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製造品質管理帳票

検査成績書テンプレート(アルミダイカスト)

アルミダイカスト品(鋳造品)の出荷検査・受入検査で使う検査成績書のExcelテンプレートです。加工後の穴径・穴ピッチ・平面度・鋳肌部の肉厚・気密試験の測定値(n=5)を入れると、最大・最小と合否を自動で判定し、規格から外れた値は赤く表示します。金型番号・溶湯ロットの欄、湯じわ・巣など鋳造欠陥の確認欄と早見表つきです。

形式
Excel(.xlsx)
用紙
A4横・1枚
更新日
2026.10.26
版
v1.0
無料でダウンロード
検査成績書テンプレート(アルミダイカスト)の記入例

記入例

Excel の「記入例」シートと同じ内容です。グレーの欄(最大・最小・判定・総合判定)は自動で計算され、規格から外れた測定値は赤く表示されます。

検査成績書INSPECTION REPORT

宛先Customer〇〇工業株式会社 御中
成績書番号Report No.IR-2611-0311発行日Date of Issue2026/11/04
注文番号P.O. No.PO-58213検査区分Inspection Type出荷検査
品名Part Nameポンプハウジング品番Part No.PH-2208
図番・改訂Drawing No. / Rev.PH-2208-03 / D材質MaterialADC12(JIS H 5302)
金型番号・ショット数Die No. / Shot CountD-118 / 52,300溶湯ロットMelt LotAL-2610-07
製造ロットLot No.L261027-03納入数量Delivery Qty400
抜取数Sample Size5検査日Inspection Date2026/11/02
加工・処理Machining / Treatment機械加工・含浸処理あり測定室温度Room Temp.20.3℃
発行者Issued by株式会社△△軽合金 品質保証課 〒000-0000 〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3 TEL 000-000-0000

寸法・特性の検査 Dimensional / Characteristic Inspection

No.検査項目Item図面の表記Specification下限値Lower Limit上限値Upper Limit単位Unit測定器Instrument測定値Measured Values最大Max最小Min判定Result
n=1n=2n=3n=4n=5
1全長142 ±0.3141.70142.30mmデジタルノギス142.08141.95142.12142.03141.98142.12141.95合格
2ボア径(加工後)φ35 H735.00035.025mmシリンダゲージ35.01235.00835.01535.01035.01335.01535.008合格
3取付穴ピッチ96 ±0.195.9096.10mm三次元測定機96.0395.9896.0596.0196.0296.0595.98合格
4平面度(取付面・加工後)▱ 0.050.050mm三次元測定機0.0180.0220.0150.0250.0200.0250.015合格
5鋳肌部の肉厚3.0 ±0.32.703.30mm超音波厚さ計3.082.963.123.042.983.122.96合格
6ねじ穴 M6 の深さ12 以上12.0mmデプスゲージ12.412.612.312.512.412.612.3合格
7気密(0.3MPa・30秒)降下 0.5kPa 以下0.50kPaエアリークテスタ0.120.080.150.100.110.150.08合格

外観・機能・書類の確認 Visual / Functional / Document Check

No.検査項目Item判定基準Criteria検査方法Method結果Result
1外観(鋳肌)湯じわ・湯境・欠肉・割れがないこと(限度見本と照合)目視合格
2バリ取りパーティング・押出しピン跡にバリ残りがないこと目視合格
3加工面打痕がなく、φ0.5 mm を超える巣が出ていないこと目視・ルーペ合格
4ねじ M6通り側が入り、止まり側が入らないことねじプラグゲージ合格
5内部の巣指定部位に有害な巣がないこと(抜取 1 個)X線透過検査合格
6化学成分溶湯の分析値が ADC12 の成分範囲内(JIS H 5302)発光分光分析合格
7数量納入数量 400 個計数合格
総合判定Overall Judgment合格
検査Inspected by確認Checked by承認Approved by
山田鈴木佐藤
備考Remarks気密試験は全数実施(記録は抜取5個分を記載)。X線透過検査は抜取1個。

このテンプレートでできること

  • 測定値を入れると、最大・最小・合否を自動で判定
  • 加工後の寸法・鋳肌の肉厚・気密試験など、ダイカストに合わせた検査項目
  • 金型番号・溶湯ロット・加工内容の欄つき
  • 湯じわ・湯境・巣・割れなど鋳造欠陥の確認欄
  • 鋳造欠陥(7種類)の状態・原因・確かめ方の早見表つき
  • 項目名は日本語と英語の併記。A4横1枚に収まる印刷設定

