jinbay
製造安全台帳

局所排気装置 定期自主検査記録テンプレート(有機則・特化則)

局所排気装置・プッシュプル型換気装置・排ガス処理装置などの定期自主検査の結果を、1行1回(装置×検査日)で記録する Excel テンプレートです。有機則21条・特化則32条で記録が求められる、検査年月日・検査方法・検査箇所・検査の結果・実施者・補修の内容を残せます。測った風速を基準と比べて自動で判定し、次回の検査期限(1年以内)と記録の保存期限(3年)も出ます。

別の呼び方: 局所排気装置 点検表/局排 定期自主検査 記録/局所排気装置 自主検査 様式/プッシュプル型換気装置 点検/局排 点検記録

局所排気装置の定期自主検査とは?
有機則第20条・特化則第30条で、1年以内ごとに1回行うと決められた検査です。フード・ダクト・ファンの損傷、じんあいのたい積、ベルトの状態、吸気・排気の能力などを確かめます。
保存期間は?
3年間です(有機溶剤中毒予防規則第21条・特定化学物質障害予防規則第32条)。
必ず書く項目は?
①検査年月日、②検査方法、③検査箇所、④検査の結果、⑤検査を実施した者の氏名、⑥補修等の措置を講じたときはその内容です(有機則第21条・特化則第32条)。
形式
Excel・PDF
用紙
A4横
更新日
2026.10.27
版
v1.0
無料でダウンロード
局所排気装置 定期自主検査記録テンプレート(有機則・特化則)の記入例

記入例

Excel の「記入例」シートと同じ内容です。グレーの列は自動で計算され、すぐ確かめる行は赤、期限の近い行は黄色で表示されます。

局所排気装置 定期自主検査記録

1行に1回の検査(装置×検査日)を書きます。有機則21条・特化則32条の記録事項を残し、風速の判定・次回の検査期限・保存期限が自動で出ます。

基準日2026/11/04

事業場△△工業 第1工場

設備の管理担当設備保全課 松本

記録の件数5

検査の期限切れ1

検査の期限間近1

不合格2

装置番号装置の種類根拠設置場所・対象物質フードの型式検査年月日検査方法損傷(フード・ダクト・ファン)じんあいのたい積排風機の注油(有機則)ダクト接続部の緩みベルトの作動制御風速の基準(m/s)測った風速(最小 m/s)風速の判定吸気・排気の能力総合判定補修等の措置の内容補修日検査を実施した者次回の検査期限状態記録の保存期限(3年)備考
LEV-01局所排気装置有機則(20条)塗装場 塗装ブース(トルエン・キシレン)囲い式2025/11/12目視・テストハンマー・熱線風速計(開口面9点)適合適合適合適合適合0.400.62適合適合合格△△設備サービス 中村2026/11/12期限間近2028/11/12今年の検査は11/10に予定
LEV-02局所排気装置特化則(30条)めっき場 クロムめっき槽(クロム酸)外付け式 側方吸引型2026/03/10目視・ベルトの張りの測定・槽の周りの濃度の測定適合適合該当なし適合不適合適合不合格ベルトを交換し、張りを調整2026/03/17設備保全課 松本2027/03/10有効2029/03/10抑制濃度の装置のため、濃度の測定で能力を判定(基準以下)
LEV-03プッシュプル型換気装置有機則(20条)組立場 洗浄台(アセトン)プッシュプル型2025/10/20目視・熱線風速計(捕捉面の風速)適合適合適合適合適合適合合格設備保全課 松本2026/10/20期限切れ2028/10/20今年の検査が未実施。業者の手配を急ぐ
LEV-04局所排気装置有機則(20条)組立場 接着剤の塗布台(トルエン)外付け式 下方吸引型2026/06/15目視・熱線風速計(最も離れた作業位置)適合不適合適合適合適合0.500.43不適合不適合不合格ダクト内のたい積物を清掃。清掃後の風速 0.55 m/s2026/06/18△△設備サービス 中村2027/06/15有効2029/06/15
GAS-01排ガス処理装置特化則(30条)めっき場 スクラバー該当なし2026/01/20目視・洗浄水の噴出量の確認・処理後の濃度の測定適合適合該当なし該当なし該当なし適合合格△△設備サービス 中村2027/01/20有効2029/01/20処理薬剤・洗浄水の噴出量も適(30条1項3号)

このテンプレートでできること

  • 有機則21条・特化則32条の記録事項(年月日・方法・箇所・結果・実施者・補修)に沿った列
  • 有機則20条・特化則30条の検査事項(損傷・じんあいのたい積・接続部の緩み・ベルト・吸気と排気の能力など)を適合・不適合で入力
  • 測った制御風速を基準と比べ、適合・不適合を自動で判定
  • 検査事項がすべて適合なら合格、1つでも不適合なら不合格と自動で表示
  • 検査日から次回の検査期限(1年)と記録の保存期限(3年)を自動で計算
  • フードの型式ごとの制御風速(有機則16条)と検査事項の早見表つき。A4横の印刷設定済み

こんな方におすすめ

  • 有機溶剤や特定化学物質を扱う作業場で、局所排気装置の検査の記録を任されている方
  • 外部に頼んだ検査の報告書を、装置ごとに一覧で残したい方
  • 労働基準監督署の調査の前に、検査の期限と補修の記録を確かめたい方

シートの構成

使い方
入力する列・自動で計算する列の見分け方と手順
記入例
塗装ブース・めっき槽・洗浄場など5件。期限切れ・期限間近・不合格と補修の例を含む
局所排気装置 定期自主検査記録
空欄の記録(100行)
検査と記録の決まり
有機則16条・20条〜22条、特化則30条・32条・33条の要点

項目と書き方

項目書き方例
装置の種類・根拠局所排気装置・プッシュプル型換気装置などを選び、有機則・特化則のどれで設けた装置かを選ぶ局所排気装置・有機則(20条)
検査年月日・検査方法検査をした日と、目視・テストハンマー・風速計などの方法2025/11/12・目視、熱線風速計(開口面9点)
検査事項(損傷〜ベルト)条文の検査事項ごとに、適合・不適合・該当なしを選ぶ。注油は有機則の装置だけ適合
制御風速の基準・測った風速フードの型式の基準(有機則16条など)と、測った中で一番低い風速(m/s)0.40・0.62
吸気・排気の能力風速の判定や、抑制濃度の測定の結果から、適合・不適合を選ぶ適合
補修等の措置不適合のときに行った補修の内容と日ベルトを交換し、張りを調整(2026/03/17)
検査を実施した者検査をした人の氏名。外部に頼んだときは会社名も△△設備サービス 中村

作るときの注意

  1. 01

    1年以内ごとに、同じ月にそろえる

    定期自主検査は1年以内ごとに1回です(有機則20条・特化則30条)。期限の前の月に毎年行うと決めておくと、遅れが出にくくなります。

  2. 02

    記録は3年残す

    検査の記録は3年間保存します(有機則21条・特化則32条)。古い行も消さずに残し、保存期限の列で捨ててよい時期を確かめます。

  3. 03

    不合格のときは補修の内容を書く

    異常があったときは直ちに補修し(有機則23条・特化則35条)、その内容を記録に残します。補修のあとに測り直した風速も備考に書きます。

  4. 04

    初めて使うときと改造・修理のあとも点検する

    装置を初めて使うときや、分解して改造・修理したときは、別に点検が必要です(有機則22条・特化則33条)。その記録も同じ表に行を足して残せます。

項目の根拠にした規格

手作業を減らすなら

GenOCR

検査報告書を読み取って、記録に入れる

外部の業者から届く紙や PDF の検査報告書から、装置番号・検査日・検査の結果・風速を読み取り、記録の形で出します。

GenOCR を見る

GenApp

局所排気装置の検査をシステムにする

装置ごとの検査の記録・補修・次回の期限を1つにまとめ、期限の前に担当者に知らせます。30分のデモで、局所排気装置の検査の管理をシステムにしてお見せします。

デモを予約する

よくある質問

定期自主検査は誰がしてもよいですか?

資格は条文で決められていませんが、検査の方法や判定の基準は厚生労働省の「局所排気装置の定期自主検査指針」に沿うのが一般的です。専門の業者に頼むこともできます。

1年以上使っていない装置も検査が要りますか?

1年を超えて使わない期間は検査は要りませんが、使い始める前に同じ事項の検査をします(有機則20条3項・特化則30条2項)。

特化則の装置の制御風速の基準は?

特化則の局所排気装置は、物質ごとに告示で抑制濃度または制御風速が決められています。基準の欄には、その装置に当てはまる値を書いてください。抑制濃度の装置は、濃度の測定の結果で吸気・排気の能力を判定します。

業者の検査報告書から転記するのが大変です

紙や PDF の検査報告書は、AI-OCR の GenOCR で読み取れます。装置の台帳・検査の期限・補修の記録までつなぐなら、GenApp のような業務システムが向いています。

フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます