記入例
Excel の「記入例」シートと同じ内容です。当てはまるものに ✓ を付け、文章の欄と表を埋めて使います。
ヒヤリハット報告書NEAR MISS REPORT
| 報告番号Report No. | HH-2611-004 | 発生日Date | 2026/11/02 |
|---|---|---|---|
| 発生時刻Time | 8:40ごろ | 発生場所Location | 第2倉庫 B通路と棚列3の交差部 |
| 報告者・所属Reported by | 鈴木(物流課) | 作業の区分Type of Work | 定常作業 |
| 作業の内容Work | 出荷品のピッキング(ハンドリフトで棚列3から B通路へ出るところ) | ||
- 墜落・転落
- 転倒
- 激突
- 飛来・落下
- 崩壊・倒壊
- 激突され
- はさまれ・巻き込まれ
- 切れ・こすれ
- 高温・低温物との接触
- 交通事故(道路)
- 動作の反動・無理な動作
- その他
状況(何が・どう動いて・どこまで近づいたか) What Happened
棚列3から B通路へ出たとき、B通路を後退してきたフォークリフトが右側から近づいた。 フォークリフトの後部と自分との間は約50 cm。運転者が気づいて停止し、接触はなかった。 交差部は棚の高さ(約2.4 m)で左右の見通しがない。
- 人:確認不足・思い込み
- 人:近道・省略行動
- 人:慣れ・焦り・疲労
- 設備:安全装置・ガードの不備
- 設備:不具合・保護具の不備
- 設備:表示・標識がない
- 環境:見通し・照明が悪い
- 環境:通路・足元・整理整頓
- 環境:騒音・暑さ寒さ・天候
- 管理:手順・ルールがない
- 管理:教育・指示・連絡の不足
- 管理:作業計画の無理
原因の説明 Cause
出荷締め(9:00)前で急いでおり、交差部で左右を見ずに出た。フォークリフトと歩行者の通路が分かれておらず、交差部での一時停止のルールもなかった。
- 致命的・重大
- 中程度
- 軽度
- 高いか比較的高い
- 可能性がある
- ほとんどない
- Ⅲ 直ちに解決すべき
- Ⅱ 速やかに低減する
- Ⅰ 必要に応じて低減
対策 Countermeasures
| 対策の内容 | 区分 | 担当 | 期限 | 完了日 | 効果の確認 |
|---|---|---|---|---|---|
| 暫定:交差部に誘導員を置き、フォークリフトは一時停止 | 管理的 | 高橋 | 2026/11/02 | 2026/11/02 | 対策完了まで継続 |
| 交差部にカーブミラーと停止線を付ける | 工学的 | 佐藤 | 2026/11/14 | 2026/11/12 | 11/26 確認済 |
| 交差部での一時停止をルールにし、通路図に書く | 管理的 | 高橋 | 2026/11/09 | 2026/11/06 | 11/20 巡視で確認 |
| 歩行者通路を線で分ける(レイアウト変更の検討) | 本質的 | 田中 | 2026/12/25 |
リスクⅢは、対策が終わるまで作業を止めるか暫定の処置をとる。ほかの職場にも同じ危険がないか知らせる。
| 報告Reported by | 職長Foreman | 安全管理者Safety Manager |
|---|---|---|
| 鈴木 | 高橋 | 佐藤 |
このテンプレートでできること
- 発生日時・場所・作業の内容・作業の区分(定常・非定常)の欄
- 事故の型(墜落・転落、はさまれ・巻き込まれなど)を ✓ で選べる
- 原因を人・設備・環境・管理(4M)の4つに分けて ✓ を付けられる
- 重篤度 × 発生の可能性で、リスク Ⅰ〜Ⅲ を決める欄と見積表つき
- 対策の内容・区分・担当・期限・完了日・効果の確認を表で残せる
- A4縦1枚に収まる印刷設定。手書きでも記入しやすい大きな ✓ 欄
こんな方におすすめ
- 工場・倉庫・建設現場でヒヤリハットを集めている安全担当の方
- 報告は集まるが、原因と対策が書かれず、同じヒヤリハットが続いている方
- リスクアセスメントにヒヤリハットの情報を使いたい方
シートの構成
- 使い方
- ✓ の付け方・リスクの決め方・書き方の目安
- 記入例
