記入例
Excel の「記入例」シートと同じ内容です。グレーの欄(最大・最小・判定・総合判定)は自動で計算され、規格から外れた測定値は赤く表示されます。
初品検査成績書FIRST ARTICLE INSPECTION REPORT
| 宛先Customer | 〇〇工業株式会社 御中 | ||
|---|---|---|---|
| 成績書番号Report No. | FAI-2611-0005 | 発行日Date of Issue | 2026/11/10 |
| 注文番号P.O. No. | PO-60117 | 初品検査の理由Reason for FAI | 新規 |
| 品名Part Name | ギヤシャフト | 品番Part No. | GS-1102 |
| 図番・改訂Drawing No. / Rev. | GS-1102-01 / A | 材質Material | SCM440 |
| 熱処理・表面処理Heat / Surface Treatment | 調質 HRC28〜32 | 材料ロット(ミルシート番号)Material Lot / Mill Cert. No. | TS-26-1187(K26-10552) |
| 製造ロットLot No. | L261108-FA | 初品数FAI Qty | 5 |
| 抜取数Sample Size | 5 | 検査日Inspection Date | 2026/11/09 |
| 測定室温度Room Temp. | 20.3℃ | 検査場所Inspection Site | 本社工場 測定室 |
| 発行者Issued by | 株式会社△△製作所 品質保証課 〒000-0000 〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3 TEL 000-000-0000 | ||
図面の全項目の測定(初品5個) Measurement of All Drawing Characteristics
| No. | 検査項目(図面の番号)Characteristic (Balloon No.) | 図面の表記Specification | 下限値Lower Limit | 上限値Upper Limit | 単位Unit | 測定器Instrument | 測定値Measured Values | 最大Max | 最小Min | 判定Result | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| n=1 | n=2 | n=3 | n=4 | n=5 | ||||||||||
| 1 | ① 全長 | 180 ±0.1 | 179.90 | 180.10 | mm | デジタルノギス | 180.03 | 179.98 | 180.02 | 180.05 | 180.01 | 180.05 | 179.98 | 合格 |
| 2 | ② 軸受部 外径 | φ15 k6 | 15.001 | 15.012 | mm | 外側マイクロメータ | 15.006 | 15.008 | 15.005 | 15.009 | 15.007 | 15.009 | 15.005 | 合格 |
| 3 | ③ ギヤ取付部 外径 | φ20 h6 | 19.987 | 20.000 | mm | 外側マイクロメータ | 19.994 | 19.992 | 19.995 | 19.993 | 19.996 | 19.996 | 19.992 | 合格 |
| 4 | ④ 段差の長さ | 45 ±0.05 | 44.95 | 45.05 | mm | ハイトゲージ | 45.01 | 44.99 | 45.02 | 45.00 | 45.01 | 45.02 | 44.99 | 合格 |
| 5 | ⑤ キー溝幅 | 6 N9 | 5.970 | 6.000 | mm | 内側マイクロメータ | 5.983 | 5.980 | 5.986 | 5.982 | 5.984 | 5.986 | 5.980 | 合格 |
| 6 | ⑥ 止め輪溝幅 | 1.1 +0.14/0 | 1.10 | 1.24 | mm | 画像寸法測定器 | 1.16 | 1.18 | 1.15 | 1.17 | 1.16 | 1.18 | 1.15 | 合格 |
| 7 | ⑦ 円周振れ(②に対する③) | ↗ 0.01 | 0.010 | mm | ダイヤルゲージ | 0.004 | 0.006 | 0.005 | 0.003 | 0.005 | 0.006 | 0.003 | 合格 | |
| 8 | ⑧ 表面粗さ(②) | Ra 0.8 | 0.80 | µm | 表面粗さ測定機 | 0.42 | 0.51 | 0.47 | 0.44 | 0.49 | 0.51 | 0.42 | 合格 | |
| 9 | ⑨ 硬さ | HRC 28〜32 | 28.0 | 32.0 | HRC | ロックウェル硬さ試験機 | 30.2 | 29.8 | 30.6 | 30.1 | 29.5 | 30.6 | 29.5 | 合格 |
外観・材料・特殊工程・漏れの確認 Visual / Material / Special Process / Completeness
| No. | 検査項目Item | 判定基準Criteria | 検査方法Method | 結果Result |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 外観 | 打痕・傷・バリ・さびがないこと | 目視 | 合格 |
| 2 | 注記(指示なき角 C0.5) | 図面の注記どおり | 目視・R ゲージ | 合格 |
| 3 | 材料 | SCM440(JIS G 4053)であること | ミルシート TS-26-1187 で確認 | 合格 |
| 4 | 熱処理(調質) | 熱処理の成績書があり、条件が指示どおり | 熱処理業者の成績書で確認 | 合格 |
| 5 | 全項目の測定 | 図面の番号 9項目すべてを測定(9/9) | バルーン図と照合 | 合格 |
| 6 | 量産と同じ条件 | 量産の設備(B-11)・材料・作業方法で製作 | 作業記録で確認 | 合格 |
| 総合判定Overall Judgment | 合格 |
|---|
| 検査Inspected by | 確認Checked by | 承認Approved by |
|---|---|---|
| 山田 | 鈴木 | 佐藤 |
| 備考Remarks | 番号を振った図面(バルーン図)、ミルシート、熱処理の成績書を添付。初品5個は全数を測定。 |
|---|
このテンプレートでできること
- 図面の番号(バルーン番号)ごとに、全項目を漏れなく測れる
- 測定値を入れると、最大・最小・合否を自動で判定
- 初品検査の理由(新規・図面改訂・4M変更など)を選べる
- 材料証明・特殊工程・全項目測定の確認欄つき
- 初品検査の進め方(バルーン図の作り方など)の早見表つき
- 日英併記・A4横1枚の印刷設定。記入例と空欄のシート入り
こんな方におすすめ
- 新規の部品や図面の改訂のあとに、お客様へ初品検査成績書を出す方
- 図面の全項目を測ったことを、番号で示したい方
- 4M変更のあとの初品確認の記録を整えたい方
シートの構成
- 使い方
- 入力する欄・自動で計算する欄の見分け方と手順
- 記入例
- 新規部品のギヤシャフトを初品5個で測った例
- 初品検査成績書
- 空欄の書式。コピーして品番ごとに使う
- 初品検査の進め方
- バルーン図の作り方と、初品検査で確かめること
項目と書き方
| 項目 | 書き方 | 例 |
|---|---|---|
| 初品検査の理由 | 新規・図面の改訂・4M変更・長期間の休止のあとなど | 新規 |
| 図面の番号 | 図面の寸法・注記に振った番号(バルーン番号)。番号順に全項目を並べる | ①〜⑨ |
| 測定値 | 初品5個を測る。片側だけの規格はもう片方を空欄 | 15.012 |
| 全項目を測ったか | 図面の番号の数と、成績書の行の数が同じかを確かめる | 9項目/9項目 |
| 判定・総合判定 | 自動。測定値がすべて範囲内なら「合格」 | 合格 |
作るときの注意
01
図面に番号を振ってから測る
寸法・幾何公差・注記の一つひとつに番号を振った図面(バルーン図)を作り、成績書の行と番号を合わせます。測り忘れを防ぎ、お客様も照らし合わせやすくなります。
02
注記も項目に入れる
「指示なき角は C0.5」「材料 S45C」など、寸法以外の注記も番号を振って確かめます。
03
材料・特殊工程の証明を付ける
ミルシート、熱処理やめっきの成績書など、自社で測れない項目は証明書を付け、番号を書いておきます。
04
量産と同じ条件で作った品を測る
初品は、量産と同じ設備・金型・材料・作業方法で作った品でなければ意味がありません。条件が違うときはその旨を書きます。
05
判定した人と承認した人を残す
ISO 9001(8.6)は、合否の基準を満たした証拠と、出荷を許可した人がわかる記録を求めています。検査・確認・承認の欄は空けずに出します。
項目の根拠にした規格
- ISO 9001:2015 8.6 製品及びサービスのリリース
- ISO 9001:2015 8.5.6 変更の管理(変更後の確認)
手作業を減らすなら
GenApp
検査成績書の作成から承認・保管まで、システムで
測定値の入力、合否の判定、承認、お客様への提出までを1つのシステムで。30分のデモで、検査成績書の業務をシステムにしてお見せします。
デモを予約するよくある質問
初品検査はどんなときに行いますか?
新しい部品の量産を始めるとき、図面が改訂されたとき、4M(人・設備・材料・方法)を変えたとき、長く作っていなかった部品を再び作るときなどです。範囲はお客様との取り決めで決めます。
項目が12より多いときは?
測定の表の行をコピーして挿入するか、同じ書式を2枚に分けて「1/2」「2/2」と書きます。
英語の初品検査成績書(FAI レポート)を求められたら?
項目名は日本語と英語の併記なので、そのまま出せます。記入欄を英語で書けば足ります。
お客様から書式を指定されているときは?
お客様指定の書式が優先です。このテンプレートは社内の記録や、指定の書式に写す前の下書きとして使えます。
フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます
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