展示会のお礼メールは、会期当日から翌営業日までに、見込み度ごとに文面を分けて送るのが基本です。件名に展示会名と会社名を入れ、本文にはブースで聞いた話を1〜2文書き、相手にしてほしいことを1つに絞ります。製品や資料の案内を含めるなら、署名に送信者の名称・住所・問い合わせ先と配信停止の案内を入れます。
お礼メールを送るタイミング
お礼メールは、来場者がブースでの会話を覚えているうちに届けます。会期が終わると、各社のメールが同じ時期に重なることがあります。
全員に同じ日に送るのではなく、見込み度で送る日と中身を分けます。
| 送る日 | 送る相手 | 中身 |
| 会期当日の夜 | A(検討が進んでいる・商談の約束をした) | お礼、ブースで聞いた課題、商談の日程候補 |
| 翌営業日 | B(情報を集めている) | お礼、話した内容に合う資料、相談の受付 |
| 会期後の数日以内 | C(資料だけ欲しい・対象外に近い) | お礼と資料のリンク。営業の連絡は控えめにする |
A の人には、メールと同じ日に電話もかけます。電話の順番とトークの組み立ては、展示会後の架電の記事にまとめています。
件名と本文の組み立て
件名には、展示会名と会社名を必ず入れます。来場者は多くのブースを回っているので、どこで会った誰からのメールかが件名で分かるようにします。
- 件名:「【展示会名】ご来場のお礼(会社名)」のように、展示会名を先頭に置きます。
- 冒頭:相手の会社名・氏名と、ブースに来てもらったお礼を書きます。
- ブースで聞いた話:聞いた課題や関心を1〜2文で書きます。定型文との違いが一番出るところです。
- 次の一歩:商談の日程候補、資料のリンク、相談の受付など、相手にしてほしいことを1つに絞ります。
- 署名と配信停止の案内:会社名・住所・問い合わせ先と、今後の案内が不要なときの連絡方法を書きます。
見込み度別の例文
〇〇の部分を書き換えて使えます。ブースで聞いた話は、接客メモやヒアリングシートから写します。
A:商談の日程を決めたい人
件名:【〇〇展】ご来場のお礼と、ご相談の日程について(株式会社〇〇)
株式会社〇〇 〇〇様
本日は〇〇展の弊社ブースにお立ち寄りいただき、ありがとうございました。株式会社〇〇の〇〇です。
ブースでは、〇〇の作業に時間がかかっているとお話しいただきました。御社の進め方に合わせたご提案を、30分ほどでご説明できればと考えております。
次の日程でご都合のよい日時はございますか。〇月〇日(〇)10時〜/〇月〇日(〇)14時〜/〇月〇日(〇)16時〜
ほかの日時がよろしければ、ご返信でお知らせください。
B:情報を集めている人
件名:【〇〇展】ご来場のお礼と、お話しした資料のご案内(株式会社〇〇)
株式会社〇〇 〇〇様
先日は〇〇展の弊社ブースにお越しいただき、ありがとうございました。
ブースでお話しした〇〇について、導入の流れと費用の考え方をまとめた資料をお送りします。(資料のリンク)
社内でご検討の際に、ご不明な点があれば、このメールへのご返信でお気軽にお尋ねください。
C:資料だけ欲しい人
件名:【〇〇展】ご来場のお礼(株式会社〇〇)
株式会社〇〇 〇〇様
〇〇展の弊社ブースにお立ち寄りいただき、ありがとうございました。
ブースでご紹介した製品の資料は、こちらからご覧いただけます。(資料のリンク)
今後、セミナーや新しい機能のご案内をお送りすることがあります。
3本とも、末尾に次の節の「メールに書く事項」を入れた署名を付けます。
署名に書くこと:配信停止の案内まで入れる
お礼の言葉に加えて、製品の紹介や資料・セミナーへの案内を入れたお礼メールは、特定電子メール法の「広告・宣伝のためのメール」として扱うのが安全です。総務省・消費者庁のガイドラインも、広告・宣伝のサイトへ誘導することが目的に含まれるメールは、これに当たるとしています。
名刺などの書面で自分のメールアドレスを知らせた人には、こうしたメールも送れます(法第3条第1項第2号、施行規則第2条)。そのかわり、署名に次の事項を入れます(法第4条、施行規則第7条・第9条)。
| 書く事項 | 署名での書き方の例 |
| 送信者の名称 | 株式会社〇〇 〇〇部 〇〇 |
| 送信者の住所 | 〒000-0000 東京都〇〇区〇〇 |
| 苦情・問い合わせの連絡先 | TEL 00-0000-0000/お問い合わせ(URL) |
| 配信停止の連絡先と、申し出られる旨 | 今後のご案内が不要な方は、こちらからお手続きください(URL) |
配信停止の連絡を受けたら、その人には広告・宣伝のメールを送れません(法第3条第3項)。CRMの配信停止の項目に入れ、次の一斉配信から外れるようにしておきます。
アンケートで受け取ったアドレスや主催者のバッジで受け取った連絡先の扱い、名刺の個人情報の利用目的は、名刺の個人情報とメールの同意のページで詳しく解説しています。
ジンベイ GenLeadについて
ジンベイ GenLeadは、ブースで名刺と手書きのヒアリングシートを読み取り、HubSpot・Salesforceへ当日中に同期します。見込み度とブースで聞いた話が会期中にCRMへ入るので、CRMのワークフローと組み合わせて、当日の夜から見込み度別のお礼メールを動かせます。
ランク別の例文3本と振り分けシートは、展示会後のフォロー一式として無料で配布しています。