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業種共通人事労務台帳

賃金台帳テンプレート(法定三帳簿)

労働基準法108条と施行規則54条で決められた記載事項をすべて列にした、賃金台帳のExcelテンプレートです。賃金計算期間・労働日数・労働時間数・時間外や休日・深夜の労働時間数と、賃金の種類ごとの額・控除額を1回の支払いごとに1行で残せます。支給と控除を入れると、総支給額・控除額合計・差引支給額が自動で出ます。労働者名簿・出勤簿とあわせた法定三帳簿のシリーズです。

形式
Excel(.xlsx)
用紙
A4横
更新日
2026.10.26
版
v1.0
無料でダウンロード
賃金台帳テンプレート(法定三帳簿)の記入例

記入例

Excel の「記入例」シートと同じ内容です。グレーの列は自動で計算され、すぐ確かめる行は赤、期限の近い行は黄色で表示されます。

賃金台帳

労働基準法108条・施行規則54条の記載事項をすべて列にしています。支給と控除を入れると、総支給額・控除額合計・差引支給額が出ます。

事業場名株式会社△△工業 本社工場

対象月2026年10月分(11/25支給)

作成者総務課 佐藤

件数6

月45時間超1

総支給額の合計1,925,778

控除額の合計389,114

差引支給額の合計1,536,664

支給日賃金計算期間氏名性別労働日数労働時間数時間外労働時間数休日労働時間数深夜労働時間数月45時間超基本給割増賃金(時間外・休日・深夜)通勤手当その他の手当総支給額健康保険料(介護含む)厚生年金保険料雇用保険料所得税住民税その他控除(協定)控除額合計差引支給額備考
2026/11/252026/10/01〜10/31山田 太郎男21168.012.50.00.0300,00027,90212,00015,000354,90217,83832,9401,7747,65018,500078,702276,200家族手当 15,000
2026/11/252026/10/01〜10/31佐藤 花子女21168.04.00.00.0250,0007,4418,5000265,94113,37724,7051,3295,49013,2002,00060,101205,840その他控除=親睦会費(労使協定)
2026/11/252026/10/01〜10/31鈴木 一郎男212.0420,0001,2509,00030,000460,25024,28243,9202,30115,86029,8000116,163344,087管理監督者(労基法41条2号)。割増は深夜分のみ。役職手当 30,000
2026/11/252026/10/01〜10/31高橋 健男21168.022.08.03.0260,00060,4356,00010,000336,43516,35230,1951,6827,92014,300070,449265,986休日労働 8.0h は10/18(日)の法定休日出勤。資格手当 10,000
2026/11/252026/10/01〜10/31田中 美咲女1696.00.00.00.0120,00004,8000124,800624000624124,176パート(時給 1,250円×96h)。社会保険は対象外、住民税は普通徴収
2026/11/252026/10/01〜10/31中村 由紀女21168.046.00.01.0超過280,00096,2507,2000383,45017,83832,9401,91710,3800063,075320,375時間外 46.0h(月45h超・特別条項を適用、年6回のうち1回目)。住民税は前職で一括徴収済み

このテンプレートでできること

  • 労基法108条・労基則54条の記載事項をすべて列にしてある
  • 総支給額・控除額合計・差引支給額を自動で計算
  • 時間外が月45時間を超えた人を赤字で表示し、件数と支給額の合計を上に自動で集計
  • 管理監督者など、労働時間数を書かなくてよい場合の書き方を記入例で説明
  • 記載事項・割増賃金率・控除できるもの・保存期間の早見表つき
  • フィルタ・見出しの固定・A4横の印刷設定済み

こんな方におすすめ

  • 給与明細はあるが、賃金台帳を別に作っていない方
  • 労働基準監督署の調査で、労働時間数の記入漏れを指摘されたくない方
  • 給与計算ソフトを使わず、Excel で給与を管理している小さな事業場の方

シートの構成

使い方
入力する列・自動で計算する列の見分け方と手順
記入例
6人分の2026年10月分。管理監督者・パート・月45時間超の例を含む
賃金台帳
空欄の台帳(100行)。1回の支払いごと・1人1行で入れていく
記載事項と割増率
法定の記載事項と根拠条文、割増賃金率、控除できるもの、保存期間

