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業種共通総務・安全帳票

ヒヤリハット報告書テンプレート(4M・リスク評価つき)

ヒヤリハットを1件1枚で報告するExcelテンプレートです。発生日時・場所・作業・状況を書き、原因を人・設備・環境・管理(4M)に分けて ✓ を付けます。厚生労働省のリスクの見積り(マトリックス法の例)にそって、けがになった場合の重篤度と発生の可能性からリスクの大きさを決め、対策と期限・担当を書きます。

形式
Excel(.xlsx)
用紙
A4縦・1枚
更新日
2026.10.26
版
v1.0
無料でダウンロード
ヒヤリハット報告書テンプレート(4M・リスク評価つき)の記入例

記入例

Excel の「記入例」シートと同じ内容です。当てはまるものに ✓ を付け、文章の欄と表を埋めて使います。

ヒヤリハット報告書NEAR MISS REPORT

報告番号Report No.HH-2611-004発生日Date2026/11/02
発生時刻Time8:40ごろ発生場所Location第2倉庫 B通路と棚列3の交差部
報告者・所属Reported by鈴木(物流課)作業の区分Type of Work定常作業
作業の内容Work出荷品のピッキング(ハンドリフトで棚列3から B通路へ出るところ)
事故の型Type of Accident
  • 墜落・転落
  • 転倒
  • 激突
  • 飛来・落下
  • 崩壊・倒壊
  • 激突され
  • はさまれ・巻き込まれ
  • 切れ・こすれ
  • 高温・低温物との接触
  • 交通事故(道路)
  • 動作の反動・無理な動作
  • その他

状況(何が・どう動いて・どこまで近づいたか) What Happened

棚列3から B通路へ出たとき、B通路を後退してきたフォークリフトが右側から近づいた。 フォークリフトの後部と自分との間は約50 cm。運転者が気づいて停止し、接触はなかった。 交差部は棚の高さ(約2.4 m)で左右の見通しがない。

原因(4M)Cause (4M)
  • 人:確認不足・思い込み
  • 人:近道・省略行動
  • 人:慣れ・焦り・疲労
  • 設備:安全装置・ガードの不備
  • 設備:不具合・保護具の不備
  • 設備:表示・標識がない
  • 環境:見通し・照明が悪い
  • 環境:通路・足元・整理整頓
  • 環境:騒音・暑さ寒さ・天候
  • 管理:手順・ルールがない
  • 管理:教育・指示・連絡の不足
  • 管理:作業計画の無理

原因の説明 Cause

出荷締め(9:00)前で急いでおり、交差部で左右を見ずに出た。フォークリフトと歩行者の通路が分かれておらず、交差部での一時停止のルールもなかった。

重篤度(けがになった場合)Severity
  • 致命的・重大
  • 中程度
  • 軽度
発生の可能性Likelihood
  • 高いか比較的高い
  • 可能性がある
  • ほとんどない
リスク(見積表より)Risk Level
  • Ⅲ 直ちに解決すべき
  • Ⅱ 速やかに低減する
  • Ⅰ 必要に応じて低減

対策 Countermeasures

対策の内容区分担当期限完了日効果の確認
暫定:交差部に誘導員を置き、フォークリフトは一時停止管理的高橋2026/11/022026/11/02対策完了まで継続
交差部にカーブミラーと停止線を付ける工学的佐藤2026/11/142026/11/1211/26 確認済
交差部での一時停止をルールにし、通路図に書く管理的高橋2026/11/092026/11/0611/20 巡視で確認
歩行者通路を線で分ける(レイアウト変更の検討)本質的田中2026/12/25

リスクⅢは、対策が終わるまで作業を止めるか暫定の処置をとる。ほかの職場にも同じ危険がないか知らせる。

報告Reported by職長Foreman安全管理者Safety Manager
鈴木高橋佐藤

このテンプレートでできること

  • 発生日時・場所・作業の内容・作業の区分(定常・非定常)の欄
  • 事故の型(墜落・転落、はさまれ・巻き込まれなど)を ✓ で選べる
  • 原因を人・設備・環境・管理(4M)の4つに分けて ✓ を付けられる
  • 重篤度 × 発生の可能性で、リスク Ⅰ〜Ⅲ を決める欄と見積表つき
  • 対策の内容・区分・担当・期限・完了日・効果の確認を表で残せる
  • A4縦1枚に収まる印刷設定。手書きでも記入しやすい大きな ✓ 欄

