AI-OCR GenOCR/マスタ連携

読み取った値を、自社マスタのコードにそろえて渡します。

GenOCRのマスタ連携は、取引先名や品名の表記ゆれを吸収し、取引先コード・商品コードまで自動で補完します。

月額25,000円のLiteプランから、マスタ連携もAPI連携も使えます。

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帳票に無いコードまで、書き込まれた状態で

青枠が帳票から読み取った値、赤枠がマスタから書き込んだ値です。

FAXの注文書と読み取り結果のイメージ。帳票から読み取った取引先名・品名・型番の下に、マスタから補完した取引先コード・支払条件・商品コード・標準単価が入っている
FAXで届いた注文書の読み取り結果(説明用のイメージです)

読み取れても、そのままでは取り込めない

AI-OCRを入れても入力作業が残る理由は、たいていこの3つです。

書き方が、取引先ごとに違う

「(株)ヨコハマ精機」と「株式会社ヨコハマ精機」、略称や旧社名。システム上は別の値として扱われ、取り込みで弾かれます。

コードは、帳票に書かれていない

取引先コードや自社の商品コードは、届いた書類には載っていません。担当者がマスタを引いて、手で書き足しています。

似た品名を、取り違える

「六角ボルト M8×40」と「六角ボルト M10×50」のように、品名だけでは1件に絞れない商品があります。

マスタ補完の仕組み

  1. 01

    マスタをCSVで登録する

    取引先マスタ・商品マスタ・拠点マスタなど、用途の違うマスタをいくつでも分けて登録できます。

  2. 02

    項目ごとに、照合するマスタを決める

    取引先名は取引先マスタへ、品名と型番は商品マスタへ、と読み取り項目ごとに指定します。

  3. 03

    一致率で照合する

    全角と半角、大文字と小文字、空白の違いをそろえたうえで、文字の近さを0〜100の一致率で判定します。

  4. 04

    コードや単価を書き込む

    一致率がいちばん高い候補から、取引先コード・商品コード・標準単価などを読み取り結果に書き込みます。

補完設定の編集画面のイメージ。照合する列に品名と型番の2組、補完先に商品コードと標準単価、モードは自動補完、候補のしきい値は50
「品名×商品名」「型番×型番」の2組で照合し、商品コードと標準単価を書き込む設定

例:FAXの注文書を、そのまま受注データに

取引先ごとに書式も呼び名も違う注文書を、自社のコード体系にそろえて基幹システムへ渡します。

注文書の明細5行の読み取り結果のイメージ。4行は取引先コード・商品コード・標準単価が補完され、商品マスタに無い特注品の1行だけ商品コードと標準単価が空欄で残っている
明細5行のうち、商品マスタに無い特注品の1行だけが空欄で残る
  1. 1

    受信

    FAXで届いた注文書のPDFを、GenOCRに取り込みます。

  2. 2

    読み取り

    取引先名・品名・型番・数量・納期を、明細行ごとに読み取ります。

  3. 3

    照合

    取引先マスタから取引先コードと支払条件を、商品マスタから商品コードと標準単価を書き込みます。

  4. 4

    確認

    マスタに見つからなかった行だけが空欄で残るので、特注品などの例外だけを確認します。

  5. 5

    連携

    確定したデータを、CSVまたはAPIで基幹システムに渡します。

注文書の読み取りについては注文書OCRのページをご覧ください。

ほかの業務でも

購買・調達

納品書・請求書の品目を、仕入先マスタ・品目マスタの正式な値にそろえます。

物流

送り状の荷主名・届け先を、拠点マスタの標準の表記にそろえます。

製造

検査成績書やミルシートの型番・鋼種を、製品マスタのコードにひもづけます。

経理

領収書・請求書の支払先を、取引先マスタや勘定科目マスタに沿った値にそろえます。

突合AIエージェントとの違い

GenOCRには、書類とデータを突き合わせる機能がもう1つあります。

何と何を照らし合わせるか

マスタ補完

読み取った値と、自社のマスタ

突合AIエージェント

手元のデータ(CSV)と、届いた書類

結果

マスタ補完

正式な名称・コード・単価などを書き込む

突合AIエージェント

1件ずつ「一致/不一致/未検出」を判定する

向いている業務

マスタ補完

受注入力・仕入計上など、基幹システムへの登録

突合AIエージェント

請求書と発注データの照合など、内容のチェック

突合AIエージェントの詳細はリリースのお知らせをご覧ください。

マスタ連携について、よくあるご質問

AI-OCRのマスタ連携とは何ですか?

読み取った文字列を自社のマスタと照らし合わせ、正式な名称やコードに置き換える機能です。帳票に書かれていない取引先コードや商品コードも、マスタから書き込めます。

表記ゆれは、どこまで吸収できますか?

全角と半角、大文字と小文字、空白の違いはそろえてから照合し、「(株)」と「株式会社」も同じものとして扱います。略称や軽い誤読は一致率で判定し、いちばん近い候補を選びます。

似た名前の商品を取り違えませんか?

品名と型番のように、最大3組の項目を組み合わせて照合できます。両方の一致率を合わせて候補を並べるため、品名だけでは区別できない商品の取り違えを抑えられます。

マスタに無い値は、どうなりますか?

しきい値に届く候補が無ければ、何も書き込まずに空欄のまま残します。担当者は空欄の行だけを確認すれば済みます。

自動で書き込まず、候補を出すだけにできますか?

できます。モードを「候補のみ」にすると書き込まずに候補を表示し、担当者が選んで確定します。

APIで読み取った場合も、マスタ補完は使えますか?

使えます。APIで送った帳票にもプロジェクトの設定がそのまま適用され、コードまで補完されたデータが返ります。

どのプランで使えますか?

Liteプラン(年額300,000円/月額25,000円)から、すべてのプランで使えます。API連携もLiteプランに含まれています。

いまのOCRで使っているマスタは、そのまま使えますか?

CSVで書き出せるマスタであれば、そのまま登録できます。他社AI-OCRからの移行の進め方は、乗り換えガイドにまとめています。

お使いの帳票で、試してください

2週間・250ページまで無料でお試しいただけます。

他社のAI-OCRで使っているマスタを移す場合は乗り換えガイドをご覧ください。