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製造設計・図面台帳

機器リスト・ラインリスト(プラント)

化学・プラントの機器リストとラインリストをつくるExcelテンプレートです。機器は機器番号・種類・主な仕様・設計条件・材質・P&ID図番・機器図番を、ラインはライン番号・口径・流体・配管クラス・始点と終点・運転と設計の条件・保温を1行ずつ書きます。どちらにもP&IDとの照合の欄があり、不一致は赤、番号が重複した行は「重複」と表示します。

別の呼び方: ラインリスト/ラインインデックス/機器表/機器一覧表/Equipment List/Line List

機器リスト・ラインリストとは?
P&ID(配管計装図)に描いた機器と配管を、1行ずつ表にしたものです。機器リストは機器の仕様、ラインリストは配管の口径・流体・配管クラス・条件をまとめ、設計・調達・工事・保全の元データになります。
P&IDとの照合で見ることは?
機器番号・ライン番号が図とリストの両方にあるか、口径・配管クラス・始点と終点・保温が図と同じか、図の改訂がリストに反映されているかです。
形式
Excel・PDF
用紙
A4横
更新日
2026.10.30
版
v1.0
無料でダウンロード
機器リスト・ラインリスト(プラント)の記入例

記入例

Excel の「記入例」シートと同じ内容です。グレーの列は自動で計算され、すぐ確かめる行は赤、期限の近い行は黄色で表示されます。

機器リスト

機器番号ごとに1行。P&ID と照合し、不一致は赤。番号が重複すると「重複」と出ます。

設備名第2製造棟 溶剤回収設備

照合した P&IDPID-2201〜2203 Rev.C

作成・照合設計課 中島 / 保全課 小川

機器数12

不一致1

未照合1

機器番号機器名称種類主な仕様(容量・能力)設計圧力(MPaG)設計温度(℃)材質P&ID 図番機器図番P&ID 照合重複備考
V-101原料タンク槽・容器縦形 15 m³0.1 / FV60SUS304PID-2201EQ-2201-01一致重複
P-101A原料ポンプポンプ10 m³/h × 40 m × 3.7 kW0.660SCS13PID-2201EQ-2201-02一致
P-101B原料ポンプ(予備)ポンプ10 m³/h × 40 m × 3.7 kW0.660SCS13PID-2201EQ-2201-02一致
E-101原料予熱器熱交換器多管式 伝熱面積 12 m²0.6 / 0.5120 / 160SUS304PID-2201EQ-2201-03一致胴側 / 管側
T-101蒸留塔塔φ900 × 14,500 H 規則充填物0.2 / FV150SUS316LPID-2202EQ-2202-01不一致P&ID Rev.C で安全弁 PSV-1021 を追加。機器図は Rev.B のまま
E-102塔頂凝縮器熱交換器多管式 伝熱面積 28 m²0.2 / 0.5120 / 50SUS304PID-2202EQ-2202-02一致胴側 / 管側(冷却水)
E-103リボイラー熱交換器サーモサイホン 伝熱面積 18 m²0.2 / 0.8150 / 180SUS316LPID-2202EQ-2202-03一致管側 / 胴側(蒸気)
V-102還流槽槽・容器横形 2.5 m³0.2 / FV60SUS304PID-2202EQ-2202-04一致
P-102A還流ポンプポンプ6 m³/h × 35 m × 2.2 kW0.660SCS13PID-2202EQ-2202-05一致
P-102B還流ポンプ(予備)ポンプ6 m³/h × 35 m × 2.2 kW0.660SCS13PID-2202EQ-2202-05一致
V-103回収溶剤タンク槽・容器縦形 10 m³0.1 / FV60SUS304PID-2203EQ-2203-01未照合Rev.C の P&ID 受領待ち
V-101缶出液タンク槽・容器縦形 5 m³0.1 / FV80SUS304PID-2203EQ-2203-02一致重複番号の誤り。V-104 に振り直す

ラインリスト

ライン番号ごとに1行。P&ID と照合し、不一致は赤。番号が重複すると「重複」と出ます。

設備名第2製造棟 溶剤回収設備

照合した P&IDPID-2201〜2203 Rev.C

作成・照合設計課 中島 / 保全課 小川

ライン数12

不一致1

未照合1

ライン番号口径流体配管 クラス始点終点運転圧力(MPaG)運転温度(℃)設計圧力(MPaG)設計温度(℃)保温・保冷P&ID 図番P&ID 照合重複備考
80-P-1001-A180A原料液A1V-101 N2P-101A/B 吸込0.0常温0.160なしPID-2201一致
50-P-1002-A150A原料液A1P-101A/B 吐出E-101 管側入口0.35常温0.660なしPID-2201一致
50-P-1003-A1-H50A原料液(予熱後)A1E-101 管側出口T-101 N30.25850.6120保温PID-2201一致
150-P-1004-B1-H150A塔頂ベーパーB1T-101 N1E-102 胴側入口0.02780.2 / FV150保温PID-2202一致
50-P-1005-A140A凝縮液A1E-102 胴側出口V-102 N10.02450.2120なしPID-2202不一致P&ID Rev.C は 50A。リストの口径が Rev.B のまま
40-P-1006-A140A還流液A1P-102A/B 吐出T-101 N20.3450.660なしPID-2202一致重複
50-S-1101-C2-H50A蒸気 0.6 MPaC250-S-0001(主管)E-103 胴側入口0.61650.8180保温PID-2202一致
25-C-1102-C2-H25A凝縮水C2E-103 胴側出口スチームトラップ ST-11020.51550.8180やけど防止PID-2202一致
80-CW-1201-D180A冷却水(往)D180-CW-0001(主管)E-102 管側入口0.3320.550なしPID-2202一致
25-N-1301-A125A窒素A125-N-0001(主管)V-102 N4(シール)0.05常温0.660なしPID-2202一致
40-P-1007-A140A回収溶剤A1P-102A/B 吐出V-103 N10.3450.660なしPID-2203未照合Rev.C の P&ID 受領待ち
40-P-1006-A140A缶出液A1T-101 N5V-104 N10.151100.2150保温PID-2203一致重複番号の誤り。40-P-1008-A1-H に振り直す

このテンプレートでできること

  • 機器リストとラインリストの2表を1つのブックで管理
  • どちらにも P&ID 図番と照合の欄。不一致は赤
  • 機器番号・ライン番号の重複を自動で表示
  • 運転・設計の圧力と温度、材質、保温・保冷まで1行に
  • ライン番号の付け方と照合の観点の早見表つき
  • A4横の印刷設定。記入例と空欄のシートの両方入り

こんな方におすすめ

  • 化学・プラントで、機器リストやラインリストを Excel で管理している設計・保全の方
  • P&ID の改訂がリストに反映されているか、毎回目で確かめている方
  • 既存設備の図面とリストを整理し直したい方

シートの構成

使い方
入力する列・自動で計算する列の見分け方と手順
記入例
溶剤回収設備の機器リストの記入例
記入例(ライン)
同じ設備のラインリストの記入例
機器リスト
空欄の機器リスト(100行)
ラインリスト
空欄のラインリスト(100行)
照合の観点
ライン番号の付け方の例と、P&ID との照合で見る点

項目と書き方

項目書き方例
機器番号P&ID と同じ番号。予備機は A/B を付けるP-101A
主な仕様容量・能力・伝熱面積・動力など、機器の大きさがわかる数値10 m³/h × 40 m × 3.7 kW
ライン番号社内の付番の決まりに沿って書く(口径-流体-番号-配管クラス など)80-P-1001-A1
始点・終点機器番号・ノズル番号、またはほかのライン番号V-101 N2 → P-101A/B
P&ID 照合一致・不一致・未照合から選ぶ。不一致は備考に違いを書く不一致

作るときの注意

  1. 01

    図とリストの「正」を決めておく

    P&ID とリストが食い違ったとき、どちらを正にするかを決めておきます。改訂のたびに、照合の欄を「未照合」に戻すと漏れが減ります。

  2. 02

    番号は使い回さない

    撤去した機器やラインの番号を別のものに使うと、過去の記録と取り違えます。欠番にして、備考に撤去と書きます。

  3. 03

    口径の表し方をそろえる

    50A と 2B、DN50 が混ざると、拾い出しや照合で数が合わなくなります。リストの中では1つの表し方にそろえます。

  4. 04

    設計条件は運転条件と分けて書く

    配管クラスや保温は、設計の圧力・温度で決まります。運転の値と並べて書くと、条件を変えるときの確認がしやすくなります。

項目の根拠にした規格

  • ISO 10628-1:2014 化学・石油化学プラントの流れ図(PFD・P&ID など)の分類・記載内容・表し方
  • ANSI/ISA-5.1-2024 計装・制御の記号と識別(計器番号の付け方)

手作業を減らすなら

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P&ID とリストの突き合わせを、AIで

P&ID の機器番号・ライン番号・弁・計器を読み取り、機器リスト・ラインリストとの食い違いや改訂の漏れを洗い出します。

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機器とラインの台帳を、保全の記録とつなぐ

機器・ラインの台帳に、点検・修理・改造の記録と図面をつなげて、番号から履歴を引けるようにします。30分のデモでお見せします。

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よくある質問

計装(計器)のリストも入れられますか?

このテンプレートは機器と配管が対象です。計器は計器番号・測定項目・レンジ・取付ラインなどの列を持つ計装リストとして、別に作るのがおすすめです。

ライン番号の付け方に決まりはありますか?

法令や JIS で決まった形はなく、会社やプロジェクトごとに決めます。「照合の観点」シートに、よく使われる形の例を載せています。

紙や PDF の P&ID から、リストを作り直したいです。

P&ID の機器番号・ライン番号・弁・計器をAIで読み取り、リストの形に書き出して、既存のリストと突き合わせる方法があります。

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