配送・物流の現場では、今なお「紙の伝票」が重要な業務インフラとして機能しています。しかし、伝票には手書きのメモや印字されたバーコード・ラベル、スタンプ押印など、形式や内容がバラバラに混在しているのが現実です。従来のOCRでは、「手書き文字が認識できない」「印字と手書きを同時に読み取れない」「読み取り範囲の都度指定が必要」などの課題があり、最終的に人手で補完・修正するのが前提になっていました。ジンベイが開発した「ジンベイGenOCR」は、このような伝票の実務的な複雑さに対応するため、手書き・印字・レイアウト崩れの混在にも強いAIモデルを搭載。読み取り後の情報は自動で項目ごとに分類・整形され、CSVやExcelなどの形式で即出力可能です。▼主な対応伝票例・手書きの配送伝票/納品書・印字された送り状に加筆されたメモ書き付き伝票・押印・スタンプ・バーコード付き書類・荷主ごとにフォーマットが異なる依頼伝票・ドライバーが現場で記入する集荷確認書▼ジンベイGenOCRの特長・手書き・印字の混在伝票もそのまま読み取り可能(精度99%以上(*))・レイアウトの異なる伝票もテンプレート不要で自動認識・伝票内の項目(住所、電話番号、日付、荷物情報など)を構造化して出力・データ出力はCSV/Excel/JSON形式。システム連携も可能・スキャンするだけ。範囲指定・事前設計不要▼主な導入シーン ・配送センターでの伝票一括読み取りとWMSへの自動連携 ・ドライバー回収の紙伝票をOCR処理して請求処理へ反映 ・FAX・スキャンPDFで届く出荷指示書の自動読取と品目抽出 ・業務委託先から届く紙帳票のデータ統合・集計用途