株式会社ロゼッタは、2004年の創業以来、AIテクノロジーの研究開発に特化してきたAI翻訳のリーディングカンパニーです。産業翻訳の知見と最新のAI技術を融合させ、専門性の高い2,000以上の分野で精度95%という超高精度な自動翻訳を実現。主力製品「T-4OO(ティーフォーオーオー)」を中心に、6,000社以上の導入実績を誇ります。そんなロゼッタ様が自社製品を展示会へ出展するにあたり、名刺読み取り・リード管理ツールとして選ばれたのがジンベイの展示会特化型サービスである「GenLead」でした。今回は、GenLeadの導入に携わられたお二方である、プロダクトマーケティング マネージャーの星野氏、同チームの若野氏にインタビューを実施。GenLeadを導入された経緯や、実際に使ってみた感想などについてお聞きしてみました。そして今まさに展示会への出展や、名刺読み取り・リード管理ツールの導入を検討されている企業の担当者様に向けてのアドバイスもいただきました。1.GenLead導入までの経緯2.「展示会特化型」への納得感3.架電までのリードタイムを1週間も短縮4.早くも成果に直結したGenLeadに見る「業務システムのあるべき姿」インタビューにご協力いただいた皆様のご紹介(写真左から)星野雅一 様(株式会社ロゼッタ プロダクトマーケティング マネージャー)若野朝直 様(同 プロダクトマーケティング)1.GenLead導入までの経緯- まずは、これまでに経験されてきた展示会業務で感じていた課題について教えてください。星野:10年ほど前、私が展示会業務を担当し始めた頃の名刺管理といえば、とにかくアナログでした。スキャナーで読み込んだ文字をひたすら目視で確認して手作業でスプレッドシートに起こしていく…あまりにも非効率で、展示会を経験したことのある担当者の方なら誰もが「どうにかしたい!」と思っていたはずです。もちろん私もその一人で、まずは名刺管理のシステム導入から考え始めました。最初に使ったのはスキャナーとソフトが一体型の名刺管理システムでしたね。その後、当社が全面的にSalesforceを活用し始めたことをきっかけに、Salesforceと連携できる名刺管理アプリと外部のスキャナーを組み合わせるシステムを見つけ、そちらに切り替えました。ただ、運用していくうちに業務フロー上どうしても拭いきれない「タイムラグ」が気になってしまったんです。当時のフローとしては、まず現地でいただいた名刺を会社に持ち帰り、スキャナーを使ってデータ化する。それを外部のOCR担当者に送り、スキャン内容をチェックしてもらって3日〜5日ほどで整ったデータが納品される、というものでした。従来の方法と比べたらこれでも大分楽になったな、という思いはあったものの、どうしても名刺交換からは数日のラグが生じてしまう。非常にもったいないと感じていました。やはり理想としては、展示会で名刺交換したときの温度感を大切にしたい。でもこのフローだと、数日のタイムラグが発生することはやむを得ない。なので、「このお客様にはすぐに連絡したい!」というような名刺だけ選り分けて別にしておく、という手間をかけて問題を解消していました。星野:それともう一つの大きな課題が、「データの『型』が決まっていてイレギュラーに弱い」という点ですね。展示会では、名刺交換した相手の名刺に商談内容をメモしておくことがよくあります。ですがシステムで読み取れるデータは「型」が決まっていますし、スキャン内容をチェックする担当者の手間もありますので、なかなか気軽にメモ情報を増やせない、メモしても正確に読み取ってくれない、という悩みがありました。おまけにシステムの操作自体が複雑で、引継ぎもままならずシステム担当者が休んでしまうとフローが止まる、なんてこともありました。「便利になったはずなのに、なんでこんなに不自由なんだろう」と、ジレンマを抱えながらも数年はそのシステムを使い続けていましたね。その後、展示会によっては来場者のバッジを読み取って名刺情報や商談情報を記録・データ化できるサービスも出てきました。ですが正直なところ、そのサービスを使って記録できる情報の粒度や正確性が、営業活動を行う上では明らかに足りませんでした。なので結局は名刺を頂いてスキャンして…というやり方に逆戻りすることの繰り返しでした。2.「展示会特化型」への納得感- かなりの試行錯誤の末にGenLeadを選んで頂けたのだと思うと気が引き締まる思いです。実際に初めて使って頂いた際の手応えはいかがでしたか?星野:実は私、当時のGenLeadの担当者さんにはその場でベタ褒めしているんです(笑)こんなにも「展示会での営業活動」と「展示会終了後の営業活動」が徹底的に考え抜かれたツールがあったのか!と感動したことを覚えています。名刺をもらったら、その場ですぐに読み込ませたい、ちょっとした情報を今すぐメモしておきたい、そんな「現場でやりたいこと」を、見事に汲み取ってくれるツールだと即座に実感しました。もう少し具体的に言うと、例えば展示会での商談中に名刺の券面に走り書きした「今すぐ」という雑なメモも、きちんと読み取って反映されるんです。名刺の定型情報である社名や住所、氏名の区分ではないもの=メモ、という認識がAIで判断されていて、これは非常に使い勝手の良い優れているポイントだと思いました。褒めすぎると嘘っぽく聞こえてしまうかもしれませんが、きっと普通のシステム会社さんだとこうは作れなかったと思うんです。展示会の業務を知り尽くしている会社が作ったシステムだからこそ、展示会での動きを踏まえた設計がなされている、と感心してしまいましたね。3.架電までのリードタイムを1週間も短縮- 展示会を終えてみて、改めてGenLeadの使い勝手についての感想を教えてください。若野:名刺だけでなく、アンケートもその場で撮ってすぐさま正確にデータ化できるのはとても便利でした。従来のシステムや他のツールだと、名刺やアンケートの形式的な情報しかデータ化されないので、星野が言うような欄外のメモなどに現れる「現場の温度感」のようなものは後から見返しても全くわかりません。この「温度感がわからない」って、実は結構不便なんです。例えば従来のシステムでは、展示会終了後にリードを引き継いでからお客様へ架電をするまでに1週間も空いてしまったこともありました。これは結局、データ化されたリストだけでは「どの会社に優先的に対応が必要なのか?」が直感的にわからない、ということで起きてしまった問題です。そういった問題を回避するためには、先ほど星野が言ったように「すぐ対応する必要がある会社は名刺をもらう・選り分けておく」という手間をかけるしかありませんでした。ですがGenLeadなら、「現場の温度感」まで含んだ状態で、すぐにデータ化して使えるようになる。これは圧倒的なメリットです。「現場での使いやすさ」と「ストックできる情報の解像度の高さ」が両立していることが、GenLeadの大きな魅力ですね。星野:この「早さ」がGenLeadの最大の魅力ですね。読み取りやデータ整理などの作業待ちという時間が無く、すぐに営業活動を進められる点は何ものにも代え難いメリットだと思います。実際に、リード獲得からインサイドセールスが動き始めるまでの期間も平均4〜5営業日は早くなっており、私たちの業務にものすごく大きな変化をもたらしてくれた存在です。4.早くも成果に直結したGenLeadに見る「業務システムのあるべき姿」若野:「早さ」という点で1つ嬉しいトピックがあります。実は早速、1件受注が決まったんです。展示会に出展したのが3月で、2ヶ月弱(取材日:4月22日)で受注に至ったのは大変喜ばしい成果です。- それは弊社としても非常に嬉しいです!ちなみに以前、若野様から「撮影した名刺の写真もCSVに載せられるようにできないか?」とリクエストをいただき、機能に追加させて頂きました。これについてはその後のご活用状況はいかがでしょうか?若野:その節は本当にありがとうございました。当時の経緯を改めて説明しますと、従来「お客様へのメールが届かない」ということがあった場合、「OCRで読み取ったメールアドレスが間違っている」という可能性を考慮し、「実際の名刺の写真を確認する」というフローがありました。これが非常に面倒だったんです。そこで私としては、これをGenLead上で実現できたら便利だなと思ったんですよね。なので、「CSVでデータを吐き出す時に、最後の列に名刺写真も一緒に載せることってできませんか?」と、率直に相談してみたんです。そうしたら相談した翌週にはもう実装されていて、あまりのスピード感に「そんなに早く!?」と半信半疑で驚いたのを覚えています(笑)おかげでインサイドセールスが電話やメールをする直前に、ワンクリックで名刺画像による正誤確認ができるようになり、業務の効率化に繋がりました。星野:やはりGenLead最大の魅力は、圧倒的な業務効率なんですよね。展示会業務のことを徹底的に考え尽くしてくれているからこそ、使っていて便利だなと心から思えますし、実際に成果に直結するツールになっています。今後も単なる名刺管理ツールの域を超えた、営業の強力な武器になり得ると実感しています。そして私たちロゼッタのサービス開発の観点においても、GenLeadを使った経験は非常に大きな学びになりました。AIサービスを開発する者として、ユーザーの行動をどこまで細かく捉え、いかに設計に落とし込むか、その目線の鋭さをGenLeadから教わった気がしています。この経験を糧に、我々ロゼッタもさらにより良いサービス開発に邁進していきたいですね。使って便利であることはもちろん、現場の熱量を支えられるような、そんなサービスをこれからも追求していきたいと思います。星野様、若野様、ありがとうございました。早くも成果に繋げることができたロゼッタ様のように、展示会でのお悩みを解決したい企業様・ご担当者様のお役に立てるサービス開発をこれからも続けていこうと思います。(インタビュー:2026年4月22日)