れて、月と年の費用を比べられます。

1件の費用の初期値は、注文1件(18項目)の受注入力を実測した平均です。画面や項目が多い業務ほど増えます。失敗の割合の初期値5%は仮の値です。当社の実測では失敗はありませんでしたが、公開されている評価では、さまざまなPC操作の課題でAIエージェントが成功するのは66.3%です(Stanford HAI「AI Index Report 2026」)。

月800件AIエージェント(最上位クラス)ジンベイ GenRPA(決まった手順)
AIの利用料月66,400円0円
失敗した件の手直し月20,000円約40件・約7時間(時給3,000円)毎回同じ手順で動く画面の変更などで止まったときは、エラーの画面が残る
PCが処理に使う時間月約16時間月約26分約37倍速い
合計月86,400円年1,036,800円・製品やサービスの利用料は別月50,000円ライセンス1台 年600,000円・初期費用 200,000円(1社1回)

この業務だけで比べると、1日約23件を超えると、AIエージェントの費用(AIの利用料+失敗の手直し)がジンベイ GenRPAのライセンス代を上回ります。ジンベイ GenRPAは1台で複数の業務を動かせるので、業務を足すほど差が開きます。

税抜。AIの利用料は、各AIモデルの公開価格(最上位クラス:入力100万トークンあたり4ドル・出力20ドル、中位の価格帯:入力100万トークンあたり2ドル・出力10ドル)を1ドル160円で換算しています。失敗した件は人が手直しする前提で、AIでのやり直しの費用は入れていません。ジンベイ GenRPAで手順を作るときや自己修復でAIを使う分は、ご契約時のAIクレジットから使います。

よくある質問

AIエージェントに画面を操作させると、1件いくらかかりますか?

注文1件(18項目)の受注入力を3回動かした平均で、最上位クラスのAIモデルは約83円、中位の価格帯のモデルは約38円でした。同じ指示でも回によって費用に約2倍の開きがあり、画面や項目が多い業務ほど増えます。

AIエージェントとRPAでは、処理時間はどのくらい違いますか?

同じ受注入力で、最上位クラスのAIモデルのAIエージェントは1件 約73秒、ジンベイ GenRPAの決まった手順は約2秒でした。操作のたびにAIとやり取りする分、AIエージェントは遅くなります。

AIエージェントはどのくらい失敗しますか?

当社の受注入力の実測(2種類のモデルで3回ずつ)では、登録内容はすべて正しい値と一致しましたが、この回数では誤りの割合は言えません。公開されている評価では、さまざまなPC操作の課題でAIエージェントが成功するのは66.3%で、およそ3回に1回は失敗します。

ジンベイ GenRPAで手順を作るときにも、AIの費用はかかりますか?

AIエージェントに一度やらせた操作を手順に変換する作り方なら、およそ1件分のAIの費用がかかります。実行のときはAIを呼ばないので、件数が増えてもAIの費用は増えません。

計測日:

自社の業務で、減らせる時間を確かめる。

件数と1件の時間などに答えると、自動化に向くかと減らせる時間の目安が、その場でわかります。

記載の会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。ジンベイ GenRPAは、各製品の開発元とは関係のない、ジンベイ株式会社の製品です。当社では、製品・版ごとの動作の確認はしていません。