- 倉庫の通路で、後退するフォークリフトと作業者がぶつかりかけた例
- ヒヤリハット報告書
- 空欄の書式。1件ごとにコピーして使う
- リスクの見積り
- 重篤度・発生の可能性の区分、見積表、優先度、4M の見方、対策の優先順位
項目と書き方
| 項目 | 書き方 | 例 |
|---|---|---|
| 発生日・時刻・場所 | いつ・どこで起きかけたか。場所は設備名や通路の番号まで書く | 2026/11/02 8:40・第2倉庫 B通路と棚列3の交差部 |
| 作業の内容・区分 | そのとき何をしていたか。段取り・修理・清掃などは非定常作業にする | 出荷品のピッキング(定常作業) |
| 事故の型 | けがになっていたら、どの型の災害になったか | 激突され |
| 状況 | 何が・どう動いて・どこまで近づいたかを、事実だけ数字で書く | 後退するフォークリフトが約50 cm まで近づいた |
| 原因(4M) | 人・設備・環境・管理の12の選択肢から、当てはまるものすべてに ✓。1つに決めつけない | 人:確認不足・思い込み/環境:見通し・照明が悪い |
| 重篤度・発生の可能性・リスク | 重篤度はけがになった場合に考えられる最も重いもの。見積表でⅠ〜Ⅲを決める | 致命的・重大 × 可能性がある → Ⅲ |
| 対策 | その場でとった暫定の処置も1行目に書く。区分(本質的・工学的・管理的・保護具)と担当・期限を書き、完了したら効果を確かめる | 交差部にミラーと停止線(工学的)・佐藤・11/14 |
作るときの注意
01
書いた人を責めない
報告した人を叱ると、次から報告が出なくなります。「報告してくれてありがとう」で受け取り、仕組みの問題として扱います。
02
原因は4つの面から見る
「不注意」で終わらせず、設備・環境・管理の面でも原因を探します。人の注意だけに頼る対策は長続きしません。
03
重篤度は「最悪の場合」で見る
今回はけががなくても、ぶつかっていたらどうなったかで重篤度を決めます。厚生労働省の指針も、最も重いけがを想定して見積もるとしています。
04
対策には期限と担当を付ける
対策の欄に担当と期限がないと、そのまま終わりがちです。完了日と効果の確認まで書いてから報告書を閉じます。
項目の根拠にした規格
- 労働安全衛生法 第28条の2 事業者が行うべき調査等(リスクアセスメント)。努力義務
- 危険性又は有害性等の調査等に関する指針(平成18年3月10日) リスクの見積り(9)と、リスク低減措置の優先順位(10)
- 厚生労働省「リスクの見積りの方法(マトリックス法の例)」 重篤度・発生の可能性の区分、見積表、優先度(Ⅰ〜Ⅲ)
手作業を減らすなら
GenApp
ヒヤリハットから対策の完了まで、システムで追いかける
スマートフォンから報告し、原因・リスク・対策の担当と期限までを1件ずつ管理します。期限の近い対策は担当者に知らせます。30分のデモで、ヒヤリハットの管理をシステムにしてお見せします。
デモを予約するよくある質問
ヒヤリハット報告は法律で決められていますか?
ヒヤリハット報告そのものを義務づけた条文はありません。労働安全衛生法第28条の2のリスクアセスメント(努力義務)で、危険性を見つける手がかりとして広く使われています。
リスクの大きさはどう決めますか?
重篤度(致命的・重大/中程度/軽度)と発生の可能性(高いか比較的高い/可能性がある/ほとんどない)の組み合わせを、「リスクの見積り」シートの見積表に当てはめて Ⅰ〜Ⅲ を決めます。
手書きで集めた報告書をまとめるには?
紙の報告書は AI-OCR で読み取ると、件数や原因の集計が楽になります。毎月の集計や対策の進み具合を追うなら、GenApp のような業務システムで1件ずつ管理すると、期限が近い対策を担当者に知らせることもできます。
建設現場でも使えますか?
使えます。発生場所に工区や階、作業の内容に職種や協力会社名を書いてください。事故の型や4Mの選択肢は、現場に合わせて書き換えられます。
フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます
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