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製造品質管理帳票

検査成績書テンプレート(めっき・表面処理)

めっき・表面処理品の出荷検査で使う検査成績書のExcelテンプレートです。めっき膜厚(平面部・端部)とめっき後の穴径・寸法の測定値(n=5)を入れると、最大・最小と合否を自動で判定し、規格から外れた値は赤く表示します。処理ロット・処理日・ベーキングの欄、外観・密着性・塩水噴霧・六価クロムの確認欄、めっき不良の早見表つきです。

形式
Excel(.xlsx)
用紙
A4横・1枚
更新日
2026.10.26
版
v1.0
無料でダウンロード
検査成績書テンプレート(めっき・表面処理)の記入例

記入例

Excel の「記入例」シートと同じ内容です。グレーの欄(最大・最小・判定・総合判定)は自動で計算され、規格から外れた測定値は赤く表示されます。

検査成績書INSPECTION REPORT

宛先Customer〇〇工業株式会社 御中
成績書番号Report No.IR-2611-0425発行日Date of Issue2026/11/04
注文番号P.O. No.PO-58213検査区分Inspection Type出荷検査
品名Part Name取付金具品番Part No.MK-0921
図番・改訂Drawing No. / Rev.MK-0921-01 / A素材Base MaterialSPCC
処理Treatment電気亜鉛めっき+三価クロム化成処理(光沢)処理ロットTreatment LotZ-261028-3
製造ロット(お客様)Customer Lot No.C-2610-55納入数量Delivery Qty5000
抜取数Sample Size5検査日Inspection Date2026/10/30
処理日Treatment Date2026/10/28ベーキングBaking該当なし(硬さ HRC32 以下)
発行者Issued by株式会社△△鍍金工業 品質保証課 〒000-0000 〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3 TEL 000-000-0000

寸法・特性の検査 Dimensional / Characteristic Inspection

No.検査項目Item図面の表記Specification下限値Lower Limit上限値Upper Limit単位Unit測定器Instrument測定値Measured Values最大Max最小Min判定Result
n=1n=2n=3n=4n=5
1めっき膜厚(平面部 A)8 µm 以上8.0µm蛍光X線膜厚計9.810.49.510.19.910.49.5合格
2めっき膜厚(平面部 B)8 µm 以上8.0µm蛍光X線膜厚計10.29.710.69.910.310.69.7合格
3めっき膜厚(端部)25 µm 以下25.0µm蛍光X線膜厚計16.417.215.816.917.517.515.8合格
4全長(めっき後)60 ±0.259.8060.20mmデジタルノギス60.0460.0260.0660.0360.0560.0660.02合格
5穴径(めっき後)φ6.6 +0.2/06.606.80mm画像寸法測定器6.656.676.646.666.686.686.64合格

外観・機能・書類の確認 Visual / Functional / Document Check

No.検査項目Item判定基準Criteria検査方法Method結果Result
1外観焼け・ざらつき・しみ・ふくれ・未着がないこと(限度見本と照合)目視合格
2色調光沢の三価クロム化成色で、限度見本の範囲内目視合格
3密着性曲げ試験でめっきのはく離がないこと(JIS H 8504)曲げ試験(試験片)合格
4耐食性中性塩水噴霧 72 時間で白さびがないこと(JIS Z 2371)塩水噴霧試験(ロット代表)合格
5六価クロム三価クロム化成処理で、六価クロムを含まないこと処理条件の確認合格
6ねじ部 M5(めっき後)通り側が入り、止まり側が入らないことねじプラグゲージ合格
7数量5,000 個計数(重量換算)合格
総合判定Overall Judgment合格
検査Inspected by確認Checked by承認Approved by
山田鈴木佐藤
備考Remarks塩水噴霧試験は処理ロットの代表試験片で実施(72時間・白さびなし)。めっき液の分析記録は社内で保管。

このテンプレートでできること

  • 測定値を入れると、最大・最小・合否を自動で判定
  • 膜厚(平面部・端部)とめっき後の寸法を記録できる
  • 処理ロット・処理日・ベーキングの欄つき
  • 外観・密着性(JIS H 8504)・塩水噴霧(JIS Z 2371)・六価クロムの確認欄
  • めっき不良(7種類)の状態・原因・確かめ方の早見表つき
  • 項目名は日本語と英語の併記。A4横1枚に収まる印刷設定