こんな方におすすめ

  • 工場・倉庫・建設現場でヒヤリハットを集めている安全担当の方
  • 報告は集まるが、原因と対策が書かれず、同じヒヤリハットが続いている方
  • リスクアセスメントにヒヤリハットの情報を使いたい方

シートの構成

使い方
✓ の付け方・リスクの決め方・書き方の目安
記入例
倉庫の通路で、後退するフォークリフトと作業者がぶつかりかけた例
ヒヤリハット報告書
空欄の書式。1件ごとにコピーして使う
リスクの見積り
重篤度・発生の可能性の区分、見積表、優先度、4M の見方、対策の優先順位

項目と書き方

項目書き方例
発生日・時刻・場所いつ・どこで起きかけたか。場所は設備名や通路の番号まで書く2026/11/02 8:40・第2倉庫 B通路と棚列3の交差部
作業の内容・区分そのとき何をしていたか。段取り・修理・清掃などは非定常作業にする出荷品のピッキング(定常作業)
事故の型けがになっていたら、どの型の災害になったか激突され
状況何が・どう動いて・どこまで近づいたかを、事実だけ数字で書く後退するフォークリフトが約50 cm まで近づいた
原因(4M)人・設備・環境・管理の12の選択肢から、当てはまるものすべてに ✓。1つに決めつけない人:確認不足・思い込み/環境:見通し・照明が悪い
重篤度・発生の可能性・リスク重篤度はけがになった場合に考えられる最も重いもの。見積表でⅠ〜Ⅲを決める致命的・重大 × 可能性がある → Ⅲ
対策その場でとった暫定の処置も1行目に書く。区分(本質的・工学的・管理的・保護具)と担当・期限を書き、完了したら効果を確かめる交差部にミラーと停止線(工学的)・佐藤・11/14

作るときの注意

  1. 01

    書いた人を責めない

    報告した人を叱ると、次から報告が出なくなります。「報告してくれてありがとう」で受け取り、仕組みの問題として扱います。

  2. 02

    原因は4つの面から見る

    「不注意」で終わらせず、設備・環境・管理の面でも原因を探します。人の注意だけに頼る対策は長続きしません。

  3. 03

    重篤度は「最悪の場合」で見る

    今回はけががなくても、ぶつかっていたらどうなったかで重篤度を決めます。厚生労働省の指針も、最も重いけがを想定して見積もるとしています。

  4. 04

    対策には期限と担当を付ける

    対策の欄に担当と期限がないと、そのまま終わりがちです。完了日と効果の確認まで書いてから報告書を閉じます。

項目の根拠にした規格

  • 労働安全衛生法 第28条の2 事業者が行うべき調査等(リスクアセスメント)。努力義務
  • 危険性又は有害性等の調査等に関する指針(平成18年3月10日) リスクの見積り(9)と、リスク低減措置の優先順位(10)
  • 厚生労働省「リスクの見積りの方法(マトリックス法の例)」 重篤度・発生の可能性の区分、見積表、優先度(Ⅰ〜Ⅲ)

手作業を減らすなら

GenApp

ヒヤリハットから対策の完了まで、システムで追いかける

スマートフォンから報告し、原因・リスク・対策の担当と期限までを1件ずつ管理します。期限の近い対策は担当者に知らせます。30分のデモで、ヒヤリハットの管理をシステムにしてお見せします。

デモを予約する

GenOCR

手書きの報告書を、AIで一覧に

現場で手書きした報告書から、発生日・場所・状況・✓ の付いた原因を読み取り、一覧にまとめます。

手書き帳票の読み取りを見る

よくある質問

ヒヤリハット報告は法律で決められていますか?

ヒヤリハット報告そのものを義務づけた条文はありません。労働安全衛生法第28条の2のリスクアセスメント(努力義務)で、危険性を見つける手がかりとして広く使われています。

リスクの大きさはどう決めますか?

重篤度(致命的・重大/中程度/軽度)と発生の可能性(高いか比較的高い/可能性がある/ほとんどない)の組み合わせを、「リスクの見積り」シートの見積表に当てはめて Ⅰ〜Ⅲ を決めます。

手書きで集めた報告書をまとめるには?

紙の報告書は AI-OCR で読み取ると、件数や原因の集計が楽になります。毎月の集計や対策の進み具合を追うなら、GenApp のような業務システムで1件ずつ管理すると、期限が近い対策を担当者に知らせることもできます。

建設現場でも使えますか?

使えます。発生場所に工区や階、作業の内容に職種や協力会社名を書いてください。事故の型や4Mの選択肢は、現場に合わせて書き換えられます。

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