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AI導入社内承認帳票

AI導入の稟議書テンプレート(例文つき)

AIの導入を社内で承認してもらうための稟議書のExcelテンプレートです。件名・目的・現状の課題・導入内容・費用(初期・月額)・効果(削減時間×単価)・回収期間・リスクと対策・比較検討・承認欄を1枚にまとめます。記入例はそのまま例文として使える書き方にし、効果と回収期間の計算式の早見表をつけました。

形式
Excel(.xlsx)
用紙
A4縦
更新日
2026.10.26
版
v1.0
無料でダウンロード
AI導入の稟議書テンプレート(例文つき)の記入例

記入例

Excel の「記入例」シートと同じ内容です。当てはまるものに ✓ を付け、文章の欄と表を埋めて使います。

稟議書(AI導入)REQUEST FOR APPROVAL

稟議番号No.R-2611-014起案日Date2026/11/10
起案部署Department経理部起案者Prepared by山田
件名Subject請求書の受付・入力業務へのAI導入(AI-OCR・AIエージェント)について
決裁区分Authority社長決裁決裁希望日Requested by2026/11/27
実施予定日Start2027/01/04予算Budget予算内

目的 Purpose

取引先から届く請求書の受付・入力をAIで自動化し、月末の残業と入力の誤りを減らす。空いた時間を、支払の確認と取引先からの問い合わせ対応に回す。

現状の課題 Current Issues

請求書は月1,200枚(紙・PDF・FAX)で、3名が1枚約5分かけて会計システムに入力している(月100時間)。このほか、金額・取引先の確認と差し戻しに月30時間かかる。月末の5営業日に集中し、3名で月40時間の残業が出ている。直近1年で入力の誤りによる支払の訂正が6件あった。

導入内容 Proposal

AI-OCRで請求書の取引先・日付・金額・税率ごとの金額・登録番号を読み取り、AIエージェントが会計システムに仕訳の下書きを登録する。担当者は下書きと請求書の画像を見比べて確かめ、確定する。導入先は△△ソフト株式会社。2027年1月に経理部で使い始め、3か月は手入力と並行して確かめる。

費用(モデル試算) Cost

項目初期月額備考
導入・設定(帳票の設定・流れの設計)1,000,000円—見積書 No.○○
利用料(ソフトウェア)—60,000円月1,500枚まで
保守・問い合わせ—20,000円
合計1,000,000円80,000円初年度 1,960,000円(税抜)

効果(削減時間 × 時間単価) Benefits

業務いま(時間/月)導入後削減時間削減額(月)備考
請求書の入力1002575225,000円確認1枚1.25分
金額・取引先の確認と差し戻し30151545,000円
合計1304090270,000円時間単価3,000円

回収期間 Payback Period

月の差し引きの効果は 270,000円 − 80,000円 = 190,000円。回収期間は 1,000,000円 ÷ 190,000円 ≒ 5.3か月。2年目以降は年 2,280,000円の効果(モデル試算)。時間単価3,000円は、経理部と決めた人件費(給与・賞与・会社負担の社会保険料を含む)による。

リスクと対策 Risks & Countermeasures

リスク対策担当
情報の漏えいデータは国内で処理し、AIの学習に使わないことを契約で確認。IDは担当者だけに発行情報システム課
読み取りの誤り金額・取引先・登録番号は人が画像と見比べてから確定。3か月は手入力と並行経理部
担当者しか直せない設定の手順書を作り、2名以上が直せるようにする経理部
件数の増加で費用が増える月1,500枚を超えたときの費用を見積書で確認済み経理部

比較検討 Alternatives

案内容費用の目安評価
A 現状維持3名で手入力を続ける0円残業と誤りが続く
B 派遣の増員繁忙期に1名を増やす月35万円(モデル試算)月末以外は仕事が余る
C RPAだけデータの転記だけを自動にする(見積書による)紙・FAXの読み取りができない
D AI導入(本案)読み取りから登録の下書きまで初期100万円・月8万円効果が最も大きく、ほかの帳票にも広げられる
添付資料Attachments
  • 見積書
  • 費用対効果の試算表
  • PoC・試験導入の結果
  • セキュリティの資料
  • 契約書・利用規約の案
  • 製品・サービスの資料

決裁区分と承認の順は、職務権限規程に従う。

起案Prepared部長Manager情報システムIT経理Finance決裁Approved
山田鈴木田中高橋佐藤

このテンプレートでできること

  • AI導入の稟議に要る項目を、上から順に埋めるだけでそろう
  • 記入例がそのまま例文。自社の数字に置き換えて使える
  • 効果は「削減時間 × 時間単価」、回収期間は「初期費用 ÷ 月の差し引きの効果」で示す
  • 情報セキュリティ・AIの誤りなどのリスクと対策を表で残せる
  • 現状維持・増員・RPAなど、ほかの案との比較を書ける
  • 効果の計算式と、稟議で聞かれやすいことの早見表つき

こんな方におすすめ

  • AIツールやAIの開発の導入を、上長・経営に説明する担当の方
  • 稟議書に費用対効果と回収期間を、どう書けばいいか迷っている方
  • 情報システム・経理の確認で差し戻されたことがある方

シートの構成

使い方
書く順番と、例文の置き換え方
記入例
請求書の受付・入力にAI-OCRとAIエージェントを入れる稟議の例文(数字はモデル試算)
稟議書(AI導入)
空欄の書式。案件ごとにコピーして使う
計算式の早見表
削減額・回収期間の計算と、稟議で聞かれやすいこと

項目と書き方

項目書き方例
件名何の業務に、何を入れるかが1行でわかるように請求書の受付・入力業務へのAI導入について
現状の課題月の件数・時間・残業・誤りの件数など、数字で書く月1,200枚・月100時間
費用初期と月額に分け、初年度の合計も書く。見積書の金額を転記する初期 1,000,000円・月額 80,000円(モデル試算)
効果業務ごとの削減時間 × 時間単価。時間単価の決め方も書く月90時間 × 3,000円 = 月270,000円
回収期間初期費用 ÷(月の削減額 − 月額費用)1,000,000 ÷ 190,000 ≒ 5.3か月
リスクと対策情報セキュリティ・誤り・担当者の不在・費用の増加などと、その対策読み取りの誤り → 金額と取引先は人が確かめてから登録

作るときの注意

  1. 01

    時間は測った数字を使う

    担当者の感覚の時間は短めに出がちです。数日分を実際に測ると、効果の数字に説得力が出ます。

  2. 02

    時間単価の根拠を書く

    給与・賞与・社会保険料などを含めた1時間あたりの人件費を使います。経理と決めた数字を使うと、差し戻されにくくなります。

  3. 03

    削減した時間の使い道も書く

    時間が減っても、人件費がそのまま減るとは限りません。残業の削減や、ほかの業務に回すなど、使い道を書きます。

  4. 04

    AIの誤りは「なくす」ではなく「見つける」

    AIの誤りをゼロにする約束はできません。人が確かめる手順と、誤ったときの戻し方を書くと、承認する側が安心できます。

手作業を減らすなら

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AIに任せる業務の選び方から、一緒に

どの業務をAIエージェントに任せると効果が大きいかを洗い出し、試作と本番の運用までを進めます。稟議に書く効果の数字も、実際の業務で測ります。

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よくある質問

効果の時間単価はいくらにすればいいですか?

会社で決まった数字があればそれを使います。無ければ、給与・賞与・会社負担の社会保険料などを年間の労働時間で割って出し、根拠を書きます。

効果がまだわからないときは?

まずPoC(試験導入)の稟議を出し、結果を見てから本導入の稟議を出す、と2段階に分けます。PoCの判定基準を稟議に書いておきます。

情報システム部門の確認では何を聞かれますか?

データの保存場所・AIの学習への利用の有無・アクセス管理・ログ・契約終了時のデータの扱いなどです。導入先のセキュリティの資料を添付します。

ほかの案との比較は必要ですか?

現状維持・人を増やす・別の仕組みなどと比べると、なぜこの案かが伝わります。費用だけでなく、続けられるか・広げられるかも書きます。

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