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製造品質管理帳票

検査成績書テンプレート(電子基板・実装品)

電子基板(実装品)の出荷検査で使う検査成績書のExcelテンプレートです。電源電圧・消費電流・発振周波数・絶縁抵抗の測定値(n=5)を入れると、最大・最小と合否を自動で判定し、規格から外れた値は赤く表示します。基板の版・ファームウェアの版・シリアル番号の範囲の欄、はんだ付け外観・極性・機能検査・静電気対策の確認欄、はんだ付け不良の早見表つきです。

形式
Excel(.xlsx)
用紙
A4横・1枚
更新日
2026.10.26
版
v1.0
無料でダウンロード
検査成績書テンプレート(電子基板・実装品)の記入例

記入例

Excel の「記入例」シートと同じ内容です。グレーの欄(最大・最小・判定・総合判定)は自動で計算され、規格から外れた測定値は赤く表示されます。

検査成績書INSPECTION REPORT

宛先Customer〇〇工業株式会社 御中
成績書番号Report No.IR-2611-0533発行日Date of Issue2026/11/04
注文番号P.O. No.PO-58213検査区分Inspection Type出荷検査
品名Part Nameモータ制御基板 Assy品番Part No.MCB-2206-A
図番・改訂Drawing No. / Rev.回路図 MCB-2206 / Rev.3基板の版PCB Rev.4層 FR-4 t1.6 / Rev.3
ファームウェアFirmwareVer. 2.4.1はんだSolder鉛フリー Sn-3.0Ag-0.5Cu
シリアル番号の範囲Serial No. Range26100501〜26100800納入数量Delivery Qty300
抜取数Sample Size5検査日Inspection Date2026/11/02
検査環境Test Environment23℃・45%RH(ESD 管理区域)検査場所Inspection Site本社工場 検査室
発行者Issued by株式会社△△電子 品質保証課 〒000-0000 〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3 TEL 000-000-0000

寸法・特性の検査 Dimensional / Characteristic Inspection

No.検査項目Item図面の表記Specification下限値Lower Limit上限値Upper Limit単位Unit測定器Instrument測定値Measured Values最大Max最小Min判定Result
n=1n=2n=3n=4n=5
1電源電圧 5V5.00 V ±1%4.955.05Vデジタルマルチメータ5.014.995.025.005.015.024.99合格
2電源電圧 3.3V3.30 V ±1.5%3.253.35Vデジタルマルチメータ3.313.303.293.313.303.313.29合格
3消費電流(待機・DC24V)120 mA 以下120mA直流電源(電流計)86848885878884合格
4発振周波数8 MHz ±100 ppm7.99928.0008MHz周波数カウンタ8.00017.99998.00028.00008.00018.00027.9999合格
5絶縁抵抗(DC500V)100 MΩ 以上100MΩ絶縁抵抗計520480610550500610480合格

外観・機能・書類の確認 Visual / Functional / Document Check

No.検査項目Item判定基準Criteria検査方法Method結果Result
1はんだ付け外観ブリッジ・未はんだ・はんだボールがないこと(IPC-A-610 クラス2)目視・AOI合格
2部品の向き・極性電解コンデンサ・ダイオード・IC の向きが図面どおりAOI・目視合格
3部品の浮き・傾きコネクタ・大型部品に浮きがないこと目視合格
4機能検査検査治具の全項目に合格(全数)ファンクションテスタ合格
5ファームウェアVer. 2.4.1 が書き込まれていること(全数)書込み装置のログ合格
6静電気対策ESD 管理区域で作業し、導電性の袋で梱包作業記録合格
7数量300 枚計数合格
総合判定Overall Judgment合格
検査Inspected by確認Checked by承認Approved by
山田鈴木佐藤
備考Remarks機能検査・ファームウェアの書込みは全数実施(装置のログを保管)。電気的な測定値はシリアル番号 26100501〜26100505 の5台分。

このテンプレートでできること

  • 測定値を入れると、最大・最小・合否を自動で判定
  • 電圧・電流・周波数・絶縁抵抗など、電気的な検査項目
  • 基板の版・ファームウェアの版・シリアル番号の範囲の欄つき
  • はんだ付け外観・極性・機能検査・静電気対策の確認欄
  • はんだ付け不良(7種類)の状態・原因・確かめ方の早見表つき
  • 項目名は日本語と英語の併記。A4横1枚に収まる印刷設定

こんな方におすすめ

  • 基板実装・組立をして、お客様に検査成績書を出す方
  • 機能検査や外観検査の結果を、版やシリアル番号と一緒に残したい方
  • 基板実装を外注していて、受入検査の記録をそろえたい方

シートの構成

使い方
入力する欄・自動で計算する欄の見分け方と手順
記入例
モータ制御基板をシリアル番号の5台分測った例
検査成績書
空欄の書式。コピーして品番・ロットごとに使う
はんだ付け不良の早見表
ブリッジ・未はんだ・ツームストーンなど7種類

項目と書き方

項目書き方例
基板・回路図の版実装した基板と回路図の版。版違いの出荷を防ぐPCB Rev.3 / 回路図 Rev.3
ファームウェア書き込んだソフトの版Ver. 2.4.1
シリアル番号の範囲このロットのシリアル番号。不具合時に対象を絞り込める26100501〜26100800
検査環境温度・湿度と、静電気の管理区域かどうか23℃・45%RH(ESD 管理区域)
測定の条件入力電圧や負荷など、測った条件を項目名か規格の欄に書く消費電流(待機・DC24V)
発振周波数許容差(ppm)から下限値・上限値を出す8 MHz ±100 ppm → 7.9992〜8.0008
判定・総合判定自動。測定値がすべて範囲内なら「合格」、1つでも外れたら「不合格」合格

作るときの注意

  1. 01

    基板とファームウェアの版を書く

    同じ品番でも、基板の版やファームウェアの版が違えば中身は別物です。成績書に版を書き、出荷した物と記録を一致させます。

  2. 02

    測った条件を一緒に書く

    消費電流や出力電圧は、入力電圧や負荷で値が変わります。測った条件を項目名に書いておくと、比べられる記録になります。

  3. 03

    外観の判定基準を決めておく

    はんだ付けの良し悪しは、IPC-A-610 のクラスなど、お客様と決めた基準で判定します。基準を判定基準の欄に書きます。

  4. 04

    シリアル番号の範囲を残す

    不具合が見つかったとき、同じロットのどの製品が対象かをすぐ絞り込めます。

  5. 05

    判定した人と承認した人を残す

    ISO 9001(8.6)は、合否の基準を満たした証拠と、出荷を許可した人がわかる記録を求めています。検査・確認・承認の欄は空けずに出します。

項目の根拠にした規格

  • IPC-A-610 電子組立品の許容基準(はんだ付け外観)
  • JIS C 61340-5-1 静電気 — 電子デバイスの静電気からの保護
  • ISO 9001:2015 8.6 製品及びサービスのリリース(合否の証拠と、出荷を許可した人の記録)

手作業を減らすなら

GenOCR

届いた検査成績書を、AIで台帳に

取引先ごとに書式が違う検査成績書も、規格値と測定値を表の形のまま読み取って品質台帳に入れます。

検査成績書の読み取りを見る

GenApp

検査成績書の作成から承認・保管まで、システムで

測定値の入力、合否の判定、承認、お客様への提出までを1つのシステムで。30分のデモで、検査成績書の業務をシステムにしてお見せします。

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よくある質問

英語の検査成績書を求められたら、どうすればよいですか?

項目名は日本語と英語の併記なので、そのまま出せます。品名や検査項目などの記入欄を英語で書けば足ります。

全数検査の結果はどう書きますか?

全数の結果は検査装置の記録に残し、成績書には抜き出した5台分の値と、全数合格であることを確認欄に書く形が一般的です。

「合格・不合格」を「OK・NG」にできますか?

判定の列の式にある「合格」「不合格」を書き換えると変えられます。総合判定の式と色の条件も同じ言葉にそろえてください。

お客様から書式を指定されているときは?

お客様指定の書式が優先です。このテンプレートは、指定の書式に写す前の下書きや、社内の記録として使えます。

実装の外注先から届く成績書を、台帳にまとめるのが大変です。

書式が会社ごとに違う成績書は、GenOCR で測定値を表のまま読み取り、受入検査の台帳に入れられます。

フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます