記入例
Excel の「記入例」シートと同じ内容です。グレーの列は自動で計算され、すぐ確かめる行は赤、期限の近い行は黄色で表示されます。
設計変更管理表
1行に1件の設計変更を書きます。適用予定日と適用日から状態が、承認日と適用日から順序が自動で出ます。承認より前に適用した行は「要確認」になります。
基準日2026/11/04
管理部署設計課
管理責任者伊藤
登録数6
適用の遅れ1
14日以内に適用1
順序の要確認1
| 変更番号 | 起票日 | 区分 | 図番 | 改訂(旧→新) | 品名 | 変更の内容 | 理由 | 影響範囲(金型・治具・検査・書類) | 顧客の承認 | 顧客への連絡 | 社内承認日 | 適用予定日 | 適用ロット・号機 | 適用日(実績) | 状態 | 承認→適用の順序 | 在庫品・仕掛品の処置 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ECO-26-029 | 2026/08/20 | 設計変更 | BR-2010-04 | C→D | 取付板 | 溶接ナット M6 を M8 に変更 | 顧客要求 | 溶接治具 J-045、ナットの手配、検査基準書 | 要(承認済) | 連絡済 | 2026/09/10 | 2026/09/05 | 9/5 投入分から | 2026/09/05 | 完了 | 要確認 | 旧品のまま出荷(顧客承認済) | 承認の前に現場で切り替えていた。手順の違反として是正処置を行う |
| ECO-26-031 | 2026/09/12 | 設計変更 | BR-3307-02 | B→C | 制御盤取付ブラケット | 取付穴 φ6.6 +0.2/0 を φ6.8 +0.2/0 に変更(塗膜の分の逃げ) | 不具合対策 | プレス金型 P-1021 のパンチ、穴位置検具 G-021、検査基準書 | 要(承認済) | 連絡済 | 2026/10/01 | 2026/10/20 | L261020 から | 2026/10/20 | 完了 | OK | 手直しして使用 | 在庫 300 個は穴をリーマで仕上げて使用 |
| ECO-26-034 | 2026/10/02 | 仕様変更(顧客要求) | ST-1120-01 | A→B | ステー | 板厚 t1.6 を t2.0 に、材質 SPCC を SPHC-P に変更 | 顧客要求 | 材料の手配、曲げ型の調整、溶接条件 | 要(承認済) | 連絡済 | 2026/10/16 | 2026/11/10 | 11/10 投入分から | 期限間近 | 使い切り | 旧仕様の材料 120 枚は 11/9 までに使い切る | ||
| ECO-26-036 | 2026/10/08 | 図面訂正(誤記) | BK-0750-01 | C→D | ブラケット | 寸法 45 の公差 ±0.1 を ±0.2 に訂正(顧客図面と合わせる) | 誤記の訂正 | 検査成績書の様式、工程内検査の規格 | 不要 | 不要 | 2026/10/09 | 2026/10/15 | 10/15 の検査から | 2026/10/15 | 完了 | OK | 該当なし | |
| ECO-26-038 | 2026/10/15 | 設計変更 | HS-220-03 | A→B | ヒートシンク | フィンの厚さ 1.5 mm を 1.8 mm に変更(鋳造の湯回りの改善) | 製造性の改善 | ダイカスト金型 D-0105 の改修、X線検査の基準 | 要(申請中) | 連絡済 | 2026/11/02 | 金型の改修後 | 期限切れ | 使い切り | 顧客の承認待ちで遅れている。適用予定日を引き直す | |||
| ECO-26-040 | 2026/10/27 | 設計変更 | CV-0412-02 | B→C | コネクタカバー | 樹脂 PA66 を PA66-GF15 に変更(材料メーカーの旧グレードの廃止) | 部品・材料の廃止 | 成形条件、材料の受入検査、含有化学物質の証明書の取り直し | 要(申請中) | 連絡済 | 2026/12/15 | 承認後の最初のロット | 有効 | 使い切り | 4M変更申請書を顧客へ提出済み(10/30) |
このテンプレートでできること
- 適用予定日と適用日から、遅れ・期限間近・完了を自動で表示
- 承認日より前に適用した変更を「要確認」で自動で検出
- 図番と改訂(旧→新)・影響範囲・適用ロットを1行に記録
- 顧客の承認・連絡、在庫品と仕掛品の処置の欄つき
- 変更のときに確かめることの早見表つき
- フィルタ・見出しの固定・A4横の印刷設定済み
こんな方におすすめ
- 設計変更の連絡がメールと紙に分かれ、現場に伝わるのが遅れることがある方
- 図面の改訂と、金型・治具・検査基準の見直しを一緒に管理したい方
- お客様への変更の連絡や承認の記録を、監査で説明できるようにしたい方
シートの構成
- 使い方
- 入力する列・自動で計算する列の見分け方と手順
- 記入例
- 6件分。承認前の適用・適用の遅れ・期限間近・完了の例を含む
- 設計変更管理表
- 空欄の台帳(100行)
- 変更のときに確かめること
- 影響範囲・顧客への連絡・在庫品の処置の確かめ方
項目と書き方
| 項目 | 書き方 | 例 |
|---|---|---|
| 変更番号 | 変更ごとに重複しない番号。ECR(依頼)と ECO(指示)で番号を分けるなら両方書く | ECO-26-031 |
| 図番・改訂(旧→新) | 変える図面と、改訂記号の変わり方 | BR-3307-02・B→C |
| 変更の内容・理由 | 何をどう変えるか。数字で書く。理由は一覧から | φ6.6 を φ6.8 に・不具合対策 |
| 影響範囲 | 金型・治具・検具・検査基準・作業標準・ほかの品番 | 金型 P-1021、検具 G-021 |
| 顧客の承認・連絡 | 承認が要るか、連絡したか | 要(承認済)・連絡済 |
| 適用予定日・適用ロット・適用日 | いつ・どのロットから新しい図面で作るか。実績の日も書く | 2026/10/20・L261020 から |
| 状態・順序 | 自動。適用の遅れは赤、承認より前の適用は「要確認」 | 完了・OK |
作るときの注意
01
影響範囲は「図面の外」まで書く
図面を直しても、金型・治具・検具・検査基準・作業標準が古いままだと、現場は古い形で作ります。変える物の管理番号まで書きます。
02
承認の前に現場を変えない
承認の前に切り替えると、問題が出たときに戻せません。承認日より前に適用した行は「要確認」で出るので、手順を見直します。
03
切り替えのロットをはっきり決める
「〇日から」ではなく「どのロットから」で決めると、出荷後の問い合わせで新旧を区別できます。
04
在庫品の処置を先に決める
旧図面で作った在庫・仕掛品を、使い切るか、手直しするか、捨てるかを決めて、変更と一緒に残します。
項目の根拠にした規格
- ISO 9001:2015 8.3.6 設計・開発の変更(変更・レビュー・許可・悪影響を防ぐ処置の記録)
- ISO 9001:2015 8.5.6 変更の管理(製造の変更のレビューと記録)
手作業を減らすなら
GenApp
設計変更の承認と現場への連絡を、システムで回す
変更の起票・承認・顧客への連絡・現場への周知・適用の確認を1つの流れにし、遅れている変更を知らせます。30分のデモで、設計変更の管理をシステムにしてお見せします。
デモを予約するよくある質問
ECR と ECO の違いは?
ECR は設計変更の依頼(変えたいという申し出)、ECO は承認された変更の指示です。この台帳では1行に1つの変更として、依頼から適用までを残します。
顧客の承認はいつ要りますか?
お客様との取り決めによります。材料・工法・製造場所などを変えるときは、事前に申請を求められることが多いので、4M変更申請書と合わせて確かめます。
図面の版の管理はどうしますか?
図面そのものの版と配布先は、図面管理台帳で管理します。この台帳には変更の理由と適用までの流れを残します。
部署をまたいで回覧したいのですが?
Excel をメールで回すと、版がずれやすくなります。設計・製造・品質・購買で1つの記録を見ながら承認を回すなら、GenApp のような業務システムが向いています。
フォームを送信すると、すぐにダウンロードできます
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