項目と書き方

項目書き方例
支給日・賃金計算期間支払った日と、締めの期間。日々雇い入れる人(1か月以内)は計算期間は不要2026/11/25・2026/10/01〜10/31
労働日数・労働時間数出勤簿から写す。管理監督者(労基法41条)は労働時間数と時間外などの時間数は書かなくてよい(労基則54条5項)21日・168.0時間
時間外・休日・深夜の労働時間数延長した時間・法定休日に働いた時間・22時〜5時に働いた時間。出勤簿の時間と合わせる12.5・0・0
基本給・割増賃金・手当賃金の種類ごとに分けて書く。手当の内訳は備考に書く300,000・27,902・通勤 12,000
控除(社会保険料・税・その他)法令で決まったものと、労使協定で決めたもの(労基法24条1項)だけを差し引く健康保険料 17,838 など
総支給額・控除額合計・差引支給額自動。差引支給額=総支給額−控除額合計354,902・78,702・276,200
月45時間超自動。時間外労働時間数が45時間を超えると「超過」。特別条項の回数(年6回まで)を確かめる超過

作るときの注意

  1. 01

    労働時間数まで書く

    給与明細と違い、賃金台帳には労働日数・労働時間数・時間外などの時間数も必要です(労基則54条)。出勤簿の集計と同じ数字を入れます。

  2. 02

    割増は種類ごとに確かめる

    時間外は2割5分以上、月60時間を超えた分は5割以上、法定休日は3割5分以上、深夜は2割5分以上です。時間外の時間数と割増額が合っているかを見ます。

  3. 03

    協定のない控除はしない

    社宅費・親睦会費などを差し引くには、労使協定が必要です(労基法24条1項ただし書)。協定の有無を確かめてから「その他控除」に入れます。

  4. 04

    管理監督者も深夜は記録する

    管理監督者は労働時間数を書かなくてよいとされていますが、深夜の割増賃金は払う必要があります。深夜の時間数は残しておくと、割増額の根拠になります。

項目の根拠にした規格

  • 労働基準法108条 賃金台帳の作成と、賃金を支払うたびの記入
  • 労働基準法施行規則54条・55条(様式第20号・第21号) 記載事項(氏名・性別・賃金計算期間・労働日数・労働時間数・時間外等の時間数・賃金の種類ごとの額・控除額)
  • 労働基準法24条・37条 賃金からの控除、時間外・休日・深夜の割増賃金
  • 労働基準法109条・附則143条 記録の保存期間(5年、当分の間は3年)
  • 厚生労働省「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」(平成29年1月20日策定) 始業・終業時刻の確認と記録、賃金台帳への労働時間数の記入

手作業を減らすなら

GenApp

出勤簿から賃金台帳まで、つないで管理する

勤怠の集計・割増の計算・台帳の作成をひとつの仕組みにし、月の締めの手作業を減らします。30分のデモで、給与まわりの台帳をシステムにしてお見せします。

デモを予約する

GenOCR

紙のタイムカードや明細を、AIでデータに

手書きや打刻のタイムカード、前職の源泉徴収票などを読み取り、台帳に入れられる形にします。

GenOCR を見る

よくある質問

給与明細の控えで、賃金台帳の代わりになりますか?

明細に労働日数・労働時間数・時間外などの時間数・賃金の種類ごとの額・控除額がそろっていれば記録として使えますが、労働者ごとに賃金支払いのたびに整理して残す必要があります。この台帳なら1か所にまとまります。

月45時間を超えたら、すぐに違反ですか?

特別条項付きの36協定があれば、年6か月までは月45時間を超えられます。「超過」の行は、その人の今年の回数と、時間外+休日労働の月100時間未満・2〜6か月平均80時間以内を確かめます。

賞与のときも書きますか?

書きます。賃金を支払うたびに遅滞なく記入する決まりです(労基法108条)。賞与は1行足して、計算期間に「賞与」と書きます。

Excel の台帳でも大丈夫ですか?

大丈夫です。必要な事項が書かれていて、すぐに表示・印刷できる状態で保存していれば、紙でなくてもかまいません。

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