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業種共通取引・購買帳票

取適法の発注書テンプレート(4条の明示事項に対応)

中小受託取引適正化法(取適法、2026年1月1日施行)で、委託事業者が発注時に明示しなければならない事項(4条・明示に関する規則1条)をすべて欄にした発注書のExcelテンプレートです。給付の内容・受領の期日と場所・検査完了の期日・代金の額・支払期日に加え、金融機関や電子記録債権を使う場合・原材料等を有償で支給する場合・未定事項の欄もあります。旧下請法の3条書面からの主な変更点の早見表つきです。

形式
Excel(.xlsx)
用紙
A4縦
更新日
2026.10.26
版
v1.0
無料でダウンロード
取適法の発注書テンプレート(4条の明示事項に対応)の記入例

記入例

Excel の「記入例」シートと同じ内容です。当てはまるものに ✓ を付け、文章の欄と表を埋めて使います。

発注書PURCHASE ORDER

発注番号P.O. No.PO-58401製造委託等をした日(発注日)Order Date2026/11/04
委託事業者Ordering Party株式会社△△工業 〒000-0000 〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3 購買課 TEL 000-000-0000
中小受託事業者Supplier△△製作所 御中(取引先コード V-1032)
取引の種類Type製造委託発注担当Buyer購買課 木村

給付の内容 Description

品名・仕様(図番・改訂)数量単価(円)金額(円)備考
制御盤取付ブラケット BR-3307-02 / B3001,850555,000SPCC t2.0・粉体塗装

受領・検査・代金 Delivery / Inspection / Payment

事項内容
受領する期日(役務は提供を受ける期日・期間)2026/12/10
受領する場所本社工場 受入場
検査を完了する期日2026/12/17
製造委託等代金の額555,000円(税抜。消費税は別途)
支払期日2027/01/31
支払方法銀行振込(現金)
金融機関・電子記録債権を使う支払Financing
  • 使わない
  • 債権譲渡担保方式・ファクタリング方式・併存的債務引受方式
  • 電子記録債権

上で使う場合の事項(金融機関の名称・額・期間の始期・金融機関へ支払う期日/電子記録債権の額・期間の始期・支払期日)

該当なし

原材料等を有償で支給する場合 Materials Supplied for a Fee

品名数量対価(円)引渡しの期日決済の期日・方法
該当なし

内容が定められない事項(理由と、定める予定期日) Undetermined Items

なし

その他の条件 Remarks

本発注書は電子メール(PDF)でお送りします。書面での交付をご希望の場合はお申し出ください。

支払期日は、給付を受領した日から起算して60日以内で定めます(取適法3条)。手形による支払はいたしません。

発注担当Buyer承認Approved by
木村高橋

このテンプレートでできること

  • 取適法4条・明示に関する規則1条の事項(8項目)をすべて欄に
  • 取引の種類(製造・修理・情報成果物作成・役務提供・特定運送)を選べる
  • 給付の内容を品名・数量・単価・金額の表で書ける
  • 金融機関・電子記録債権・有償支給・未定事項の欄つき
  • 明示事項と欄の対応表、旧下請法からの主な変更点の早見表つき
  • A4縦1枚。電子メールでの送付にも使える

こんな方におすすめ

  • 外注先・協力会社に発注書を出している、委託事業者(旧・親事業者)にあたる会社の方
  • 旧下請法の3条書面の書式を、取適法に合わせて見直したい方
  • 特定運送委託(運送の委託)が新たに対象になった荷主の方

シートの構成

使い方
欄の書き方と、送るときの注意
記入例
板金部品の製造委託の発注書
発注書
空欄の書式。発注ごとにコピーして使う
明示事項と変更点
4条の明示事項と欄の対応、旧下請法からの主な変更点

項目と書き方

項目書き方例
委託事業者・中小受託事業者商号・名称、または事業者別に付けた番号・記号など識別できるもの株式会社△△工業/△△製作所
製造委託等をした日発注した日2026/11/04
給付の内容品名・仕様(図番)・数量など。役務・運送はその内容制御盤取付ブラケット BR-3307-02 B 300個
受領する期日・場所納期と納入場所。役務は提供を受ける期日(期間)2026/12/10・本社工場 受入場
検査を完了する期日検査をする場合に書く2026/12/17
代金の額・支払期日具体的な金額。支払期日は受領日を1日目として60日以内555,000円・2027/01/31
未定事項決められない事項があるときは、その理由と決める予定日なし

作るときの注意

  1. 01

    支払期日は受領日から60日以内に

    支払期日は、給付を受領した日から起算して60日以内で、できる限り短く定めます(取適法3条)。定めなかったり60日を超えたりすると、法律で決まる日が支払期日とみなされます。

  2. 02

    手形では支払えない

    改正で、手形の交付や、支払期日までに現金に換えにくい支払手段の使用は、支払遅延として禁止されました(取適法5条1項2号)。

  3. 03

    電子メールでの明示は承諾が要らない

    旧下請法では電磁的方法に受託側の承諾が要りましたが、取適法では書面または電磁的方法で明示すればよくなりました。ただし受託側から書面を求められたら、遅滞なく交付します(4条2項)。

  4. 04

    共通の条件はまとめて明示できる

    支払方法など一定期間に共通する事項は、あらかじめまとめて明示しておけば、個々の発注書には「あらかじめ明示したところによる」と書けば足ります(規則1条3項)。

  5. 05

    金額が決められないときは算定方法を

    やむを得ない事情で具体的な金額を書けないときは、算定方法を明示できます。未定事項を後から明示するときは、元の発注書との関係がわかるようにします(規則1条2項・4項)。

項目の根拠にした規格

  • 中小受託取引適正化法 3条・4条・5条 支払期日・明示・委託事業者の遵守事項(2026年1月1日施行)
  • 明示に関する規則(令和7年公正取引委員会規則第8号)1条・2条・4条 明示事項・電磁的方法・書面の交付

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よくある質問

自社が取適法の対象か、どう判断しますか?

取引の種類と、資本金または常時使用する従業員の数で決まります。たとえば製造委託では、委託事業者が資本金3億円超で受託側が3億円以下、または委託事業者の従業員が300人超で受託側が300人以下などです。詳しくは公正取引委員会の資料で確認してください。

旧下請法の3条書面の書式はそのまま使えますか?

記載する事項はおおむね引き継がれていますが、呼び名(親事業者→委託事業者、下請事業者→中小受託事業者、下請代金→製造委託等代金)や、特定運送委託の追加などがあります。早見表の変更点を確かめて見直してください。

「支払方法」はどう書けばよいですか?

法4条には支払方法の明示が定められています。銀行振込なら「銀行振込(現金)」などと書き、金融機関や電子記録債権を使う場合は、その欄に規則で決まった事項を書きます。

発注書を出したあと、何を残せばよいですか?

取引の記録(取適法7条)を作り、2年間保存します。取引記録台帳のテンプレートもご用意しています。

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