こんな方におすすめ

  • めっき・表面処理をして、お客様に検査成績書を出す方
  • 膜厚や塩水噴霧試験の結果を、ロットごとにそろえて残したい方
  • めっきを外注していて、受入検査の基準と記録を決めたい方

シートの構成

使い方
入力する欄・自動で計算する欄の見分け方と手順
記入例
電気亜鉛めっき+三価クロム化成処理の金具を5個抜き取りで測った例
検査成績書
空欄の書式。コピーして品番・処理ロットごとに使う
めっき不良の早見表
焼け・ざらつき・ピット・ふくれなど7種類

項目と書き方

項目書き方例
素材めっきする前の材料SPCC
処理めっきの種類・化成処理・色電気亜鉛めっき+三価クロム化成処理(光沢)
処理ロット・処理日めっき槽で処理したロットと日付。液の分析記録と対応づけるZ-261028-3 / 2026-10-28
ベーキング水素脆性を防ぐ加熱処理の有無と条件該当なし(硬さ HRC32 以下)
膜厚図面で指定された位置で測る。下限だけの規格は上限値を空欄8 µm 以上
穴径・ねじめっき後に確かめる。膜の分だけ小さくなるφ6.6 +0.2/0
判定・総合判定自動。測定値がすべて範囲内なら「合格」、1つでも外れたら「不合格」合格

作るときの注意

  1. 01

    膜厚は測る位置を決めて残す

    めっきは角や端が厚く、奥まった所が薄くなります。図面やお客様と決めた位置で測り、位置を項目名に書いておきます。

  2. 02

    密着性と耐食性は、試験の条件を書く

    曲げ試験(JIS H 8504)や中性塩水噴霧試験(JIS Z 2371)は、試験片・時間・判定の基準まで書くと、結果の意味が伝わります。

  3. 03

    穴・ねじはめっき後に確かめる

    めっきの厚みの分だけ穴やねじは小さくなります。めっき後にゲージを通して確かめます。

  4. 04

    硬い部品は水素脆性に注意する

    硬さの高い鋼の部品は、めっきで入った水素で割れることがあります。ベーキングの要否と条件をお客様と取り決め、成績書に残します。

  5. 05

    判定した人と承認した人を残す

    ISO 9001(8.6)は、合否の基準を満たした証拠と、出荷を許可した人がわかる記録を求めています。検査・確認・承認の欄は空けずに出します。

項目の根拠にした規格

  • JIS H 8610 電気亜鉛めっき
  • JIS H 8504 めっきの密着性試験方法
  • JIS Z 2371 塩水噴霧試験方法
  • ISO 9001:2015 8.6 製品及びサービスのリリース(合否の証拠と、出荷を許可した人の記録)

手作業を減らすなら

GenOCR

届いた検査成績書を、AIで台帳に

取引先ごとに書式が違う検査成績書も、規格値と測定値を表の形のまま読み取って品質台帳に入れます。

検査成績書の読み取りを見る

GenApp

検査成績書の作成から承認・保管まで、システムで

測定値の入力、合否の判定、承認、お客様への提出までを1つのシステムで。30分のデモで、検査成績書の業務をシステムにしてお見せします。

デモを予約する

よくある質問

英語の検査成績書を求められたら、どうすればよいですか?

項目名は日本語と英語の併記なので、そのまま出せます。品名や検査項目などの記入欄を英語で書けば足ります。

抜取数が5個より多いときは?

同じ検査項目を2行に分けて、6個目以降を次の行に入れます。判定は行ごとに出て、総合判定にはすべての行が反映されます。

「合格・不合格」を「OK・NG」にできますか?

判定の列の式にある「合格」「不合格」を書き換えると変えられます。総合判定の式と色の条件も同じ言葉にそろえてください。

お客様から書式を指定されているときは?

お客様指定の書式が優先です。このテンプレートは、指定の書式に写す前の下書きや、社内の記録として使えます。

めっき業者から届く成績書を、台帳にまとめるのが大変です。

書式が会社ごとに違う成績書は、GenOCR で膜厚などの値を表のまま読み取り、受入検査の台帳に入れられます。

フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます