記入例
Excel の「記入例」シートと同じ内容です。グレーの列は自動で計算され、すぐ確かめる行は赤、期限の近い行は黄色で表示されます。
検図チェックリスト(部品図)
結果を OK・NG・該当なし から選びます。NGは赤。NGの内容と修正の確認を書きます。
図番・改訂GS-1102-01 / A
設計者伊藤
検図者田中
項目数30
NG2
| No. | 区分 | チェック項目 | 結果 | 指摘の内容 | 修正の確認(日付・確認者) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 表題欄 | 図番・品名・改訂記号が正しく、品番と合っている | OK | ||
| 2 | 表題欄 | 尺度・投影法(第三角法など)が書かれている | OK | ||
| 3 | 表題欄 | 材料・数量・質量(必要なら)が書かれている | OK | ||
| 4 | 表題欄 | 作成・検図・承認の欄が埋まっている | OK | ||
| 5 | 寸法 | 加工と検査に必要な寸法がすべてそろっている(抜けがない) | OK | ||
| 6 | 寸法 | 同じ寸法が二重に書かれていない(重複寸法がない) | OK | ||
| 7 | 寸法 | 寸法の基準(基準面・基準穴)が、機能と加工の順序に合っている | OK | ||
| 8 | 寸法 | 直列寸法で公差が積み重ならない入れ方になっている | OK | ||
| 9 | 寸法 | 寸法の数値と図形の大きさ(尺度)が合っている | OK | ||
| 10 | 公差 | はめあい記号と公差の数値が合っている(例: φ25 h7 = 0/−0.021) | NG | ③ φ20 h6 の公差が 0/−0.021(h7 の値)。h6 は 0/−0.013 | 2026/11/05 伊藤→田中確認 |
| 11 | 公差 | 普通公差の等級(JIS B 0405 の f・m・c・v)が指示されている | OK | ||
| 12 | 公差 | 公差が加工方法と測定方法で実現できる大きさになっている | OK | ||
| 13 | 幾何公差 | データムが指示され、記号が正しい | OK | ||
| 14 | 幾何公差 | 幾何公差の種類と公差域が、部品の機能に合っている | OK | ||
| 15 | 表面性状 | 表面粗さ(Ra など)が必要な面に指示されている | OK | ||
| 16 | 表面性状 | 除去加工の有無・加工しない面の指示が正しい | OK | ||
| 17 | ねじ・穴 | ねじの呼び・ピッチ・深さ・下穴の深さが書かれている | NG | M6 ねじ穴の下穴深さの指示がない | 2026/11/05 伊藤→田中確認 |
| 18 | ねじ・穴 | 穴の深さ・ざぐり・面取りの指示に抜けがない | OK | ||
| 19 | 材料・処理 | 材料記号が JIS 等の正しい記号になっている | OK | ||
| 20 | 材料・処理 | 熱処理(硬さ・硬化層深さ)の指示がある(必要な場合) | OK | ||
| 21 | 材料・処理 | 表面処理(種類・膜厚・色)の指示がある(必要な場合) | 該当なし | 表面処理なし | |
| 22 | 注記 | 指示なき角の面取り・R の注記がある | OK | ||
| 23 | 注記 | バリ・打痕などの外観の注記がある | OK | ||
| 24 | 組立・干渉 | 相手部品と干渉しない(寸法・公差の最大最小で確かめる) | OK | ||
| 25 | 組立・干渉 | 組立・分解のときに工具が入る | OK | ||
| 26 | 加工性 | 工具が届き、加工できる形になっている(深い溝・細い穴など) | OK | ||
| 27 | 加工性 | 必要以上に厳しい公差・粗さになっていない(コスト) | OK | ||
| 28 | 改訂 | 改訂の内容が改訂欄に書かれ、変更箇所に印がある | 該当なし | 初版のため | |
| 29 | 改訂 | 関連する図面(組立図・部品表)も一緒に改訂されている | 該当なし | 初版のため | |
| 30 | 規格 | 記号・線・文字が社内の製図規程・JIS の製図規格に合っている | OK |
このテンプレートでできること
- 部品図の検図で確かめる30項目が最初から入っている
- OK・NG・該当なしを選ぶだけ。NGの行は赤
- NGと未確認の件数を上に自動で集計
- 指摘の内容・修正の確認の欄つき
- 検図で見落としやすい点の早見表つき
- 項目は自社の製図規程にあわせて足し引きできる
こんな方におすすめ
- 部品図の検図・出図前チェックを担当している方
- 検図の観点が人によってばらつく、と感じている方
- 若手設計者に検図の観点を伝えたい方
シートの構成
- 使い方
- 入力する列・自動で計算する列の見分け方と手順
- 記入例
- 30項目を確かめ、NGが2件あった例
- 検図チェックリスト
- 30項目が入った空欄のチェックリスト。図面ごとにコピーして使う
- 見落としやすい点
- 検図でよくある見落としと、確かめ方
項目と書き方
| 項目 | 書き方 | 例 |
|---|---|---|
| 区分・チェック項目 | 最初から30項目が入っている。自社の規程にあわせて足し引きする | 公差/はめあい記号と公差の数値が合っている |
| 結果 | OK・NG・該当なしから選ぶ | NG |
| 指摘の内容 | NGのとき、どこがどう違うか | ③ φ20 g6 の下の許容差が −0.007 になっている(正しくは −0.020) |
| 修正の確認 | 修正後の図面で確かめた日と人 | 2026/11/05 田中 |
作るときの注意
01
観点ごとに分けて見る
図面を1回で全部見ようとすると見落とします。寸法だけ・公差だけ、と観点ごとに分けて見ると漏れが減ります。
02
公差は最大・最小で確かめる
干渉やはめあいは、寸法の中央値ではなく、公差の最大・最小の組み合わせで確かめます。
03
加工と検査の人の目で見る
「この寸法で加工できるか」「この公差を測れるか」を、加工・検査の担当者の目で見ます。
04
指摘は残して、次に生かす
NGの内容を残しておくと、よく出る指摘がわかり、チェック項目や製図の規程の見直しに使えます。
項目の根拠にした規格
- JIS B 0001 機械製図
- JIS B 0405・JIS B 0401 普通公差・寸法公差及びはめあいの方式
- JIS B 0021 製品の幾何特性仕様(GPS)— 幾何公差表示方式
よくある質問
組立図の検図にも使えますか?
項目を足して使えます。組立図では、部品表との一致・組立順・締結部品の指示などを足します。
項目を増やしたいときは?
最後の行をコピーして下に貼り付け、区分とチェック項目を書きます。上の集計の範囲も広げてください。
新旧の図面の違いを確かめるのが大変です。
改訂前後の図面を並べて、寸法や注記の変わった所を AI で洗い出す方法があります。
フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます
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