こんな方におすすめ

  • ダイカスト・鋳造品の出荷検査で、お客様に出す検査成績書を作る方
  • 気密試験や X 線検査の結果を、寸法と一緒に記録したい方
  • 鋳造品を外注していて、受入検査の記録をそろえたい方

シートの構成

使い方
入力する欄・自動で計算する欄の見分け方と手順
記入例
機械加工後のポンプハウジング1品番を5個抜き取りで測った例
検査成績書
空欄の書式。コピーして品番・ロットごとに使う
鋳造欠陥の早見表
引け巣・ガス巣・湯じわ・湯境など7種類

項目と書き方

項目書き方例
材質合金の記号と規格ADC12(JIS H 5302)
金型番号測った製品の金型。摩耗による寸法の変化を追えるD-118
溶湯ロット溶かした材料のロット。成分の分析値と対応づけるAL-2610-07
加工・処理鋳造後の機械加工や含浸処理の有無機械加工・含浸処理あり
気密試験の圧力・時間・判定値を規格の欄に書く0.3 MPa・30秒で圧力降下 0.5 kPa 以下
ボア径加工後の穴径。はめあい公差(H7など)から下限値・上限値を出すφ35 H7 → 35.000〜35.025
判定・総合判定自動。測定値がすべて範囲内なら「合格」、1つでも外れたら「不合格」合格

作るときの注意

  1. 01

    金型番号とショット数を残す

    ダイカストの金型は使うほど摩耗し、寸法やバリが少しずつ変わります。金型番号とショット数を残すと、変化の始まりを追えます。

  2. 02

    加工面の巣は大きさで判定する

    加工で表面に出た巣は、図面やお客様との取り決めの大きさで判定します。基準の大きさを判定基準の欄に書いておきます。

  3. 03

    気密試験は条件まで書く

    圧力・保持時間・判定値が違えば結果も変わります。試験の条件を規格の欄に書き、測った圧力降下を残します。

  4. 04

    抜取の試験は個数を書く

    X線透過検査や切断検査のように一部だけを調べる試験は、何個を調べたかを判定基準の欄に書きます。

  5. 05

    判定した人と承認した人を残す

    ISO 9001(8.6)は、合否の基準を満たした証拠と、出荷を許可した人がわかる記録を求めています。検査・確認・承認の欄は空けずに出します。

項目の根拠にした規格

  • JIS H 5302 アルミニウム合金ダイカスト(ADC12 の化学成分)
  • JIS B 0401 寸法公差及びはめあいの方式(H7 など)
  • ISO 9001:2015 8.6 製品及びサービスのリリース(合否の証拠と、出荷を許可した人の記録)

手作業を減らすなら

GenOCR

届いた検査成績書を、AIで台帳に

取引先ごとに書式が違う検査成績書も、規格値と測定値を表の形のまま読み取って品質台帳に入れます。

検査成績書の読み取りを見る

GenApp

検査成績書の作成から承認・保管まで、システムで

測定値の入力、合否の判定、承認、お客様への提出までを1つのシステムで。30分のデモで、検査成績書の業務をシステムにしてお見せします。

デモを予約する

よくある質問

英語の検査成績書を求められたら、どうすればよいですか?

項目名は日本語と英語の併記なので、そのまま出せます。品名や検査項目などの記入欄を英語で書けば足ります。

抜取数が5個より多いときは?

同じ検査項目を2行に分けて、6個目以降を次の行に入れます。判定は行ごとに出て、総合判定にはすべての行が反映されます。

「合格・不合格」を「OK・NG」にできますか?

判定の列の式にある「合格」「不合格」を書き換えると変えられます。総合判定の式と色の条件も同じ言葉にそろえてください。

お客様から書式を指定されているときは?

お客様指定の書式が優先です。このテンプレートは、指定の書式に写す前の下書きや、社内の記録として使えます。

鋳造品の外注先から届く成績書を、台帳にまとめるのが大変です。

書式が会社ごとに違う成績書は、GenOCR で規格値と測定値を表のまま読み取り、受入検査の台帳に入れられます。

フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます