株式会社Leaner Technologies(以下、「リーナー」)は、「調達のスタンダートを刷新し続ける」をミッションに掲げ、企業の調達・購買業務の高度化を実現するAI・DX推進サービスを開発・提供するBtoB SaaS企業です。企業の利益を左右する重要な経営領域である「調達」領域をデジタルの力で変革することで、調達活動における新たな価値創造を促進する、次世代のビジネスインフラを創り出しています。リーナーは展示会でのリード獲得を得意とする一方、その後工程における業務の効率をいかに高めるか?に課題を感じていました。従来の名刺読み取り・リード管理ツールの更新時期を迎えたタイミングで、新たに選ばれたのがジンベイのGenLead。2026年2月から2ヶ月間のトライアル期間を経て、同年4月から正式導入いただき現在に至ります。 今回は、実際にGenLeadの選定・導入に携わられたマーケティング部の伊藤和左氏にインタビューを実施。GenLead導入の経緯や、従来からの業務効率の変化などについてお聞きしてみました。そしてリーナー同様に、展示会のリード管理業務の効率UPを考えている企業の担当者様に向けてのアドバイスもいただきました。1.出展数は年間約40回。「効率化」だけではなく「成果を上げる」には?- まずは従来の展示会業務に対して感じられていた課題についてお聞かせください。伊藤:弊社にとって展示会は施策の中で最も受注が多く、重要なマーケティングチャネルです。2023年の初出展から年々回数を増やし、今では年間約40回ほど出展しています。初めて出展した当時は、名刺読み取りやリード管理のためのツールは一切使っていませんでした。来場された皆様から頂いた名刺の余白に手書きでメモをするというアナログな運用をしていましたね。そのため、書ける情報量に限界があるだけでなく、営業のアプローチを開始するまでに大きなタイムラグが発生していました。その中でも特に見込み度の高いお客様であれば、名刺を手作業で選り分けて優先的にメールも送る、ということもしていたため、今振り返ってみても大変な作業だったと思います。さらに、展示会での接客で得られたお客様の細かな情報をCRMに全く取り込めていなかったため、当日の接客担当者とその後のインサイドセールスやフィールドセールス担当者の間で情報連携ができず、顧客情報が完全に分断されてしまっていました。このアナログな状況を打破するため、名刺読み取り・リード管理ツールを導入することになるのですが、当社ではGenLead導入以前に2つのツールを使用していました。まず最初に使用していたのが、いわゆる名刺管理システムのようなソリューションです。OCR機能により名刺を読み込んでからアプローチするまでのスピードが上がり、事務作業の時間は削減されました。ですが、それ以上の「営業の成果に直結するようなメリット」まで実感できることはなかったので、単純な名刺管理のシステムとしてだけでは使い続けることはできないと思いました。そこで、名刺を読み込むだけではなくCRMに情報を蓄積でき、過去の商談情報を引き出すことができる別のシステムへ切り替えたんです。しかし、今度は自社向けにカスタマイズするための設定がとにかく複雑でした。苦労してやっとのこと構築できたとしても、展示会業務を繰り返す中で「設定を変えたいな」と改善したいポイントは毎回出てきます。それなのに、その変更作業にまた手間がかかってしまうので、どうしても腰が重くなってしまう。私たちは展示会への出展回数が多い分、振り返りや改善のチャンスも多くあるのに、スピーディーにPDCAを回せない。これは大きな課題でした。2. 「今できる」に加え「もっとできるようになる」と可能性を感じた柔軟性とスピード感- 複数ソリューションのご使用経験を踏まえて、GenLeadの第一印象としてはいかがでしたか?伊藤:まず第一に、私たちの展示会現場に圧倒的にフィットする「機能のシンプルさとスマートさ」が嬉しかったですね。多機能がウリのツールも多くある中で、私たちが求めていた機能はあくまでも「展示会中にスマートフォンで手軽に精度の高いメモを残せること」でした。GenLeadはスマートフォンでの記録に特化しており、設定も簡単。私たちにとって非常にシンプルで、負荷を一切感じさせない設計だなと思いました。また、当社はCRMにHubSpotを使っているのですが、一般的なツールはSalesforce対応のものが多く、HubSpotと柔軟に連携できるツールはまだまだ少ないと感じています。GenLeadはそこもクリアできているので安心材料の一つでしたね。それから導入の決め手でもあるのですが、「未来の機能開発へ期待できるかどうか」も選定において重要視していました。「名刺を読み取ってCRMに連携する」という基本機能は最低限求めたい。それに加えて、今後必要になってくるのは「お客様とのコミュニケーションの質を向上させ、かつ接客シーンで得られた情報を後続へシームレスに繋ぐことができる」という価値だと思っています。これからAIがさらに進化していく中で、新しい技術をスピーディーに取り込み現場に還元していく。そうしたプロダクト自体の機能開発のスピード感が欲しいと考えていました。その点、ジンベイさんの圧倒的な開発スピードと技術力については、過去に当社の製品開発において協力いただいた背景もあって大きな信頼を寄せていたため、「ジンベイさんが作ったGenLeadなら間違いない」と、当初から期待していましたね。- 高く評価いただいて私たちも嬉しく思います。実際にどれだけご期待に応えられたか?を詳しくお聞きしたいのですが、トライアル期間での検証結果はいかがでしたか?伊藤:まずは「これまで使っていたツールでできていたことが問題なく再現できること」を最低ラインとしました。これは全く問題なかったですね。加えて、「私たちがやりたいこと」がGenLeadで実現可能か?という視点での検証を進めていきました。例えば、「名刺の同時読み込み」もその一つです。展示会では一度に複数名の名刺を頂戴するケースが多々ありますが、従来のツールでは1枚ずつ撮影して読み込むことしかできませんでした。そこで、ジンベイさんに「複数枚を同時に読み込めるようにできますか?」と相談したところ、トライアル中にも関わらず即座に機能として実装してくれたんです。読み取り精度も非常に高く、今では最大4枚の名刺を同時に読み込むことができます。「こういう機能がほしい!」というユーザーの要望や悩みに寄り添ってすぐに形にしてくれるスピーディーな対応力には、期待していたとは言え本当に驚きました。また、「CRMとのデータ連携の柔軟性」も驚いたことの一つです。以前はCRMから過去の商談情報を引っ張ってくることはできたのですが、「その商談に誰が参加していたか」といった詳しい情報や、特定の項目までは網羅的に出すことができなかったんです。しかし、GenLeadは非常にデータ連携が柔軟で、私たちが展示会の現場で確認したいあらゆるデータを引き出せるので、営業へバトンを繋ぐ上では非常に頼もしい武器になると感じました。3. 会場内の通信不安も気にせず使える安心感- 実際に展示会の現場でGenLeadを使ってみた皆様の反応や感想はいかがでしたか?伊藤:初めてメンバーにGenLeadを試してもらった時、全員が口を揃えて「画面がとにかく見やすい!」と喜んでいました。と言うのも、以前のツールは設定が複雑になればなるほど「次へ」のボタンで何度も画面を切り替えて入力していく仕様だったんです。 一方、GenLeadは一つの画面を縦にスクロールしていくだけ。一回あたりのトータルの入力項目数は変わらないはずなのに、画面の切り替え待ちや無駄な操作がなくなったことで、「入力にかかる時間が格段に減り、運用が楽になった」と現場から高く評価されています。また、実務の操作性だけでなく、展示会のオペレーション全体においてもGenLeadの強みが大いに活きていると実感しています。当社の展示会オペレーションは、入口でリードを獲得する「コンパニオン」、獲得したリードを仕分ける「ミドル」、お客様との商談に集中する「社員」という3つの役割に分業化しています。この「ミドル」が接客する際、GenLeadの使い勝手の良さに本当に助けられていますね。ミドルの役割は、「お客様の企業規模や課題を素早く把握し、当社のどのソリューションなら最適な価値貢献ができそうか?をその場で仕分けて商談担当社員に引き継ぐ」というものです。そのため、ブースの入り口でのわずかな立ち話の間に、お客様の企業情報を手元でサッと確認できると仕訳もスムーズにできるわけです。ですが出展回数が増えるほどCRMに蓄積されるデータは膨大になりますし、会場の不安定なネットワークも相まって、検索・表示に時間がかかってしまうんですよね。これがGenLeadを使えば、社名をほんの2〜3文字入力するだけで、会社名の予測候補をパッと出してくれて、商談データもすぐに表示できる。おかげでデータを検索するためにお客様をブースで待たせることが一切ないので、ミドルの仕分けから社員へ引き継ぐまでの効率が一気に上がりました。まさに私たちが求めていた「お客様とのコミュニケーションの質を向上させ、かつ接客シーンで得られた情報を後続へシームレスに繋ぐことができる」という価値そのものだと感じています。4. Slack通知機能により、展示会中のPDCAを容易に実現- ご活用いただいているようで何よりです。ちなみに伊藤様が個人的に気に入っている機能があればお聞きしてみたいです!伊藤:正直どれも捨てがたいですが、本契約後にリクエストして作っていただいた「1時間単位でのSlack通知機能」が一番ですかね。展示会は時間帯や天候で状況がガラリと変わるため、展示会終了後の振り返りだけでなく、「今この瞬間」の軌道修正も欠かせません。しかしこれまでは、実際のリード獲得数や接客から商談までのコンバージョンなどのデータを確認するために、いちいちブースの裏に戻ってPCを開く必要がありました。おまけに会場内はネットワーク環境が良くないところも多いので、どうしてもPDCAを回しにくい環境だったんです。そこでジンベイさんにリクエストして、「全体のリード獲得数」「ターゲット企業リード獲得数」「社員ごとのアポイント獲得数」などのKPIをGenLeadに設定して1時間おきに自動でSlack通知する、という仕組みを作ってもらったんです。これができるようになったことで、ブースに立ったままスマホで全体の動きを可視化できるようになり、改善や軌道修正などの的確な指示を即座に出せるようになりました。また、各々が手元でSlackを見るだけで「誰が何件獲得しているか」がリアルタイムで分かるので良い緊張感が生まれ、メンバー全員が高い集中力を保ったまま、長丁場でも最後まで熱量高く展示会をやりきれる環境が作れています。5. 展示会営業の可能性を広げるため、更に期待したいGenLeadの進化- フル活用していただいて私たちも嬉しいです!今後さらにGenLeadに期待したいことも教えてください。伊藤:現時点でも短時間の自動音声入力機能が備わっていますが、さらなる音声入力機能の充実に期待したいですね。「お客様から聞き出した話をテキストで入力する」という形だけだと、担当者次第では解釈の仕方や入力情報の具体性にどうしてもバラつきが出てしまいます。そのため、せっかくの貴重な情報が残せていないというケースも生まれてしまいます。特に当社の展示会ブースには多種多様な業界のお客様が来場され、専門用語が飛び交うことも珍しくありません。その聞き逃しや入力漏れを防ぐためにも、長時間の音声入力機能の進化に期待したいですね。将来的には商談内容を録音するだけで、話者分離をしながら自動的に要約し、情報が仕分けされた状態でCRMに連携される、となれば理想的です。展示会での音声をそのまま残すことができていれば、後から商談を準備するメンバーもお客様の課題を具体的に把握でき、アプローチの質をさらに高めることができると思います。加えて、CRMに入っている過去情報の参照機能をより一層拡大されることも期待しています。当社は同じ展示会に何年も出展し続けているため、すでに過去に名刺をいただいて社内にデータが存在するお客様が来場されるケースも多々あります。その際、初めてそのお客様に対応するスタッフであっても、これまで社内で積み上げてきた情報をその場ですぐに探せて、過去の文脈を理解した上で会話ができる。そんな「点ではなく面での接客体験」をGenLeadでさらに簡単に実現できるようになれば、展示会営業のあり方がもう一段新しくなるだろうと思っています。- 貴重なご意見ありがとうございます。最後に、これから展示会での名刺管理・リード管理ツールの導入をしたいと考えている企業の担当者の方に向けた、比較検討・導入に関するアドバイスがあれば教えてください。伊藤:やはり一番は「リアルな現場での運用に耐えられるか・活用できるか」という視点でツールを選定することですね。会場は常に忙しくバタバタしているし、通信状況が悪いことも頻繁にあります。その環境下で名刺の読み込みに時間がかかる、写真の撮る角度によってエラーが出る、文字の誤認識が多い…となると、現場に大きなストレスがかかってしまいます。実際の現場で求めたいスピード感や精度を実現できるか?まずはここをしっかり検証期間で確認すべきだと思います。加えて、展示会前の準備や設定がいかにスムーズに行えるかも重要なポイントですね。私たちが従来使用していたツールがそうだったように、機能が豊富であればあるほど、準備段階の設定作業が大変になり、工数が跳ね上がってしまう場合もあります。その点、GenLeadはマニュアルなしで直感的に項目を追加できるので、準備の手軽さも運用を続ける上では大きなポイントですね。色々お話ししましたが、何はともかくこれから展示会での名刺管理・リード管理ツールを検討・導入したい、あるいは今のツールから変更したい、という企業の方は、まずは一度ジンベイさんに話を聞いてみたらいいと思います(笑)機能や使い勝手の面では今日私からお話しした通りですが、例えば既存ツールの価格面で悩んでいたり、使わない機能が多くてオーバースペックに感じたりしている企業にとっても、シンプルかつコストパフォーマンスの高いGenLeadに切り替えるメリットは大いにあると思います。私たちは今でも定期的にジンベイさんと打ち合わせをし改善の要望を出させていただいていますが、これからユーザーが益々増え、ユーザーの要望をもとに更にGenLeadが進化していく。そう考えるとこれからもGenLeadを使っていくのが本当に楽しみです。ジンベイさんや他のユーザーの皆様と一緒に、展示会営業の可能性を広げていきたい、その一端を担うことができると嬉しいですね。伊藤様、ありがとうございました。これから益々便利になるよう、そして展示会営業の可能性を広げていけるよう、私たちも全力で開発に励んでまいります。(インタビュー:2026年6月12日)